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  Kバレエ ラ・バヤデール(2014/03/20 ソワレ)

ニキヤ:浅川紫織
ソロル:遅沢佑介
ガムザッティ:井上とも美

オーチャードホール

 相変わらず仕事佳境につき途中参戦でした。1幕3場から。ですから感想は全体的なものでなくほぼ第一印象ですがご容赦ください。
 とにかく主演二人が素晴らしかった!個々では欠点があるのは分かるのですが、この二人の組み合わせで見ることができたのがなにより幸せでした。お互いへの信頼関係で成り立つ、まさに「バレエ」。流れるような動きも美しく、ひとつひとつのポーズも美しい。なにより遅沢さんが、浅川さんを引き立てるところに立ってるし、二人のシルエットが重なるようなところも多々あった。2幕のパドドゥは本当にこれを見るために来たのだと力いっぱい叫びたいレベルの素晴らしさ。求めるソロルと、何処か感情なく、しかしソロルの傍にとどまり続けない幽玄の存在であるニキヤ。そういう演技が綺麗に成り立っているのに、踊りとしても本当に美しい。ニキヤを求める刹那げなソロルの色香と、ニキヤの透明感。この二人らしい世界観で、本当に良かったです。
 井上さんのガムザッティはオディールのようでした。美しく気位高く、でも冷たさを隠そうともしない。オデットの優しさを偽る必要もないから、とても強く感じました。それでも黒曜石みたいでほんときれいだった。いつの間にか踊りも安定して驚きました。しっかりと軸が強いのに、力んでいる感じがないのはお見事。しかしイタリアンフェッテのあとにグランフェッテとか、鬼のような振り付け…。
 ソロルとガムザッティのパドドゥはなんとも言いがたい違和感…かな。それを感じたのがおもしろかった。踊っている最中で、ソロルがニキヤを思い出しているのが分かった。こういうところが分かるから、遅沢さんの演技が好きなのです(踊りについてはちょっと体力不足を感じてしまった)。
 ニキヤは赤い衣装が似合っているのに、芯が強そうなのに透明感があって美しい。裏切られたから、もう生きていきたくないという絶望感がひしひし伝わってくる。それでいてガムザッティの悪行を暴くシーンでは毅然とした強さがある。存在感があるのに透明で、儚く見えて強い。魅力的なニキヤでした。
 途中参戦で残念ながら大僧正様と苦行僧は明日以降にお預け。雰囲気は良かったので楽しみです。
 ちなみにラストはいろいろひっくり返ったのですが、個人的には納得がいきました。結構好きです(また後日ゆっくり語ります)。

Kバレエ
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(2014/03/22(Sat) 02:03:25)





  Kバレエ ラ・バヤデール(2014/03/21 ソワレ)

ニキヤ:日向智子
ソロル:池本祥真
ガムザッティ:浅野真由香
★★★★★
オーチャードホール

※熊川版のラストシーンネタバレがありますのでご注意ください。

 なんというか…予想外のバランスでした。予想以上に生々しく、驚かされました。こういう発見があるから深みにはまるのです…。
 まず感じたのは相変わらずの池本さんの技術の高さ。ポジションがいちいち綺麗ですし、ジャンプも高くて安定してる。ジュッテでの美しい後ろ足は何度見てもうっとりです。ソロで客席をわかせることができるのは哲也と彼くらいではないでしょうか。また、女性並みかそれ以上の柔軟性があるためか、1幕3場のガムザッティとのパドドゥが綺麗にはまる。サポートも丁寧で、ダンサーとしてとても安定してると感じました。
 池本さんがその安定した技術で客席をあたためてくれたためか、特別技術の高くない日向さんも引っ張られるかのように踊りやすそうに見えました。ちょっとアームスが硬いかなあと最初は思いましたが、途中から気にならなくなりました。技術的には安定感はありつつも驚くようなところはなく、踊りをリードしていたのは池本さんだったと思います。でもこの舞台を支配していたのは彼女でした。

