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  Kバレエ ドン・キホーテ(2016/03/12 ソワレ)

キトリ:中村祥子
バジル:宮尾俊太郎
メルセデス:小林美奈
エスパーダ:杉野慧
ドン・キホーテ:スチュアート・キャシディ
ガマーシュ:石橋奨也
サンチョ・パンサ:酒匂麗

Bunkamura オーチャードホール
★★★★

 マチネに引き続きのソワレです。観劇メモにろくなこと書いた記憶がなかったのですが、実際読んでみたらろくなこと書いてなかったので、2ヶ月以上たった上での覚え書きです。
 主演の祥子さんと宮尾さん、さすが何度もペアを組んでいるため、とても急拵えとは思えません。長身美男美女のカップルということで、雰囲気も明るく、宮尾さんの技術については「いやあ、ずいぶんうまくなったなあ」というファン目線になってしまいますが、祥子さんが中心にいて全体を引っ張っていってくれるので問題なし。さすがだと思える公演でした。
 基本的にファーストキャストだと思える公演で、マチネでいまいち物足りなかった夢のシーンも不思議と空気が引き締まった感じがしました。花売り娘たちもマチネでも十分にかわいいと思っていましたが、春奈さんと井上さんはさすがとしか言いようがない安定感。二人それぞれかわいいし、踊りもしっかりしてるし、二人で踊ると息ぴったりだしで見ほれました。闘牛士の中で井澤さんと池本さんは本当にさすがとしか言いようのない美しい動き。でも見たいのこれじゃない、王子が見たい…。
 基本的にファーストキャストだと思ったのですが、多分バランスの関係でファーストキャストはマチネの井澤さんだと思えたガマーシュ。ほんのちょっとしたところでやはり井澤さんのガマーシュってうまかったんだなあと思えましたが、石橋さんは石橋さんでタイプの違うガマーシュでした。若干鼻につく感じのお金持ち、でも腹が立つことはなく、キモカワイイという感じで楽しく見ることができました。春奈さん花売り娘と大変ずさんに踊ってるところとか、楽しかった。ちょっと品があるところもぴったりで、最終的にはこれはこれで良いなあと思えたガマーシュでした。
 細かいところだと吉岡さんはやっぱり可愛かったり、こそっと応援してる宇多さんが街の女性たちの中にいてやはりきりっと美しかったり、山本さんが踊らない役にいて心配だったり、そんな感じで。
 そんなわけで当初の予定通りガマーシュと兼城さんに全部もってかれた公演でありました。

(ところで、前回の祥子さんと宮尾さんの公演、夢のシーンでキトリがグランパディシャで出てくるだけで拍手が起こったのですが、あの高揚感ってなんだったんだろう…)

Kバレエ
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(2016/05/28(Sat) 00:24:41)





  Kバレエ ドン・キホーテ(2016/03/12 マチネ)

キトリ:白石あゆ美
バジル:伊坂文月
メルセデス:浅野真由香
エスパーダ:堀内將平
ドン・キホーテ:スチュアート・キャシディ
ガマーシュ:井澤諒
サンチョ・パンサ:酒匂麗
Bunkamura オーチャードホール
★★★★

