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  Jekyll&Hyde in Hagen(2011/07/03)1幕

 ご存じの通り、J&Hはプロイダクションによって演出も、選曲も異なります。それがおもしろいところであると思っているので、一体どうなっているのかわくわくそわそわ行きました。そんな私を待っていたのは、J&H史に残してもいいんじゃないかと思うほどのとんでも演出でした。みんな〜、これ見ようよ〜、私と一緒に「ありえない!!!」と叫ぼうよ〜!

 場所はドイツのエッセンから電車で30分くらい。ガイドブックに載っているのっていない以前の普通の街です。特にこの街の劇場の舞台が評判が高いわけでも、話題のキャストが出るわけでもありません。ただ、私の動ける日程でJ&Hが見られるのがここだけだったので行ったまでです。

 まず、この演出は現代版です。みなさまスーツだったり白衣だったり、現代的な衣装を着ています。また、劇場が劇場なので皆様ミュージカルというよりオペラ的な歌唱です。ちゃんとミュージカルっぽい人も少しはいますが、アンサンブルはオペラだなという声でした。セットはちょっとモダンな感じのする病院。真ん中にある水槽が印象的なスタイリッシュな固定セットで、ここから場面移動はありません。この演出の特徴、この3点については特に不満もありませんし、これはこれでおもしろいと思っています。オペラ的な歌唱についても、「ドイツの町の劇場」みたいなところであればそうだろうと思っていたので納得済み。場面転換がない点についてはもう少し工夫してほしいかなと思いましたが、工夫すれば乗り切れるかなという範囲でした。だからちょっと期待してたんですが、ふたを開けたらとんでもないものが出てきたんですけどね(笑)。

