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独断と偏見によるウィーンミュージカルコンサート2来日キャスト紹介 その4 Annemieke van Dam
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Annemiekeについてはなにを書いても、ツアー版見た時の感想にかなわないと思いましたので、そのまま貼り付けます。
なにより、エリザベートがすばらしい、さすがタイトルロール!!!直前に台本を読んでいったのですが、イメージしたままのエリザベート!かわいい、とにかくかわいい!あんなかわいい子が目の前にいたら絶対プロポーズする、私ならそうする!エリザベートは彼女が美しくなければ歴史が変わったんじゃないかと思うくらいかわいいくらいでちょうどだと思います。そういう意味で最初からばっちりエリザベートでした。そして子供なのです、いい意味で、そして悪い意味で、そして、それがエリザベートだと思えました。ちゃんと王妃になることを教えられていたヘレネと違って、何も知らずに王宮に来てしまったエリザベート。なにも知らず、ただ目の前に現れた素敵な人だったからプロポーズを受けてしまった。「あなたが皇帝でなければよかった」そういいながら結婚式のシーンから退場して行くエリザベートがまたかわいくてかわいくて、こんな花嫁さんがいるフランツがうらやましく・・・すみません、脱線しました。だから翌日、ゾフィーに自分を捨てて王妃になることを強いられてショックを受ける。フランツは味方になってくれない。誰も味方はなく、だから「自分」というものを必死で守ろうとする。人は、誰も大人になっていくに従って「自分」を周りに合わせて生きていく。それが当たり前で、そうしなくてはいけないと思う、そういう意味でエリザベートは王妃として失格です。でも、なにも分からず大人になる階段を上ることすらできず急に生きる世界が変わってしまったエリザベートはただがむしゃらに「自分」を守ろうとする。彼女の生き方は間違ってるけど、そうして自分であり続けようとした姿が、とても理解できる「Ich gehoer nur mir」でした。エリザベートは愚かだったと思います。自分のわがままで子供を殺してしまった(初めて気付いたのですが、ハンガリーに娘を連れていく時、まだ幼いから無理だとフランツに諭されてるんですね、でも、エリザベートは聞き入れない)。美しさを武器に自分の自由を手に入れる、でも、手に入れた息子は顧みない。美しさが武器だと思っていた、でも醜く年を取った。風のように自由に生きたいと思った、けれど石のように頑なな心になってしまった。幸せになるためにはある程度要領よく自分を周りに会わせるしかなくて、「自分にうそをついてまで?」とマックスに問いかける。それでも自分に忠実に生き抜いて「私の人生を問いかけても無駄なこと、だって私は私だけのもの!」と人生を駆け抜ける様は本当に爽快でした。エリザベートがなぜ魅力的か、なぜ愛されるのか分かるエリザベートでした。Mayaさんのエリザベートだとその美しさに見惚れ、その貫禄に息をのむという感じですが、Annemikeはそのかわいらしさに心奪われ、まるで恋をしているかのようなときめきを手に入れたような気分になりました。
いや、もう、ほんとかわいかったのです。見た目が美しいのは写真を見ればわかるのですが、なんというか、それだけではなかったのです。「恋に落ちたよう」という言葉が一番しっくりきます。今は少し落ち着きましたが、本当に見終わって一年間くらいはとりつかれてるような気分でした・・・。細かい欠点もあったのかもしれませんが、恋に落ちちゃったらそんなもの見えなくなりますよね・・・。そんなわけで、彼女については「かわいかった」以外感想がありません。
Kevinがクロロック役者である以上に、エリザベート女優さんです。セカンドさんから始まり、現在はウィーン公演のファースト。それ以外は三銃士のコンスタンセやジキル&ハイドのリザ(日本版でいうところのエマ)を演じています。若くて背が高くて声も高い、そんな女優さんです。(今回来日するドイツ語圏俳優さんたちの中では最年少)
Marjanの代わりに来日するのはうれしくもあり、残念でもありました。彼女をもう一度、しかも日本で見られることはうれしい限りですが、なにせエリザベートはMayaさん一人いれば十分。しかも、彼女はウィーンミュージカルに「エリザベート」以外出演してません。Mayaさんの「エリザベート」の曲が減るのは嫌だし、でも彼女の歌は聞きたいし・・・。そんななか、ひとつ聞きたいと思っているのはMarkとの「Wenn ich tanzen will(私が踊るとき)」!Mayaさんが相手だとMateですら「勝者エリザベート」と感じてしまうところがあったので、Markだとなおさらだと思っていたのです。AnnemiekeとMarkだったら年齢的にも実力的にもつり合っています。力の拮抗した「Wenn ich tanzen will」が聞けるといいなあと思っています(Mayaさんのお相手はThomasで聞きたいなあと7,8年言ってる)。そのほか、いったいなにを歌うかさっぱり見当がつきませんが、技術はある方なのでその点について不安はありません。どんな魅力を見せてくれるのか、楽しみです。
※参考資料 ・公式サイト ・Wikipedia ・facebook
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(2013/06/23(Sun) 22:59:45)