 年明けてから1回目のKバレエの公演です。今回、仕事とか私用とかでこの日一日しか行けなかったのが大変残念です(本来はこの日も仕事入ってきたけど却下したという事実)。
 幕が開いて、さあ主演が出てくるまで兼城さんを捜そうかと思えば、なんか益子さんがいたずらしてるし、石橋さんがうろうろしてるし、修道士の格好をした池本さんが彼らしいいつもの穏やかな顔でお祈りしてるし、栗山さんっぽい人がいるし、なんか目が泳いで仕方ありませんでした。忘れてた、この作品、始終人がいるから見るとこだらけで大変なんだ・・・。どこ見たらいいのかわからないとくるくる目を回しながら、作品の楽しい空気を味わっていました(というか闘牛士たちが最初のシーンにいるとは知りませんでした、びっくりです)(ちなみに兼城さんは舞台下手側、2階部分にいて降りてきていました)。
 常に目が泳いでる状態でしたが、ちゃんと舞台の中心にいた主演の白石さんと伊坂さん。まさに「ドンキホーテ」という作品らしい軽さと華やかさ。特徴的だったのが1幕の終わり、駆け落ちのシーンがぜんぜん駆け落ちに見えない。いたずらっ子のように笑うキトリなんて、ちょっとした婚前旅行くらいにしか思ってないようにしか見えない。二人っきりで泊まりがけの旅行楽しいねーという感じが、そのあとの狂言自殺にもつながる、コメディにぴったり、なんとも軽やかでかわいらしいカップルでした。お互いが本当に好き合っている雰囲気もぴったり。ちょっとやきもちを焼かせてみたり、相手を困らせてみたり、そのひとつひとつがお互いのことをわかってるなあと感じさせます。
 それにしても白石さんのキトリのキュートなこと!技術的にお見事という感じではありませんでしたが(というか、1幕軸がぐらついてちょっと見ていて不安に)、その姿がいちいちキュート。笑顔が本当に印象的。柔軟性を感じさせる軽やかな踊りも大変キュート。みんなに愛されていることがわかる、かわいらしいキトリでした。
 伊坂さんの踊りははじけて少しはみ出している感じ、それがこの作品の派手な空気にあってるなあと思いましたが、2幕以降のほうが華やかさと技術のバランスが整っていた気がします。すっと軸の通ったピルエットのきれいなこと!話が進むにつれて軽さがありつつも軽すぎない、ちょうどいいバランスになっていった気がします。
 キトリがとにかくかわいいのと、バジルが脳天気な感じだけどはじけてて、とてもバランスがよい公演でした。技術的にぱーんと派手で、お祭りみたいに盛り上がる感じではありませんでしたが、みんなにこにこ楽しそうで、その空気に巻き込まれてこちらも楽しい気分になりました。ちなみに、片手リフトも別にそんなにも求めていないのですが、二人とも息がぴったり、危なげなく長時間の制止を見ることができました、さすがお見事としか言いようがありません。
 お目当ての一人のびっくりキャスト井澤ガマーシュ。これが本当にかわいい!ガマーシュって若干お金持ちを鼻にかけているイメージがあったのですが、そういうところを感じない、本当にかわいいだけのガマーシュ。すっとんきょうなことをしているのに不思議なくらい違和感がなく、ただただかわいい。なんと言ったらいいのか、おかしなことをしている変な人というより、ただただかわいいだけの生き物。キトリへのアピールも楽しかったし、酒場のシーンのどたばた劇は最っ高に楽しかったです(バジル狂言自殺後にバジルが足を動かしたことを賢明に訴えたり、もう一度刺してみようとするいつもの動きがいちいちかわいい)。相変わらず白タイツの似合う美しい足で、マネージュとかふつうに飛んでほしいと思ってしまうところもありましたが、大変かわいいガマーシュでした。
 メルセデスは姉御肌の切れ味さっぱり浅野さん。明るい感じだけど姉御肌のメルセデスで大変かっこよかったです。しかしなにより魅力的だったのが堀内エスパーダとのやりとり。堀内エスパーダはどちらかというと渋めの色男でいろいろ女の子にちょっかいを出してるのですが、最終的に感じるのがメルセデスを包み込むような愛情。花形闘牛士として決めるときは決めてるのですが、姉御肌のメルセデスすら包み込んじゃえるような器の大きさが印象的でした。年齢的にもメルセデスの方が姉さんに見えたりエスパーダに年上の余裕を感じたり、そういうのが「大人の恋人同士」という感じで、みずみずしいキトリバジルカップルといい感じで雰囲気が異なっていてバランスがよかったです。