 音楽についてはさすがでした。ミュージカルならもう少しキレがほしいかなと思うところもありましたが、歌手にぴったり合っていましたし、聞かせるところはちゃんと聞かせてくれる、ワイルドホーンにぴったりの重厚な音!教会の鐘の音を思わせる前奏のあと、病院と思わせる場所で電話が鳴ります。出てきたのは黒い服に白衣をまとったパンチパーマの男・・・え、ジキル?絶えずポケットに手を突っ込んでいるため、若干感じの悪い先生です。このころはジキルはどういうタイプなのかつかもうとしていましたが、今となってはそんなことどうでもいい(笑)。最初の父上の話は電話で行われます。これが意外とぴったりと来る。最初の曲は「Ich muss erfahr'n」。訳がウィーン版と違ってちょっと戸惑いました。でも、この曲はとても好き。
 続いて「Fassade」。場面転換がないので、同じ場面にいろんな人が集まってきます。最初はリザとジキルの婚約パーティーかと思ったのですが、パーティーだとは思うのですが、二人のためのものではないように感じました。白い猫を抱えた黒いドレスの印象的な高慢そうな女性がいるとおもったらビーコンズフィールド夫人でした。いかにも彼女らしい高慢で鼻もちならない雰囲気。早速盲目の男性(司教)に猫ちゃんが手を出してトラブル起こしてました。アンサンブルの一部の方はマイクをつけてませんでした。小さい劇場、オペラ畑の人ということで、声は十分に響いていたと思います(最前列なのでよくわからず)。こういうところは好きでした。オペラ畑の人がミュージカルやるのは複雑な気分じゃないかと思いつつ、この珍しい取り合わせが結構しっくりきてよかったです。(ちなみに、東洋人の男性を2名ほど発見。感覚的には中国人っぽい気がしました)
 アンサンブルさん達が去って病院のシーンに。サイモンは一目で分かる、金髪長身で若くていけ好かない感じのする見た目のいい9頭身でした。昨日からなんかスタイルのいい男をいっぱいみてる気がする!サイモンがいけ好かないのはいつものことですが、ジキルもなんか不良医師って感じでいけ好かない(苦笑)。
 ジキルとアターソン。アターソンはアターソンだかダンバース卿だか分からない恰幅のいい紳士でした。いかにもオペラ〜な歌い方をする人でしたが、人当たりがよくてジキルに兄貴風吹かせているあたりが結構好みでした。
 ジキルとリザの婚約パーティはカット。サイモンが個人的にダンヴァース卿を訪ねてきた感じのシーンあり。リザに未練たらたらのサイモンをダンヴァース卿がうまくなだめる感じでした。
 リザが登場してびっくりした。ボブショート、オレンジのミニスカワンピース、ロングブーツに膝まで来る長いファー、そして緑に染められた革のコート!確かにお嬢様と一瞬で分かる服装でしたが(どれもこれも金がかかってそう)、え、でも、リザってこういうキャラだったっけ?箱入りのお嬢様というよりはちょっと遊び人風。水槽の金魚に餌をやってたらサイモンに絡まれ、水槽用の網で水をひっかけておっぱらっておりました。それはいいとして、曲の最後に足でジキルを誘っていたのにはびっくりです。サイモンじゃなくても切れます、というか、リザってそんな子だったかしら?ところでこの曲の中でリザがサイモンに「若いブロンドの子でも探したら?」ということをいっていてるのですが、それは「若くてかわいい子」という解釈でしたが、これ、「若くて頭の軽い子」という意味だったのかもしれないと今更感じました。
 爆笑しすぎて歌どころじゃなかった「Nimm mich wie ich bin」最初は良かったんですよ。不良ジキルがリザに甘えるところなんてちゃんと恋人同士に見えて、これなら二人が互いに惹かれるのも自然だと思えた。何というか、普段突っ張ってる男が自分に対してこういう風に甘えてきたらそりゃほっとけないよねという感じ。二人とも声はきれいだし、途中までは良かった。リザがジキルのジャケットを脱がし、ジキルがリザのファーをとり、色っぽい雰囲気にこれからどうなるかと思ったらリザがひざまずいてジキルのズボンに手をかけたときはもう吹き出したくて仕方なかった。後ろ後ろ、ダンヴァース卿いるから!歌い終わっても、客席は拍手していいんだか笑った方がいいのか分からないような妙な雰囲気でした。壁をたたいてダンヴァース卿は自分の存在を二人に知らせるんですが、殺意に満ちた音でした、当然だ(笑)。そしてこんなに雰囲気の悪いジキルとダンヴァース卿の会話も初めてだ。「彼は私と結婚するの、お父様とじゃなく」を聞いてのダンヴァース卿が本当に自分でなくて良かったと思っている感じがします。たぶん嫌いなんでしょうが、それは花嫁の父だからという感じでもなく、人間的に彼が好きになれないというか、まあ、当然だよなあというところがありました。そのあとジキルとアターソンが夜の街に出かけていくんですが、明らかにノリノリで出かけていくジキル・・・。なんというか、誠実さのかけらもないジキルです。
 幕が下りて、幕前でルーシーと女の子達が歌っています。お客さんはジキル達を含めてなし。曲の最中の男達の合いの手はオケピットからあがります。このあたりの工夫は好き。「Bring on the」は英語言語そのままでした。黒のボンテージのMaricelがとってもセクシーだけどかわいらしくっていいわ。手の動きや腰の動きかがなりきわどい感じです。曲のあとに出てくるスパイダーが、短いシーンなのに素晴らしくインパクトがありました。歌もせりふも少なくってもったいなかったです。背は高くないけど、腕の入れ墨と相まって押しの強い雰囲気でした。そして上手の方でアターソンが帰ろう帰ろうといってるのに帰らないジキル。アターソンを先に帰してルーシーと話してるのですが・・・ええとこのあたり聞き取れませんでしたが、どうしてもジキルが本気でルーシーに惚れちゃったように見えでしまいました。この段階で自分からキスしちゃだめだってば・・・。「友達が必要だったら・・・」といっても「友達じゃないだろうが!」とつっこみを入れたくて仕方ありませんでした。ジキルが去ってからもうれしそうに、どこかはにかんだように名刺を見るルーシーはかわいかったです。
 そして病院に帰って「Dies ist die Stunde」。前奏の曲がなくってびっくりでした。あの曲もいい曲なのにもったいない・・・。絵の裏の隠し戸棚から薬を出し、ビデオをセットするジキル。このビデオを使って変身のシーンをやることはプログラムを見ていて分かりましたし、現代ものをするなら当然かなと思いましたが、せっかくのワイルドホーン先生の最大の名曲(多分)、もうちょっとじっくり歌ってほしかったなあ。
 そして薬を注射して「Die Verwandlung」。この舞台は半分くらいオペラだと思ってみていたので動きがあまりなかったのは気にならなかったですが、やはりちょっとさみしい。しかし、外見の変化が全くないまま「ハーイド」と言われても、なにをどうつっこんだらいいのか悩みます。
 声の使い分けは良かったと思います。なんというか、使い分けているという力の入った状態でなく、でもちゃんと別の人に聞こえる声。音域が違うのでしょうか、ハイドの方が聞きやすい声質でした。そしてその場で「Welch Gefuhl, lebendig zu sein」名曲2曲続けてです。私はこっちの曲の方が好きなんですが、これまたつっこむのに忙しくて聞きそびれた・・・。いい声だと思ったんですけどね。この演出でプールは執事でなくちょっと貧相な感じのするお医者さんです。この曲の始まりでいつものように金魚に餌をやっていたら案の定ハイドに首を捕まれて水槽に沈められる・・・本当にプール役の役者さんの顔を水の中に突っ込んでました・・・。水しぶきがすごくてびっくり。このまま殺されちゃうのかと思いましたが、ビデオの三脚を持ってプールが応戦したりなんだりで結局一命は取り留めました。しかしここまでビデオに撮られてたから証拠がありまくると思うのに特にジキルの状況に変化なし。ただ、このあとプールがジキルの使いっぱしりになるのはこいつに逆らったら殺されるという感覚だとは感じました(と真面目に考察をしていた時が私にもありました)。
 奇行に走るジキルをなだめるアターソン。このアターソンは結構好みでした。恰幅が良かったりジキルより結構年上というのはオペラ補正ということで若干頭の中で修正すると、ちょっと兄貴風を吹かせる友人という雰囲気が気に入りました。リザをなだめるところも、ちょっと年上のお兄さんのようで好感度高かったです。4重唱での声の深い響きも良かった。「Henry,bitte〜(ヘンリー、頼む)♪」という声がよく響く響く。ここで歌唱力が印象的なアターソンというのも珍しいです。
 プールが戻ってきてルーシーを部屋の中に入れます。ルーシーの服は本当に現代風で、かわいかったです。傷の手当てを頼みにきたと言うより、寂しくなってジキルを訪ねてきた感じでした。ジキルはルーシーの傷の手当てをするのですが、腕の傷にキスするジキルにびっくりしました。どう見ても誘ってるようにしか見えない・・・。そして二人で退場していくわけですが・・・なにする気だジキル・・・(このシーンの舞台写真をミュージカル仲間に見せたところ、全員「デンジャラスゲーム」だと言ったところからどんなシーンか分かっていただけるかと・・・)。このあたりのことが全く信用のおけないジキルでした。1幕の時点でルーシーに手を出す(決めつける)ジキルって前代未聞じゃなかろうか・・・。そして、ルーシーもジキルとハイドが同一人物なことに気づいて、お願い。
 そして病院に盲目の司教が訪ねてくる。照明が落ち、薄暗い空気の中、司教は杖を奪われ、それで殴られた後窓際で刺殺されます。ガラス窓に血の跡が残る。とても分かりやすい、自分を馬鹿にした者への復讐でした。自分の膝元で証拠たっぷり残して殺害をしているわけですが、後始末はプールがやったと勝手に推測してました。そういう描写はありませんでしたけど、何となくそう思いました。