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独断と偏見によるウィーンミュージカルコンサート2来日キャスト紹介 その3 Mark Seibert
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今回の来日メンバーで、ドイツ語圏一番人気は誰かと聞かれたら、私はMark Seibertと答えます。根拠はドイツ語圏のミュージカル雑誌musicalsとDaCapoの読者人気投票。ここ数年、両方の上位常連である役者は、今回来日するメンバーのなかでは彼だけです。そして、ドイツでもウィーンでも活躍し、人気が高いのも彼だけだと思います(Mayaさん、Marjan、Lukasはウィーン寄りですし、Kevin、Yngveはドイツ寄り。Annemiekeはあまりにエリザベート役者すぎてちょっとコメントしづらい)。また、ドイツ語圏の若手俳優のなかで最も表舞台というか王道というか、華やかな道をまっすぐ行っているのが彼だと思います(Lukasは舞台の仕事を最近あまりしてないし、Patrickは地方劇場中心)。 ウィーンでの最初の長期公演出演はバーバレラというカルトミュージカルだったと思いますが(たしかあまりヒットしなかったはずですが、今見るとキャストが豪華すぎて見ておけばよかったと思います・・・)、彼の名を広めたのはなんといっても「ロミオとジュリエット」のティボルトでしょう。素肌の上に胸元を見せつけるように大きく前のあいた真っ赤なジャケットを着るというのは言うまでもなく役者を選ぶ出で立ちですが、それが大変魅力的だったのが忘れがたいです。ウィーン版のティボルトはジュリエットにとってよき兄と言った風情で、舞踏会の時ジュリエットと踊ろうとするパリスの前に立ちはだかり「彼女と踊りたければ俺の許可を取ってからにしろ」とでも言いたげな姿はどこかあたたかく、またジュリエットの小さな体に比べてたくましいその出で立ちが頼もしく見えたものです。(余談ですが、ウィーン版はティボルトが純粋にジュリエットを思っていましたし、ジュリエットもお兄さんとして(つまり恋愛対象外として)慕っていたので、恋人が兄のように大切な人を殺しその罪で追放され、自分はそのことを忘れるために明日全く別の人と結婚しろと言われたら、そりゃ正気を保つ方が難しいと思うのです) その後は「アイーダ」のラダメスを経てドイツ語圏初演の「ウィキッド」のフィエロ、「マニトーの靴」というドイツ映画をミュージカル化した作品の初演キャストなどをやっていました。 そして2011年にはついにドイツ語圏ツアー版「エリザベート」で「死」(トート)を演じます。そして昨年からは同じ役をウィーンで演じています。ファンとしてはティボルトを演じてから6年、久しぶりのウィーン公演でのロングランの登場に、なんともいいがたい感慨を感じております。 コンサートはソロコンサートと「ミュージカルテノールズ」という4人ユニットのものと両方パターンがあります(Patrickも参加)。舞台だけでなくそういったコンサート活動やCDも積極的に出している印象があります。若手でありながらミュージカル関係のCDがすでに3枚もでているのがうらやましい限りです。 声とまなざしはどこまでも甘く優しいけれど、背は高く体格もがっちりしているという、ちょっと珍しいタイプの役者さんだと思います。舞台写真で見てしまうとどうしてもあちら自身が「巨人の国」なので分かりづらいのですが、縦にも横にもかーなーり大きい人であり、それなのにどこか繊細・・・ちょっと違うな、小心者・・・これも違うな・・・どこか「弱さ」を感じるのが彼のおもしろさでないかと思っています。WMC2のプロモーションにあった「甘い歌声、ワイルドなマスク」は変な日本語ですが、あながち間違いではないと思っています(笑)。
最後に、2011年のツアー版の感想がありましたのではりつけてみます。 シンプルなロックテイストの現代的な衣装で、色は黒もしくは白。 エリザベートが「死」をどのように捉えたかでその衣装の色合いが違うとはっきりしていました。「別世界」という雰囲気は、別に幽玄的でなくてはならないと定められているわけではないとはっきりとわかりました。重厚な世界観では彼のロックで激しい雰囲気が完全に「異世界」を表していました。とても男性的で、高圧的で、セクシー。Markは体格がいいのでマッチョな感じがするかと思いましたが、意外とそんな感じはしませんでした。Mateのように熱いかと思ったら熱くもない、だからといって冷たくもない。温度を感じない、だからといってほかのキャラクターと同じところにいるわけではない。存在感もはっきりしていて、彼を見るのがティボルト以来だった身の上としては、こうしてしっかり主役クラスとして存在感を発揮してくれているのがとてもうれしい〜!「死」っていう役はこれもありなんだと思わされました。私のイメージする「死」ではありませんでしたが、確かにエリザベートにつきまとう「死」の空気だと思わされました。
※参考資料 ・公式サイト ・Wikipedia ・facebook
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(2013/06/15(Sat) 01:33:45)
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