 ちなみに堀内さんはジプシーのシーンでも親分として活躍。若いはずなのに、真ん中にどーんと立ってると頼もしさを感じるのでこの役はぴったり。ジプシー女の蘭さんも色っぽく、彼女をはべらす姿も堂に入っており、短いシーンですが大変見応えがありました。ところでジプシーのシーン、前回なかったバジルの踊りが復活していてうれしかったです。意気投合してひょうひょうと踊るバジル、軽やかに飛び跳ねる伊坂バジルを見ながら、このシーンが復活してよかったとしみじみ思いました。
 ドンキホーテは鉄板キャシディさん。このすっとんきょうな作品の中でもとぼけた役ですが、、不思議なことに彼がすっとんきょうな役をしっかり人間味のあるように演じてくれたせいか、彼がいることによって物語が変に浮き足立ったものになっていない気がしました。彼自身は別になにか変なことをしているつもりはない、ただ自分が信じるままに生きているだけ。それが感じられて、どのシーンがどうという感じでなく、とにかくそこにいてくれてよかったと思える存在感でした(狂言自殺をするバジルを見守るときの何事にもうろたえないところがすてき)。
 ロレンツォはお久しぶりニコライさん。相変わらずのイケメン無駄遣いですが、こちらはすっとんきょうな役で愛嬌もあり魅力的。マスコットのようにかわいいサンチョは酒匂さん。ぺたりとおしりをついて座るところがかわいいし、ゴムボールのようによくはねるはねる。ドンキホーテとは主人と従者というよりはどこか老人と孫といった感じ。サンチョがドンキホーテを慕っているのはもちろん、ドンキホーテがサンチョを見守っている感じの暖かさが素敵。この三人は公演日程中固定でした。派手なシーンはそんなにありませんが、舞台上で細々おもしろいことをやってくれるのでずっと見ていたかったです。
 全体としては森のシーンが若干雑なのが気になりました。どこがどうというのではないのですが、なんとなく足の動きや手の動きが荒っぽいと感じました。白鳥の時なんかは感じなかったので不思議です。
 さて、闘牛士とクラシカル・ジェンツ固定だった池本さん。まあそこしかいるところないよなあと思いつつ、もっと踊りが見たいなあと思いつつ見ておりました。相変わらず良くも悪くも別世界。本当にラインそのものがきれいで、なんでもない動き一つひとつがきれいで見ほれてました。バレエって曲線の美しさだなあと思うライン。栗山闘牛士と闘牛のまねごとをして牛の動きをするところがささやかですが本当に美しかったです。本当に、反った背中が描き出すラインそのものが美しい。ジュッテ飛んでいてもひとり足の角度が違ったり、いろいろさすが。クラシカルジェンツも結婚式にふさわしい明るい雰囲気に的確な踊り、楚々とした雰囲気と、なんでもない動き一つ一つ見ほれてました。・・・まあそんなところが「・・・バジルじゃないよなあ・・・」と思わせる原因でもあったのですが。踊りがうまいことは誰が見ても明らかなことなので、彼の個性を生かせる作品と役があると良いなあと願っております(ブルーバード程度じゃもう物足りない)。
 兼城さんは目立つところでは最初にタンバリンを持ってキトリと戯れるように踊ってるシーンが一番大きな役だったかなあ。軽やかに楽しそうに踊っているので見ていて心地よかったです。脇でいろいろ楽しそうにしていたので見ていて飽きませんでしたが、ジプシーにいなかったのはちょっと残念でした。相変わらずのいい笑顔、相変わらずの軽い踊りでした。柔軟性がアホみたいに高い方なので、それが生かせる役に出会ってほしいなあ・・・。
 花売り娘は美奈さんと矢内さん。美奈さんは相変わらず若干おとなしめですが、的確な踊り。矢内さんは背も高く、ジャンプも軽やかで静か。腕が堅いのが若干気になりましたが、たしかに抜擢したくなる雰囲気はありました。白鳥が楽しみです。
 石橋さんの闘牛士はまた渋い感じで魅力的(クラシカルジェンツ見たかったなあ)。踊りでいったら池本さんとは比較にならないのですが(失礼)、なんか不思議としっくりきます。前日エスパーダをやっていた西口さん、雰囲気がどう変わったか楽しみにしていたのですが、どちらかというとお疲れが見えてしまって残念でした。