 日向さんのニキヤは予想以上に生々しい女性でした。巫女でありながらも俗世に未練を残している感じ。神戸さんが巫女として幼い時から育てられたように思えたのに対し、日向さんはある程度成長してから寺院に売られた感じ。外の世界に憧れつつ、寺院の中でしか生きられないような物悲しさを感じました。ソロルのことを愛していたとは思うけど、それ以上に戦士という血なまぐさい、いわば俗っぽい男とまるで普通の女性のように恋ができることを喜んでいるようでした。狭い世界に閉じ込められている彼女にとって、ソロルは外の世界との唯一の接点のようにも思えました。
 一方のソロルはどこまでも好青年。出てきた瞬間から、バレエの主演を一通りこなせるのではないかと思うスマートさでした。彼の好青年ぶりが発揮されるのはガムザッティに出会ってから。そこにあったのは名誉欲などではなく一人の青年の純粋な一目惚れ。象に乗ってるシーンでも腹立たしさはなく、密やかな愛をはぐくむのもすばらしいかもしれないけど、突然白馬に乗った王子様が現れたらそりゃころっと落ちてしまうのも仕方ない…とごくごく自然に姫に例えてしまうほどの穏やかさでした。
 ガムザッティは気位が高く、甘やかされて育った故に底意地の悪さを最初から感じる女性でした。美しいけれど、どこかとげのようなものを感じる。世界が自分の味方だと信じて疑ってない女性。ソロルと出会って少し恥じらったりするけど、純粋さははにかみ笑いがかわいらしいソロルの方が上という奇妙なバランスでした。
 ガムザッティはニキヤが望むものすべてを持っているように感じました。みすぼらしい格好をしているけどニキヤもかつてはガムザッティのようにきらびやかな装束をまとっていたのではないかと思うほど。ガムザッティがニキヤに与えようとした腕輪や首飾りはニキヤがかつて持っていたものであり、彼女が確かに今も求めているものであり、そしてだからこそ、惜しげもなく与えようとする、その身分の差を誇示してみせるガムザッティの態度がニキヤのプライドを傷つけているように思えました。ソロルからの愛のほかに誇るものをなにも持っていないニキヤが、それすら偽りであるとガムザッティに言われたとき、よくしばらく持ちこたえたと思うほど、ニキヤの中にある感情は強いと思いました。ナイフでガムザッティを傷つけようとするのも当然。そしてまた、そのニキヤの芯の強さが、世界は自分のものであると疑ってないガムザッティのプライドを傷つけ、殺意すら抱くという流れがとても自然でした。
 ソロルの前で踊るニキヤは悲しみよりも「あなたも私を裏切るのね」という訴えをしているように思えました。まるでソロル以外も彼女を裏切ったかのように、ままならぬ人生にいらだちを感じているようにも見えました。花かごに蛇を仕込んだことを、おそらくガムザッティは父親から聞かされたのでしょう。人を殺すことに覚悟を決めたガムザッティは一際美しく、けれどどこか残忍に笑うようになった気がしました。ソロルが若干の罪悪感にさいなまれつつも渡した花かごを、ニキヤはどこか誇らしく受け取り、踊っていました。まるでその花がソロルの愛の証であり、まだ愛は死んでいないと思ったかのように。だからこそ花かごに蛇が仕込まれていたことの悲劇性が高まる。それはニキヤに対するソロルの決定的な裏切りではありましたが、ソロル自身の心はすでにガムザッティのもののように思えました。だからソロルはガムザッティと去り、ニキヤは死んでいく。まるで「こんな人生もううんざり」と嘆くかのように、自分から命を手放すように。
 ニキヤ亡き後も、ソロルの後悔はそこまで深くないように思いました。後悔というよりも「間違ったことをしたのだろうか」と自分のしたことを疑問に思っているかのように。だから阿片をすうのも、「この気持ちが少しでも楽になるのなら」という感じで、どこか好奇心もあるように思えました。遅沢、伊坂が、ニキヤを失い、その苦しみで生きていくことができず、阿片に救いを求め、そこに酩酊を、もしくは破滅を求めたのに比べると雰囲気が軽かった。だから夢の中でニキヤが現れたとき、それはソロルが求めたものでなく、ニキヤが望んだものに思えました。ニキヤを失った苦しみ故に阿片に逃げ、幻の中でニキヤを追ったのでなく、一時の気紛らわしのために阿片に触れ、夢うつつの中にいるソロルの魂をニキヤが捕らえたかのように。だから影の王国でもソロルはニキヤを探しているのではなく、幻の世界でさまよっているうちにニキヤに再会したように思えました。そして幻影の世界で、ソロルはニキヤへの愛情を思い出していく。踊りについては最初にも述べたように池本さんが引っ張っていましたが、ストーリーはニキヤが中心に思えました。浅川、神戸よりもずっとニキヤの執念を感じました。だから最後にソロルがニキヤを追っていったとき、それはソロルの意志から生じたものでなく、ニキヤがソロルを黄泉の世界へ連れ去ったように思えました。
 可憐な外見なのに執念を感じるニキヤでしたので、ガムザッティがソロルに触れたとき、蛇の姿となってニキヤがガムザッティに襲いかかったのは納得がいきました。それは神の意志や偶然ではなく、ニキヤの執念だと感じました。ラジャが蛇に触れようとしたとき寺院が崩壊したことさえ、自分を陥れた男へのニキヤの怒りのように思えました。だからこそ、逃げまどう人々がどうなったかわからない中で、ラジャだけははっきり死んだことがわかるという流れが、とても腑に落ちました。池本ソロルはニキヤを失ったことを心の傷として残しつつも、ガムザッティと幸せになっても不思議はないと思えました。そしてそれが腹立たしくないほど、穏やかで朗らかな人柄でした。ニキヤは彼女自身の事情があり、寺院の外にあこがれつつもそこから逃れられないように思えました。きっとソロルと結ばれることはなかったでしょう。それは一人の女の執念。陥れられた女は、愛する人の魂を得て、自分を陥れた人々を滅ぼした…そう感じながら、崩壊する寺院を眺めていました。
 しかし物語は続いていきます。人間の愚かさを吹き飛ばすような艶やかなブロンズ・アイドルの踊り。どこかのんきなその音楽が、人間の醜さを洗い去るような穏やかさを与えてくれました。人間の醜さを吹き飛ばし、残るのは人間の美しい感情だけ…。
 最後に勝ったのは「愛」だと思いました。ソロルはガムザッティを忘れ、ニキヤの元に行きました。現世ではきっと幸せになれなかったであろうニキヤは、死んで、けれどソロルを手に入れた。ラストシーンはソロルがニキヤを手に入れたのでなく、ニキヤがソロルを手に入れたように思えました。この物語の勝者は、間違いなくニキヤであり、彼女の執念でした。けれどブロンズアイドルがその執念を払い去り、ただ純粋な愛だけが残る、そんな物語でした。