 二幕は普通のJ&Hになる・・・そう思っていた時期が私にもありました・・・(笑)。2幕に続く予定。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2012/03/11(Sun) 14:40:30)





  旅行記 2011/07/05(火)

 この日から気温も上がり、前日昼寝もしっかりしたせいかようやく元気に。チェックアウトをするとき、家族経営だったのか中学生くらいの息子さんがフロントにいました。支払いの時の私のサインを見てとても楽しそうにしている。「とてもきれい」と言ってくれた。そういえば前日はアジア人にすれ違わなくて、この子にとっては漢字も珍しいんだなあとちょっと感慨深く思ってしまったのでした。
 さあ、昨日できなかったから今日は観光するぞ!と思ったのですが、うまく荷物を預けられずスーツケースを引きずって街に出ることに。こうなっちゃうと行動範囲が限られてしまうのが残念です。あまり邪魔にならないように狭い範囲で街歩き。小さくてかわいい街で、うろうろ散歩しているだけで楽しかった!もっとのんびりしたかったのに、残念。






 朝市的なもの。ブルーベリーをひと山買う(写真忘れ)。この時期ドイツでは謎の食中毒がはやっていたので生野菜は食べないつもりだったが、どうもブルーベリーは私の中で生野菜に含まれなかったらしい。2日ほどで完食。そこまですっごく美味しいというわけでもなかった、安かったけど。そういえばサクランボも売ってましたが「甘いサクランボ」と「酸っぱいサクランボ」が売っていたのがびっくり。酸っぱいのはケーキやジャムになるのかしら?
 駅の周りにはなにもありませんでしたが、このあたりにはショッピングセンターから食べ物どころまでちゃんとありました。
 帰りもタクシーに乗って駅へ。行きでちょっと歩きはしんどいと感じたので・・・。道すがらいかにもドイツという、緑と赤煉瓦色の屋根のコントラストが美しい景色に出会いました。全ての景色を写真にとどめたかった!
 駅の周りをしばらくうろうろしてからFuldaへ。30分ほどの短い旅です。

 Fuldaは最初、都会という印象でした(笑)。いえ、この二日間うろうろしていたところが余りに牧歌的だったので(笑)。普通の街だなと思いつつホテルへ。ビルの一部がホテルになっている感じの「Peterchens Mondfahrt」。今回はちゃんとエレベーターもありました(笑)。部屋は6階。欧州のホテルはダブルベッドが多くて、ダブルベッドの部屋に泊まるのは珍しくないのですが、あまりにかわいい造りで珍しく「どうせ一人旅ですよ!」と毒づく(笑)。窓の外の景色は本当に見事でした。うまく写真に撮れなくて残念だったのですが、赤茶の屋根に教会の尖塔。中世の面影を残しているとガイドブックに書かれた街を上から眺めるのは本当に気持ち良かったです!窓を開けると鳥の声とどこかの教会で鳴っている鐘の音が聞こえる。ああ、私いまヨーロッパにいる!






