聖ボニファティウスをご存知でしょうか? 私は某ミュージカルをきっかけに知ったのですが、8世紀ごろの宣教師です。 彼のエピソードの一つに、こんなのがあります。
ある民族が大きな木を「聖なる木」としていたそうです。 ボニファティウスは言いました。 「この木を切っても私に罰が当たらないのであれば、この木は聖なる木ではない」 そして、木を切り倒しました。 ボニファティウスが罰せられなかったため、そこの人たちはキリスト教に改宗しました。
倒れてしまった大イチョウのニュースを聞いて、この話をふっと思い出しました。 人の宗教を否定する気はさらさらありませんが、私はこのボニファティウスの物語を理解することは一生ないと思うし、それで良いと思っています。
せめて木の御霊が安らかであれと思う気持ち、御神木だからけが人が出なかったのだという気持ち、そういう気持ちを忘れたくないなと思うのです。
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