 浅川&遅沢も神戸&伊坂もソロルの物語でした。けれど日向&池本は踊りでは池本さんが引っ張っていたにも関わらず、ニキヤの物語でした。ラ・バヤデールという物語はとにかくソロルが男のくずで、とにかくこのバカを一発殴らせろと思うのですが、観劇後、全くそれを感じませんでした。それは池本さんのソロルが計算高さを感じない、温かで穏やかな人柄だったということも要因の一つだと思います。しかしそれ以上に、ニキヤがソロルを求め、ニキヤなしで幸せになろうとしたソロルの運命を無理矢理ニキヤがねじ曲げて彼を得た物語だと思えたので、ニキヤの執念に感嘆することはあれ、ソロルの意志薄弱さをののしる気にはなれませんでした。また、これだけ「女の執念」という言葉を繰り返していますが、日向さんはニキヤとしても線が細く、雰囲気も穏やかで温かい。だからニキヤから女の醜さというのは感じなかったのが不思議でした。とても不思議なバランスで成り立っている物語でした。大変面白かったです。

 話の流れで書けませんでしたが、池本さんが不思議なくらい純情一直線に感じたように、キャシディさんの大僧正も純情だと感じました。外見からしてはっきりとある程度年齢を重ねていると分かるのに、ニキヤに対する思いは中年の執着心でも肉体的なものでもなく、まるで少年の初恋のような純情さでした。大僧正自身そんな思いを抱いたことがないことを示すように、自分の気持ちをどう表現したらいいのかわかっていないように見えました。そんないじらしいような戸惑いが、あの重厚な大僧正の内面に宿っているという言葉にすると不自然なバランスが、なんの問題もなく成立しているのがキャシディさんのバランス感覚のすごさだと感じました。ラジャにソロルのことを密告するのもその不器用さから来たものに感じられ、ソロルとガムザッティがくっつけばそれはそれでいいんじゃないかという突っ込みどころも感じませんでした。
 苦行層は酒匂さん。兼城さんにくらべて生身の人間らしさを感じました。兼城さんのほうが踊りは好みなのですが、彼のどこか人間離れした軽やかさよりも、もう少し生々しさを感じる酒匂さんのほうがこの物語には合っていた気がします。のびのび踊っていて、なによりでした。
 井澤さんのブロンズアイドルはのびのびと踊っていました。踊りの面としてはもうひとこらえというところがあったのですが、彼の持ち味かそれとも話の展開からか、どこかのんきな雰囲気の曲を含め、一陣の風が吹き抜けたかのように穏やかな気持ちになれました。ラストでたたずむ姿も、穏やかな神々しさがあって好きです。