 とりあえず時間があるので劇場へ。ホテルから5分程度の距離でした。歩いている途中にアイスクリーム屋さんを発見。アイスクリームを食べる気になる気温だったので1Kugel(ひとすくい)買う。たしか70セントか80セント。安いです。ヨーグルト味のアイスクリームをおやつにぶらぶら街を歩くのが夏の欧州旅行の楽しみです。本当に安いんだもの・・・。
 アイスクリーム屋さんの向かいの信号がアンペルマンでびっくり!ご存じの方はご存じの通り、旧東ドイツの信号機です。Fuldaは旧西側のはずなのに、なぜここに・・・。街中の信号はほとんど普通のものでしたが、ここともう一か所だけアンペルマンでした。謎です。




 ちょっと小ぢんまりした感じの劇場。

 お昼ご飯はKaufhofのフードコートへ。1皿いくらの総菜盛り合わせを食べました。興味本位で取った春巻きは何とも言いがたい、残念な味。野菜の味がなんか違うのです。イモを焼いた物はいつもの通り、とてもおいしかった!飲み物は相変わらずのビターレモン。おやつにヨーグルト。

 街のあちこちに女教皇のロゴやディスプレイがあって、街全体で成功させようとしている意気込みを感じました。
 さて、バスターミナルやショッピングセンターのある通りを抜けると、そこは一気に中世の世界!ボニファティウスさんの像に感動し(ミュージカルボニファティウスはもちろんこの街初演で、一度見てみたい作品です!)、花あふれる街並みに感動し、いかにもドイツな建物の続く街並みに感動し、そして街の象徴であるドームの美しさに感動し・・・。観光客も少なく、いかにもドイツという雰囲気でその場にいること自体が楽しい、すばらしい街でした。ここのドーム付属の美術館がこの旅で唯一行った美術館でした。小さい美術館でしたが、どこか憂いと色気を含んだ「この人を見よ」が見られて満足。しかし、古い像が貴重なのも、日光が大敵なのも分かるけど、薄暗い中に手が折れた古い聖人像が並んでるのはちょっとホラーでした。










 せっかくだからと・・・イタリアンカフェで食べたアイスクリーム。


 もちろん夕飯なんて入るわけがない(笑)。だめな大人の旅の見本。夕食サンドイッチ。モッツァレラははやってるのか元々たくさん作っているのか、よく見かけます。モッツァレラとトマトのサンドイッチかと思ったらオリーブ付き。オリーブは苦手だったのですが、これはオリーブのほのかな塩味がちょうどいいアクセントになってておいしかった!(というか、この旅行以降オリーブが好物のひとつとして食べられるようになった)




 そしてまだ日も暮れてない中劇場へ。ちょっと時間があったので劇場裏に行ってみて、感動!ここはガイドブックにも載っている「市公園」だったのですが、緑にあふれ、花があふれ、鳥が歌い噴水の美しい、すばらしい公園でした。日暮れまでの時間を楽しむ地元の人々を眺めながら、天国ってFuldaにあったのかとぼんやりと思いました。






 劇場は新しくてきれいで広々としていました。客席もちゃんと段差があって見やすい劇場でした。A〜Cがオーケストラボックスである場所なのかな、フラットです(スポットライトミュージカルの作品なのでテープです)。2列目から小さな段がついており、千鳥になっているので見やすかったです。最前列、6列目(実質9列目)、2階席2列目を見ましたが、6列目が全体見ることができてかつ近い、とてもバランスのいい場所でした。2階席は若干遠いのであまりよくなかったです。
 いい劇場に行い作品だったんですけどね・・・Mathiasに振られて泣いた・・・。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2012/01/14(Sat) 03:45:12)





  旅行記 2011/07/04(月)

 寒いなあと思いながら目を覚ましました。外気温11度って、一体今は何月なんだ・・・。

 昨日のJ&Hの衝撃もさめやらぬまま、今日はサンセット大通りです。ちょっと長旅になります。いや、Hagenなんて僻地に行ったからそういうことになるのはわかってます・・・むしろ韓国の方が時間的には近いかも?(笑)朝ご飯は普通にパンと卵とチーズにハム、それから果物にヨーグルト。相変わらず野菜がありません。

20110704_1.JPG 予定より早く支度が終わったので1本速い列車でエッセンへ。はい、SoMに行くためだけです(笑)。荷物をコインロッカーに押し込んで街歩き開始。エッセンは普通の都会ですが、それでも日本からの観光客にとってはやっぱり面白い。