 個人的ラストのお楽しみ、ラストシーンのエスパーダ。バジルが嬉々として床屋仕事をしている姿を横目に、舞台下手のエスパーダを見るのが好き。一番多いパターンとしてはエスパーダが配下の闘牛士に闘牛士の動きを教えているのですが、今回もそのパターン。大仰なまでに闘牛士ポーズを取る石橋闘牛士とさらにダイナミックに動くエスパーダ。なかなかかっこいい姿でした。

 派手ではないけど堅実におもしろいドンキホーテでした。どうやらシネマではこの公演が上演されるようでとても楽しみです。

Kバレエ
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(2016/05/14(Sat) 02:21:34)





  Kバレエ くるみ割り人形(2015/12/22)

マリー姫:浅川紫織
くるみ割り人形/王子:遅沢佑介
ドロッセルマイヤー:スチュアート・キャシディ
クララ:荒蒔礼子
雪の王:益子倭
雪の女王:中村春奈
★★★★☆
赤坂ACTシアター

(12月23日くらいに書いたものを3月10日に加筆)
 楽しい公演でした。バレエはこれが今年最後の観劇になるのですが、これが最後で本当によかったと思える幸せな公演でした。
 私は浅川さんが好きで遅沢さんが好きで二人の主演が好きで、ずっと言っているとおりですが、まあ二人がいればいいのですが外れの公演もなきにしもあらずだったりするのでふたを開けるまでどうなるか分からない・・・ということもあり(と言うか去年のくるみ1回目はいまいちだった)どうしてもそわそわしてしまうのですが、いい公演でした。なんと言ったらいいのか、とてもふわふわ軽い公演。グランパドドゥ、前回はどこか厳かさがあり、それが「結婚式」にふさわしい雰囲気だと思いました。「ようやくここまでたどり着けた」、そんな感じでした。今日はどちらかというと「今二人でいられることがうれしい」というただそれだけ。「二人で一緒に今そこにいて踊っていることが幸せでたまらない」そんなマリー姫と王子の踊りを見て、こちらも巻き込まれるように幸せになるよう。なんと表現をしたらいいのか・・・一つ一つの動きがとても軽やかで、音を転がして歌うかのような踊り。軽いけど地に足が着いてない感じでもない。二人とも長身なのに遅沢さんのジャンプも軽いし浅川さんも羽のようにふんわりリフトされる。綿菓子のようにふわふわ軽いのに、踊りはしっかりしているし、相応の華やかさもある。この二人って若干シリアスな空気を引きずるタイプだと思うのですが、それを感じない、不思議な温かさのある踊りでした。最近前方席に座ってばかりいるから思うのかもしれませんが、この二人の視線のかわしかたがとても好き。王子の見守るまなざしと、マリー姫の王子を見上げるまなざし。ここぞというタイミングと言うより、踊ってる最中でも相手がそこにいるのをなんとはなしに確認してほほえんでいる、そのちょっとした姿がちゃんと姫と王子の仕草に見えて、それが全体的な幸福感につながっていたのかなあと思います。
 遅沢さんの王子はもう何回目だよという感じで見ておりますが、最初にマリー姫を抱えているときの「ああ、彼女は生きている」という痛々しいまでの安堵、目覚めさせる手の動きの温かさ、目覚めたマリー姫を見守るまなざし、そして彼女が自分に気づいてくれたときの、そして彼女を抱きしめたときの喜び。それが本当に温かくて温かくて、何度見てもそれを見るために劇場に足を運びたくなります。
 グランパドドゥ、手の角度、足の角度がそろってるのはもちろんそうなのですが、何というか、体の重さがそろってるというか・・・うまく言えないのですが、存在感というか、そういうのがそろっていた気がします。その二人でワンセットという雰囲気がとても美しくって、良いなあと思っておりました。
 フィナーレのあとで王子によりそうマリー姫の姿が本当に美しかった。なんて幸せそうにほほえむんでしょう。前回は物語の終わりを感じさせるもの悲しさが少しありましたが、今回はそれがなく、王子に寄り添う姫というよくある構図の、ただそれだけの幸福感いっぱいの雰囲気に見ほれてました。
 最後、細かいところですがマリー姫のクララへのキスはとても軽くどこか祝福するようにだったということと、王子のクララへの別れが寂しげであったこと、そしてそのことに対してマリー姫は王子ほどの思い入れがない・・・と言ったらいいのかな、クララと特別別れ難いのが王子だけというのが、なんか好きでした。なんとなくその対応の違いが、王子はクララと冒険をしたのだと思わせてくれました。