 1幕2場で出てくるソロルの肖像画ですが、絶妙に熊川さんや遅沢さん、宮尾さんや伊坂さんに似ているようなでも似ていないようなという雰囲気で、よくできてると思いましたが、残念ながら池本さんだけはその流れから外れるかなあと思ってしまいました(苦笑)。
 相変わらず太鼓の踊りが楽しいです。パ・ダクシオンの女性はピンクよりも青のほうがお気に入り。2幕のヴァリエーションは若手が二人おりましたが、どちらも技術的には不安を感じつつも好きな踊りでした。
 ところでニコライさんのソロルの友人という立ち位置が微妙に分かりません。ストーリーを運ぶための潤滑油のような存在でいなくてはならないのはわかるのですが、ソロルの友人というよりラジャの友人の子供…くらいの距離感を感じています。

 まだ引き続き手元にチケットが残っております。別のキャストもまた、楽しみです。

Kバレエ
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(2014/03/22(Sat) 01:56:07)





  Kバレエ ラ・バヤデール(2014/03/21 マチネ)

ニキヤ:神戸里奈
ソロル:伊坂文月
ガムザッティ:中村春奈

オーチャードホール
★★★★☆

 今回はお仕事繁忙期最中につき、基本的に見られるのは1キャスト1回きりです。それが本当に残念です。
 神戸&伊坂組はイメージとしてはどちらかといえば子供っぽい感じ。「陽性」ともいえる暖かい雰囲気のする二人ですが、すごく良かったです。特に神戸さんが素晴らしかった!どうしても子供っぽさが残る方だと思ったのですが、いつの間にか透明感のある、美しい女性になっていました。踊りも本当に芯が強くなりつつも柔軟性が高く、なんでもこなせるダンサーになったと思わせてくれます。対する伊坂さんもくるみ割り王子の頃より風格が増してきてより男らしい雰囲気に。踊りには得手不得手があるのがわかってしまうのが難しいところですが、ちょっと大仰と思える演技の中に弱い人間であるという演技も確立していてとても良かった。なにより二人の相性が良かったのがうれしいところです。神戸さんはソロではいいのですが、この人、というパートナーがいなかったので(強いていうなら橋本さんだった)、雰囲気のぴったり合ったこの二人の組み合わせは驚くほどお似合いでした。伊坂さんが若干役を選ぶと思いますが、これからも見てみたい組み合わせです。

 昨日は途中参戦だったのでこれでようやく全編見ることができたのですが、よくできたおもしろい作品だけど、ほんっとうにソロルに腹が立って仕方ない(笑)。あれだけニキヤに愛を誓っておきながら、ころっとガムザッティとの結婚を約束するなんて!1幕3場で像の背中に乗って現れたときは、顔面に蹴りを入れたくなりました。ほんとどうしようもない・・・。
 伊坂さんのソロルは「弱い人間」だと感じました。それをはっきり感じたのは2幕だったのですが、ニキヤを失い、誰かに、なにかにすがらなければ生きていけない弱さを感じました。それを思うと、ガムザッティに傾いてしまったのも、彼の弱さ故かなあと思えないこともありません。
 神戸さんはどこか苦難にもじっと耐えるようなイメージがありました。でてきた瞬間から、どこか幸薄そうな雰囲気がある。どんなことがあろうとじっと耐えてきたような雰囲気があるから、ソロルからの愛を誇らしげに語り、ガムザッティに殺意すら抱く迫力には驚かされます。花かごの踊りで感じたのは絶望感よりも静かな悲しさ。花かごをソロルから受け取り、「それをあなたが望むなら、それがあなたの幸せなら」と思っているかのように静かにほほえみながら踊っている。けれど最後には耐えられなくなって悲しみに押しつぶしつぶされそうになる。蛇を仕込んだ犯人がガムザッティだと指摘するところも、「卑怯者!」と彼女に対して叫びつつも、そこにあったのは女としての執念でなく、彼女自身のまっすぐな心根のように思えました。