 多分市庁舎。もっだーん。
20110704_2.JPG

 お店が開くくらいの時間を見計らってSoM(Sound of Music、ミュージカル専門店)へ。20110704_3.JPGBerliner Platzから徒歩5分くらいでしょうか。D出口からコロセウムシアター(エリザベートやオペラ座の怪人をやっていました。情緒のない大きい劇場・・・)の裏へ。公園のような何もない広場をまーーーっすぐに抜けていくと、向かい側の通りの角にお店があります。ガラス張りの窓にミュージカル関係のポスターが貼ってあるのが特徴。いつものようにいろいろ大人買い。送料を気にしなくていいので、どうしてもここに来ると雑誌を買い込んでしまう・・・。とりあえずDaCapoを買い込んで、新しいCDを買って。ミュージカルテノールスのカレンダーに心惹かれましたが、カレンダーは捨てられないので見なかったことにしました。チラシをいくつか仕入れて(Thomasのソロコンサートがなかったのが切ない!)きました。あれこれ探していると何か音楽をかけてくれました。聞き覚えがあるメロディーに聞き覚えのない歌手・・・もしかしてドラキュラの新しいCD!?ちょっとうれしかったです。ちなみに、この時すでに発売済みの「女教皇」のCDがありませんでした。どうも売切れていた模様です。ちょっと嬉しい。(私はこのあと劇場で購入)

20110704_4.JPG ちなみにコロセウムシアターはステージエンターテイメントの餅劇場ではなくなってしまいましたが今度エリザベートやるよのポスターは貼ってありました。

 あまりの寒さに今晩の野外劇場での観劇に命の危険を感じ、Kaufhof(デパートでいいのかな?)で膝掛けを購入。うん、膝掛けじゃなくって毛布だってことは分かってるよ、サイズが大きいし、なによりそこは寝具売り場だった(笑)。ぎりぎりスーツケースに入るサイズで、2000円(16ユーロ)で暖を買ったと思えばそんなに惜しくない(そのくらい寒い)。この毛布の行方はそのうち考えます。持って帰ってもいいように、好みの色は選んだ。(ちなみにこの毛布はその後私のかばんの容量を増やし私の頭を悩ませつつ、無時日本にやってきました。そのうち使う予定)
 電車の乗り継ぎの関係上、ケルンへ。1時間ほど余裕があったので荷物をコインロッカーへ。今回の旅でしみじみ思ったのですが、ドイツのコインロッカー事情はとてもいいです。とりあえず私が途中下車した駅には全て私の持つ大きなトランクが収まるサイズのコインロッカーがかなりの数あり、不自由した記憶がありません。注意点としては4,5ユーロとやっぱり安くはないことと、コインオンリーのことが多いことでしょうか。コインロッカーを使うときは10ユーロくらいの小銭を常に蓄えておく心積もりが必要です。ちなみにケルンは2時間なら2.5ユーロでした、ラッキー♪
 身軽になったところでケルン駅前大聖堂(といつも呼んでる)へ。
 ケルン中央駅。
20110704_5.JPG

 右に90度回転する。
20110704_6.JPG

 実際、このくらい至近距離にあります。ケルンに来るのはおそらく3回目。1回目は初めてドイツに来た時でDrewのJ&Hを見に来た時。次はオーバーハウゼンのTdVを見に来るついで。この時が時間的に一番余裕があって、大聖堂の他に美術館(また行きたい!)も行ってご飯も食べていきました。はじめて見上げたドイツの大聖堂ということで、なんとなく懐かしいのです。
20110704_7.JPG 大聖堂の滞在時間は正味30分ほど。でもちょうどお祈りの時間でパイプオルガンの音を聞くことができました。世界遺産の大聖堂の天井に響くパイプオルガンの値を聞く・・・短いですがとっても幸せな時間でした。そのあとお祈りも終わり、中も見学できてとても短いけれど充実した時間でした。


 そしてケルンからフランクフルトへ。フランクフルト空港へ向かう人が多いのか、荷物も人も山盛りでした。この区間は絶対席を予約しなくてはだめだと感じた混雑ぶりでした。荷物置き場に荷物置けてよかった・・・。ちなみにこのあたり、ケルン、デュッセルドルフと空港密集地帯なんですが、それでもやっぱりフランクフルトが便利なのですね・・・。

20110704_8.JPG フランクフルトでピザを入手してICに乗り換え。ICは席の予約をしていたのですが、発着予定を見ると私の乗る列車の乗る車両がないと書いてあるような?駅員のおっちゃんに聞いてみるとやっぱりないみたいで、予約の紙にハンコを押される。おそらく到着駅でこれ見せて返金してもらえということなのでしょうが、なんか納得いかない・・・。ちなみに実際に乗ってみたら私の乗る号車はちゃんとありました、予約が必要ないくらいすっかすかでしたけど。うーん、なんかすっきりしない・・・。