 そのほかのこと。
 荒薪さんのクララは本当に鉄壁。かわいらしく表情豊か。パーティのシーンで細かいネタを拾うのに一生懸命でストーリーを忘れかけていたのですが、深夜のネズミとのやりとり、そして決意を見ているうちにこの舞台が誰の物語を思い出しました。
 ところで、ネズミさんのうち一匹がまた必要以上にうまかったです。前回はとにかく飛ぶはねるが美しかったのですが、今回はやたらネズミっぽい。確かにKのネズミは着ぐるみですのですごくネズミっぽいのは事実なのですがそれにしたってこんなにネズミっぽいネズミは珍しいと感じる、芝居心のあるネズミでした。

 花のワルツはくると思っていた一部の隙もない、ザ・花のワルツ。池本さんの踊りはほんっとうに見事です。今回は王子1回のみで寂しい思いをしていたので、存分に見ほれました・・・と言いたいところですが、隣にいる美奈さんと石橋さんも気になる。石橋さんはそこまで花のワルツタイプではないと思うのですが、美奈さんは雰囲気といい美しい動きといい、まさに花のワルツ。その隣にいると石橋さんも花のワルツらしいいい笑顔に見えてくるのが不思議です。技術的には、特に池本さんのとなりに並んでしまうと、まあ、うんという感じではあるのですが、やはり美奈さんと石橋さんが並んだときの雰囲気は好きです。井上さんの踊りも相変わらず華やかで安定している。高い技術と安心感のある井上池本ペアと、技術的にはいろいろありますがみずみずしさが魅力の小林石橋ペア。目が足りませんでした(というかこの組み合わせもっと見たかった)(姫と王子を見るのに忙しかった)。

 最後にパーティの雑雑したこと。
 辻坂元和田、篠宮盧、石橋兼城、伊坂西成、山田堀内井平(?)(敬称略)、杉野さんだけ家族不明。多分こんな感じの組み合わせだったのではないかなあと思います(顔で見分けてるので間違ってたらごめんなさい)。夫婦関係は男女で踊ってるシーンで分かるのですが、親子関係はいまいち謎です(主に帰りのシーンで見分けてはいますが)(石橋兼城親子については兼城さんをずっと見ていたときのなんとなくの感覚)。
 兼城少年は相変わらずいい感じでクソガキでした。ちなみに石橋さんと親子だと思った理由は2回ほどやんちゃをしすぎていた頭をぽこられていた(1回はいい音した)というのと、大人たちが踊っているときに後ろの方で石橋紳士の方をうれしそうに見たり手を振ったりしていたからです(おしゃべりのお相手・篠宮紳士)(そんなところばかり見ているからメインの話を忘れる)。そのほか、人形をもらう辺りで列に並ぶとき本田少年と喧嘩して石橋紳士にたたかれておりました。泣き真似していたら兵士人形もらい損ねそうになり和田少年に教えてもらってたり、その後の敬礼の手を間違えてフリッツに直されてたり、わりとどんくさかわいかったです。ドロッセルマイヤーが人形を出す辺りで大騒ぎしすぎてまた石橋紳士にたたかれてました。石橋紳士が珍しく謝っていたのが印象的。兼城少年と和田少年は気が付くと喧嘩しておりました。ちなみに地べたに座っている兼城少年、その姿勢は意外と柔軟性のある人じゃないとできませんよ?
 篠宮紳士がケーキ食べてたり、堀内酔っぱらいが人形の頭の上に人形逆立ちさせて乗せてみたり、酒臭いのか飯田少女にいやがられてたり。本当にこねた拾うの、楽しかったです。

 翌日からミュージカル方面でばたばたしていたので尻切れトンボですがこんな感じで。楽しかったです。

Kバレエ
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(2016/03/10(Thu) 23:16:32)