 昨日はストレートな悪女だと感じたガムザッティ。今日は彼女もソロルに運命を変えられた女性だと感じました。ダンサーの個性というのもあるでしょうが、なにより1幕2場で登場したとき、彼女が普通にかわいいお嬢さんに見えたというのがその原因だと思います。皆に愛され甘やかされていた少女。世界中が自分を甘やかし、愛し、自分はすべてを持っていて、幸せになることができると信じていた少女。こう書くと何となく高飛車なように思えますが、そんなことがなく、愛されてると信じている故にひねくれたところのない、朗らかな少女だと感じました。けれどソロルがニキヤを愛していると知り、少しずつ変わっていく。身分が低いのに誰もが認めざるを得ない美しさを持っており、また、ガムザッティの持つ富にかしずくこともない。今まですべて思いのままであったこと、そして嫉妬心がガムザッティを狂わせたように思えました。2場の幕が下りる頃には、登場時の朗らかな少女は面影もなくなっていました。女って恐ろしい。
 ガムザッティがソロルに運命を狂わされた女性になったために、若干「因果応報」という要素は薄くなったかなと思います。それでもなんとなくストーリーの結末に納得ができたのは、意志の弱い男ソロルが、ちゃんと「もうニキヤを離さない」と心を決めたからかなと思います。伊坂さんも神戸さんもどちらかといえばあくが強くてリアリティより物語の登場人物としての存在感を強く感じるのですが、不思議とちょうどいいバランスで神々しいまでに美しく存在するニキヤと、胸が痛くなるほど切ない思いで彼女を求めるソロル・・・という姿が、ラストシーンで成り立っていました。ソロルのしでかしたことを思うと、彼が幸せになることに納得は行かないところがありつつも、それでも美しくまとめられた話に不満はありませんでした。・・・でもやっぱりソロルは一回殴りたい・・・。

 キャシディさんの大僧正は絶妙な存在感。相変わらず場を支配する存在感を持っていながらも、だからこそニキヤへの愛の表現がどちらかといえば控えめで、強い存在感と押し殺したような愛情表現が、善人とはいいがたい彼の行動のすべてがどこかけなげに感じるほどでした。ラジャにソロルとニキヤのことを密告するシーンすら、悪意よりも彼の不器用な愛情表現と感じられました。
 兼城さんの苦行僧はびっくりのはまり役でした。重さを全く感じない軽やかな動きが本当にすごい。かなり細身でありながら長身で、軽やか。いままであまり大きな役をやってきていない方ですが、今の彼にぴったりの役だと思います。
 杉野さんは太鼓の踊りが本当に楽しそうだし、恵姐さんも本当にかっこ良くて素敵です。
 井田さんの指揮は相変わらず堅調。特に女性のソロの回転がいつもきれいに決まるので聞いていて心地いいです。
 本当にひっどい話だと思うのですが、引き続き楽しみです!

Kバレエ
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(2014/03/21(Fri) 16:19:03)





  Kバレエ春ツアー

Kバレエの春ツアーはロミオとジュリエットとのこと。

ジュリエット:ロベルタ・マルケス、荒井祐子、浅川紫織、神戸里奈
ロミオ:熊川哲也、宮尾俊太郎、遅沢佑介、池本祥真
マキューシオ:伊坂文月、福田昂平、石橋奨也、池本祥真、兼城将
ベンヴォーリオ:井澤諒、栗山廉、益子倭
ティボルト:遅沢佑介、杉野慧、ニコライ・ヴィユウジャーニン
ロザライン:山田蘭、浅野真由香、白石あゆ美
パリス:宮尾俊太郎、ニコライ・ヴィユウジャーニン、川村海生命


Kバレエ
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(2014/02/22(Sat) 00:40:12)





  Kバレエ昇格入団情報

年末年始に昇格情報はあるので今年もあるかと思っていましたら、早速ありました

【昇格】
Principal
浅川紫織

Soloist
浅野真由香

First Artist
杉野慧

【入団】
Artist
後藤彩乃
西成雅衣
鈴木まいか

なにより、浅川さんのプリンシパル昇格がうれしいです!
ジュニアソリストに昇格したときに喜んだくらい長いことファンをしているので、これは本当にうれしいです。
また、この間のマリー姫が本当にすばらしかったという記憶が新しいので、なおさらうれしいです。
遅沢さん共々、最近立っている姿ひとつにも風格がでてきたので、そろそろ昇格だと思ってはいました。
もう何度も言っていますが、あとはラバヤデールが怪我なく無事に終わることを祈るのみです。

浅野さんはようやくという気がします。
なにがきっかけかはいまいちぴんときませんが、彼女がソリストになることに違和感はないです。

杉野さんは絶対に今回年末昇格あると思っておりましたので、ひとりで喜んでおります。
ドロッセルマイヤーがとてもよかったのですがそれを証明する手だてがなく、本当に自分の感性が正しいか疑問に思っておりましたが、ほら、やっぱり良かったじゃんとようやく安心できました(笑)。
他に類をみない役の付き方をしておりますのでこのあとどうなるか分かりませんが、いろいろやっていただきたいです。


Kバレエ
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(2014/01/06(Mon) 00:00:00)




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