 今日の目的地バートヘルスフェルトへ。ICではFulda(翌日行く)、バートヘルスフェルト、Eisenach(一昨年「聖女エリザベート」を見た)が続いていて、ひとしきり感動。20110704_9.JPGバートヘルスフェルトは唯一ICEの止まらない駅で、実際駅も小さい。そして駅前ぐるりと見回しても広場になっててお店の影も形もない。手元にある地図を見て、あたりにある登り坂を見て、駅前にある地図をもう一度見て、「ヘイ、タクシー!」。歩けない距離ではないことは分かってるんですが、荷物を抱えて曲がりくねった道を迷うのは嫌だ・・・お大臣旅行ではありませんが、そこまでけちけちする気もない。ホテルまで連れて行ってもらいました。5ユーロ程度だったので、迷子になる自信のある方はさっさと駅前でタクシーに乗ってしまった方がいいかと・・・。


20110704_11.JPG ホテルは「Stadt-Hotel Bad Hersfeld」。

20110704_10.JPG劇場に近い、安いホテルです(今回の旅行最安値50ユーロ♪)。安いけど、部屋もそこそこ広かったしホテル自体かわいくて雰囲気が良かったのでこれはこれで良かった。ただしエレベーターがないので呪いの言葉を吐きながら3階まで荷物を引き揚げる羽目になりましたが・・・。クラシカルな鍵のホテルで、遅くに帰る時は鍵を持っていってね〜と言われました。終演後、帰ってきたら確かにフロントには人はいませんでしたがすぐ隣のバーには人がいたのでさみしく帰ってくる感じでなくそれはちょっと一安心でした。
 とにかく寒くて、体がしんどくて、ホテルについたらそのままベッドに沈みこみました。開演は9時。8時頃まで一休み・・・。

20110704_12.JPG もう少し早く起きれるかと思いましてがやっぱり8時まで眠っておりました。お散歩する間もご飯を食べる間もなく、エッセンで買った青い毛布を抱えて劇場へ。道すがらちょっと写真を撮りました。これ、8時過ぎなんです。本当にすごく明るい。


 劇場の裏。20110704_13.JPG劇場内は撮影禁止だったので撮れませんでしたが、この石造りの雰囲気そのままの舞台でした。雰囲気的には最高でした。青い毛布を抱えてたらちょっと恥ずかしいかなと思ったら、ダウンジャケットを着ている人の合間に茶色い毛布を抱える人がちらほら。全然恥ずかしくない、みんなおんなじでした(笑)。


 この日の夕食は劇場前の特設テントでアップルジュースとプレッツェル(笑)。せっかくドイツまで来てなにやってるんでしょうね〜。
 舞台自体は素晴らしかったです!サスペンスなので物語が進むほどに照明が落ちていくのが雰囲気満点でした。豪華なセットはありませんでしたが、石造りの劇場の雰囲気だけで満足。雨天の時は屋根も出てくるみたいですし、劇場はきっちり段差があってみやすいし椅子はきちんとしたものだし、野外劇場初心者に優しい劇場でいた(座布団必須の劇場もあると聞く・・・)。休憩なしで2時間30分ほど。はるばる来てよかったと思える幸せな時間でした。ぜひまた来たいです!

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/11(Sun) 01:44:21)





  旅行記 2011/07/03(日)

 日曜日のハンブルクといえばフィッシュマーケット!昔から行きたかったのですがどうしても日程があわずに行けなかったので今回はちょっとこれも楽しみにしていました。到着日の翌日だったので朝ちゃんと起きれたら・・・と思ったのですが、無事にお風呂に入って(前日はすぐ寝た)髪を乾かして出発して8時。これで行けるかと思ったら、残念ながら霧雨。風が強くって、いわゆる傘では防げないタイプの雨。気温16度の雨は冷たく、実は昨日からちょっと冷えて風邪ひかないか危険な状態だったので、諦めてさっさと移動することにしました。うん、ハンブルク劇場3つもあるし大好きな街だから、またきっと来ることもあるよ・・・。(寂しい)
 朝御飯を食べてなかったので中央駅で食料調達。頼りのNord Seeがまだ開いてなかったのでがっかりしつつ隣の軽食屋さんを覗く。朝っぱらとはいえすでに「ソーセージ食べさせろー!」という気分だったので、レバーケーゼを頼んでみました。20110703_1.JPG予想の倍近い厚さでやってきたことにびっくりした・・・。パンの香ばしさがレバーケーゼのわずかな脂身を中和してくれて、意外とあっさり食べられてしまいました。ああ、やっぱり旅行で太るフラグがたってる・・・。ちなみに飲み物は相変わらずビターレモンです。
 さて、ICでひとまずエッセンへ。ドイツということで、地元の人も眠ってるから私も一眠り。昨日の感想を打ち込んだり、窓の外のドイツらしい景色を見ていたら3時間もあっという間です。