  2015年まとめ

今年も一年お世話になりました!
仕事は職場的にはいろいろありましたが私的には大変平穏で、やはり仕事は人間関係だなあとにこにこしながら日々過ごしておりました(上司が替わって天国になった)。
引っ越しも無事終わり、趣味のバレエも楽しく、観劇であちこちに飛び回り・・・と相変わらず遊び人生活を満喫しております。
そんなこんなで今年のまとめ。

観劇総数は48回でした。
Kバレエ 25回
欧州関係遠征 11回
来日バレエ 5回
来日コンサート 5回
国内そのほか 2回

Kバレエにはユース、青島コンサート含む、スクールパフォーマンスふくまずです。
来日コンサートは全部F&Fです。

観劇総数を減らしたいというのはありつつもKバレエは減らせないという思いのままに生きたらこうなりました。
偏りすぎ。
ただ、欧州遠征時は結構幅広くいろんなものを見ているので割と「いろんなものを見た」感覚が強いのが良いのか悪いのか。
国内そのほかの一つであるデスノートが完全新作だったり、ザルツブルクで見た地方劇場のしっかりしたオーケストラのサウンドオブミュージック、ケルンアリーナのコルピングの夢、ウィーンらしい斬新な新演出のモーツァルト!と、「珍しいおもしろいものを見た!」という刺激が強かったので、国内がKバレエに偏りまくっていてもあんまり気にならないんですよねえ。
困ったものです。

今年はエリザベートを追いかけて上海上陸、友人と観劇なしの台湾、観劇ざんまいの欧州旅行、全て女二人旅(上海は観劇仲間ではなかったのでそこは別行動でしたが)というおもしろいことが起こりました。
人生長いこと生きてるといろんなことが起こりますねえ。

おもしろかった舞台というと、Kバレエはとにかく「海賊」。
全体のバランスがよくって、ああKバレエらしいなと思えた白石さん宮尾さんそれから福田さんの公演。
もう何回見たか分からないのに新しい解釈を提示してくれた遅沢さんニーナさん、それから井澤さんの公演。
特に井澤さんはKバレエの「アリ」という役を初めてあらすじ通りに演じてくれたと思います。
がらりと雰囲気が変わったので、王子王子していない役でできれば見たいのですが、それがしばらくかなわなそうなのが残念です。
白石さんと宮尾さんは「白鳥の湖」がまた本当に素晴らしかったです。
宮尾さんは踊りの面ではありゃりゃなところが多いのですが、白石さんと踊っているとそれが気にならないという不思議なところがあります。
白石さんはまだ若干存在感が薄く、その割に色気が強すぎるところがあると思いますが、宮尾さんといるとちゃんと存在感があってふわふわしたお姫様に見えるのが本当に不思議です。
見る度にこの二人はいいと思えたので、また見ることができることを祈っています。

欧州遠征については、私の残念な耳でも違いが分かるほど音楽的に恵まれた旅行ではありました。
どれがどれ・・・と突出してあげられないのが残念ですが、絶対来日してくれないウィーンオペラ座のドンキホーテのエレガントだけれどバレエ団の踊りにぴったり合ったオーケストラ、大好きなハープ付き演奏だったサウンドオブミュージック、電子音のかっこよさを作品に織り込むという音の使い方がさすがだと思わせてくれたモーツァルト!、それから生演奏になるとスコアがいまいちでも5割り増しくらいに聞こえることを教えてこれたコルピングの夢と、いろいろ見られて楽しかったです。

来年はとりあえず年初に繁忙期に突入するので、また「みんな死ねばいい」というテンションでまあなんとか乗り切りたいと思います。
Kのドンキのころがちょうど仕事のスケジュール的に「うまくいってれば休める、うまくいってなかったら知らない」というターニングポイントなので、そのころには人間らしい暮らしに戻ってると良いなあ。
趣味のバレエは相変わらず細々と言ってはいけないんじゃないかレベルで楽しんでます。
今年は多分異動があるので4月以降どうしてるか分かりませんが、まあそこそこ、バレエやりつつドイツ語片手に遊び回れたらいいなあと思います。
時間があったら夏か秋にまたドイツに行きたいのですが、どうなるかは謎です。
まあ、いつも通り成り行き任せでやってればなんかうまく行くだろうなあと思っております。

それではみなさまもよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。

(今年の積み残し、F&F感想、浅川栗山白鳥感想、浅川遅沢くるみ感想)


年間観劇記録まとめ
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(2015/12/31(Thu) 21:57:01)





  Thomas Borchert(トーマス・ボルヒャート)とSabrina Weckerlin(サブリナ・ヴェッカリン)個人的おすすめCD

忘れもしない3月の発表から楽しみにしていたフランク&フレンズも終わってしまいました。
公演自体が楽しかったのはもちろんですが、いろんな人にお会いできたことや、公演を楽しみにするまでの時間もとても楽しいものでした。

ちょっとまだ幸せでふわふわした気分なのですが、その勢いのまま、走り書きになってしまいますが、ThomasとSabrinaの声をもっと聴きたい!という方のためのCDを並べてみます。
リンク先は普段私が利用しているドイツのミュージカルショップSound of Musicになります。
一応日本語でもお買い物できるようです。

○Thomas&Sabrina
アーサー王
 アーサー王の物語。
 ThomasもSabrinaも出演してるしワイルドホーンだし、言葉が分からなくっても聞き流してるだけで楽しいCDです。
 正直、公演自体もコンサートの割にはストーリーあったねくらいのものなので、ストーリーの全容を知らなくっても聞いていて十分楽しめると思います。
 お気に入り。
 二人が出演してるものとしてはNext to Normalもありますが、こちらはストーリーがしっかりしすぎてるので、作品を知らない人にお勧めしていいのか少し迷うところです。

Thomas
CDがけっこうたくさんあって迷うのですが…。
If I Sing
 ソロCD。
 彼が演じたことのある役から一曲ずつ入っている…という感じです。
 原語にこだわってるため英語中心なのが残念ですが、演じたことのある役ということで歌い慣れている感じが素敵。
 ミュージカルCDとしても大変魅力的で、Thomasファンには持っていていただきたいCD。
 ソロCDとしてはStrictly Musical Liveがライブ録音でとてものびのびしていて好きなのですが、音響が悪いのが残念です。
 
Frank Wildhorn & Friends
 大阪でも東京でも開演前等に流れていたのに会場で売ってなかったのがむしろ謎なCD。
 ウィーンのF&FのライブCDで墓の中に入れたいくらいにはお気に入りのCD。
 全部英語。
・Tanz der Vampireとモンテクリスト伯
 Thomasの代表作はTdVのクロロックだと思いますし、モンテクリストは彼のための作品なので、作品のCDを買うとしたらこのふたつかなと。
 TdVは全曲入ってる公演版とノリノリで楽しいコンサート版があります。
 モンテクリスト伯はキャストのやたら豪華な英語版と公演時のキャストのドイツ語版があります。
 どっちがおすすめかと聞かれたら、気分次第で聞き分けてるので両方お勧めという役に立たない回答を返します(ファンですので)。

Sabrina
女教皇
 ドイツオリジナル作品。
 輸入されている作品と比べると曲がいまいち単調ですが、彼女のための作品。
 主演なので彼女のいろんな側面を聞けるのが楽しいです。

コルピングの夢(DVD)
 上記と同じプロダクションの作品。
 残念ながら主演ではありませんので登場時間は長くありません。
 どちらかというと「脇で主演を支える」役。
 再生方式が違うのでテレビでは見れませんが、PCでは再生可能です。
 正直作品としてお勧めしづらいところもあるのですが、歌だけでなくちょっとした心の機微を演じるSabrinaが見られるので、そこだけでも見ていただきたいなあと思ってしまうのです。

とりあえず走り書きですが、いま思いつく限りということで。
最近発売されたMozart!ムーランルージュはこれから買います。


欧州大陸側来日
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(2015/12/28(Mon) 00:54:21)




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とんぼのせなか管理人ゆずの 舞台にまつわるあれこれのことやらその他いろいろが書き散らしてあるブログです。 「役者殺すに刃物はいらぬ、うまいうまいと褒めればよい」という言葉を胸にあちこちの劇場を飛び回り中。
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