 Hagenは某歩き方にも載っていないような街なので特になにがあるわけでもない感じなのでぶらぶら街歩き。20110703_2.JPG最初は落ち着いて歩いていたのですが、角を曲がると川があったり教会があったりドイツらしいかわいい家が遠くに見えたり、だんだんおもしろくなってきて逆上して写真を撮っていました(笑)。

 おされでもっだーんな市庁舎。
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 なんのことはない、ただの川だったり街並みだったり。ぶらぶら。
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 Ev.-luth. Johanniskirche。
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 別の教会(名前不明)。
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20110703_3.JPG ホテル。City Hotel Deutsches Haus。良いところも悪いところも特に特筆するべきことの記憶なし。

20110703_10.JPG 開演前に劇場近くで唯一開いていたチェーン系のカフェでケーキを食べていたのですが、さすが日曜日の閉店30分前、店員さん達の「帰れ」オーラが素晴らしかったです(笑)。

20110703_11.JPG 劇場。見ての通り外観工事中。この日の観劇はジキル&ハイド。若干地雷臭はしましたが、ここしばらく見てないし久しぶりにドイツ語のJ&Hが見たい!ということで覚悟を決めていったのですが、予想をはるかに上回る地雷でした(笑)。いや、このとんでもぶりは一人で胸に収めておくのはもったいない、ぜひ皆で分かち合わなくては!と思うほどにはすごかったです。でも久しぶりに生オケで聴けたし、オペラちっくな歌い方は覚悟の上だったから結構耳は幸せだったりしましたが、演出のとんでもぶりは想像を絶するものでした・・・いや、すごかったすごかった。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/10(Sat) 00:31:25)





  旅行記 2011/07/02(土)

 9時半出発の飛行機なので、たとえ空港に近いホテルだとしてもやはり早めに出発。前日は楽しみなのか緊張したのかで珍しく寝付きが悪かったです。起きられて良かった。ところでこのホテル、到着したときに何かおかしいと思ったのですが、従業員が皆アロハ!このホテルの習慣なのかクールビズか分かりませんが、ちょっと違和感がありました。うーん、先入観。

 さて、両替をしようとしたらいつも使っている銀行は9時からということであきらめました。とりあえずレートのいい方で両替したのですが、実は出国後の両替所が一番レートが良かったです・・・それも1円以上!前に見たときは1円以上高かったのでここでするもんじゃないなと思ったのですが・・・ここは見分けがつかないからつらい。

 朝ご飯はスープストックの中華粥にしました。お粥はあまり食べないけど、おいしいな〜。ところで私が行ったのは8時過ぎだったのですが、後ろに8時半ボーディング開始の人がいました、大丈夫かな・・・。小腹を埋めて、お隣で非常食用にベーグルを買って出国です。さすがに朝早いので出国ゲートも空いていて快適でした。

 今回はルフトハンザのLH711。最新機体ー!(かどうかは分かってませんが、新しくってとってもきれい!)2階がビジネス以上、1階がエコノミーでした。隣で添乗員さんが「2階を見学にいこうとしたら怒られた」と行っていましたが、まあ、当然でしょう。見に行くだけなら、私も是非経験したい・・・!さて、機内が余りにも寒くて、現地用のジャケットを着てふるえながら離陸。今回は本当に、何年ぶりかの2席利用できます状態♪快適ですが、ほぼ間違いなく欧州方面からの旅行客が減ってるためだと思うので、複雑な気分・・・(この予想は外れなんじゃないかということを帰国時に思うのですが、その話はまたあとで)。そういえば4月頃は日本から直接ドイツに行けなかったことをしみじみ思いだす。
 さて、私が海外旅行に行き始めた頃は個人モニターはついてることが多いけどまだないこともありました。さすが最新機、個人モニターがありますが、ボタンが少なすぎてなにもできない・・・とおもったら、え、これタッチパネル!?あまりの贅沢な作りに、びっくりしました。さすがルフトハンザだ・・・。

 食事はチキンの香草焼きと牛肉の柳川風。
20110702_1.JPG
日本発の場合は日本食がおいしいので、後者を選択。卵に火は通っていますが、あんかけ風のたれのおかげでどことなく半熟風。味のしみたご飯がおいしい。そして柳川丼にのり巻き2個、パンもあってすっかり炭水化物まみれ(笑)。どうでもいいですが、ここ数年でオリーブが食べられるようになった気がします。

 ナルニアの第3章を見ていて、途中で眠くなったから一休み。好みのところでストップできるから、こっちのテンポに合わせられる、なんてすばらしい・・・!

 途中で起きたりもしましたが、何となくうつらうつら到着の2時間20分前。もう一眠りしようかと思いましたが、ナルニアを最後まで見たかったので、再開。途中で出されたご飯は鳥の照り焼き丼もしくはペンネでした。
20110702_2.JPG
丼連続はいやだったからペンネにしましたが、どうしてこんなに重いトマトクリームソースにチーズまで乗せて、さらにチョコレートケーキ(オペラ)まで食べられると思うんだろう・・・。
 ナルニアはたいっへんおもしろかったです!ストーリー云々じゃなくて、船が、船が・・・!かなりしっかり作り込まれた船で、これを大画面で見るべきだったと後悔することしきりでした。実用の船としては生活の汚れみたいのがなかったのですが、それはほら、ファンタジーだから!私の好きな英国海洋小説は19世紀初頭、銃火機の世界ですから、弓矢の世界というのはとっても新鮮。船とカスピアン王のワイルドな色気を堪能してたら終わってました。ちゃんと見たかったなあ・・・(それ以前にいい加減1章見ないと・・・)

 到着まではラプンツェルを時間まで見る(もちろん見終わらなかったけど)。着陸はちょっといまいち・・・。
 フランクフルトに着いたらしばらくハンブルク便出発まで時間があるのでビターレモン(レモン味の炭酸水、好物)を飲みながらお店をぶらぶら。いろいろおいしそうなものはあったけど、パスタがもたれていたのであきらめる。ようやく旅のしおり(旅程や劇場についてのメモ)を見たのですが、今回ひどい・・・。ホテル名がなかったり、開演時間が間違ってたり・・・。あとでチケットやらホテルの予約用紙を見ながら直す必要がありそうです・・・だめだこりゃ。実際今回の旅はなぜかめんどくさく、力つきてたのは事実なのですよ・・・。(完璧なスケジュール!のはずがあちこち穴があることに気づき、しかも取り戻せないことに気づいて、いじけてただけだと思われる)
 5分くらい遅れてフランクフルトを出発し、ハンブルクへ。起きるわけでも寝るわけでもなくうつらうつら外を見ていると、え、なにこの厚い雲、なにこの雨粒。ということで、ハンブルクは大雨でした。現地のみなさまが傘使うレベル(といえばどれほどのことか分かっていただけるかと)。その上本当に寒くて、東京でいえば3月の頭くらいで、ちょっと寒さに震えました。私死ぬんじゃないかな、旅行の後日本に帰ったら(暑いの嫌い)。
 雨の日にスーツケースを引きずることほどいやなものはありませんが、とりあえず駅近なので電車と歩きでホテルへ。はじめてバスでなくSバーンを利用して市内にでましたが、結構便利でした。意外と近い。今回、ホテルは一月前にとったのですがなぜか中央駅の一泊2万円強のところと今回泊まる町外れのIBISしかなくてびっくりしました。
20110702_3.JPG
結局調べ損ないましたが、何かあるのかしら?そりゃ中央駅の方がいいですが、空港、中央駅、劇場からそんなに離れておらず、ぎりぎりセーフでした。部屋の広さなんて全く期待していないのでいいのですが、それよりも史上最高に使いづらいシャワーにびっくり!
20110702.JPG
足元に仕切りが全く、ちょっと排水溝に向かって床が斜めになってるだけ。この状態でトイレの足元が濡れなかった自分をほめてあげたいです・・・。
 どうでもいいのですが、道すがらバスでどこかに向かうはしゃいだ方々あり。サッカーでもあるのかしら?
 親切なおっちゃんの案内により劇場には無事にたどり着けたんですが、そんなことどうでもいいくらい寒い!寒いのはなんとかなるんだけど、土砂降りがどうにもなない、雨が冷たい。日本でいっても大雨。ゲリラ豪雨、夕立のようにすぐ止む感じでなく、降り続けるタイプの大雨です。若干濡れネズミになったのとおなかが空いたので劇場へ移設のビストロへ。ようやくこういうところに一人で入れるようになりました。フランス風魚スープということでしたが、魚の出汁のきいたクリームスープは結構おいしい・・・んですが、何でこっちの味付けはこんなに塩辛いんだろう・・・。冷えきった体も、ちょっと暖まりました。
 初日の観劇は「End of the Rainbow」(感想はこちら)。ジュディ・ガーラントのお芝居です。「芝居」という部分から分かるように、初っぱなから理解はあきらめてます(笑)。見に行った理由はThomasがいるから!歌ってくれなくても、生声でピアノ弾いてくれるThomasが目の前にいるのは至福でした♪背が高いから、それを縮めてちょっとおどけた感じの演技をするのがとても好き。無精ひげが白髪交じりといった感じで、彼もそんな年になったのかとちょっと感慨深かったのでした。バルジャンやってくれないかな・・・。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/09(Fri) 00:40:53)




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