観劇+αの日々
■ベルリンノートルダム 感想にもならないあれこれ
ベルリンからこんばんは。寝る前にノートルダムの感想を少しだけ。
とても久し振りに日本で見た舞台をドイツで見ました。いろいろ感じたことがあったのですが、ひとつはっきりしたのはよく言われている「言葉がわからないからおもしろく感じる」というのはあるかもしれないということ。今回、四季版を3回見た後でしたので、話の流れはほぼ把握していました。言葉は不自由なりに、耳を澄ませば今なにについて話しているかはわかるレベル。四季で見たときよりおもしろいと感じたのですが、その理由のひとつが言葉がわかりづらいことだと思いました。
この話、私はテーマとストーリーが剥離していると思っています。言いたいことはわかるけど、うまくストーリーとかみ合ってない。言葉がわかるとそれがいちいち気になるのですが、音が耳に入ってきて、それをなんとか言葉として理解して、その後でストーリーを考えて・・・という手順を踏むと、だんだんそのかみ合ってなさがどうでも良くなって、目の前にあるものだけを楽しむようになってきました。そういう意味で言葉がわからない方が楽しめると感じた次第です。
あと、四季で見たときはどうしても原作に寄せているのが気になってここが違うとそればかりに気を取られていたのですが、今回はかえって別作品として楽しめました。なんというか、原作とディズニー版は別だとわかっていてもフィーバスを見るとぶん殴りたい気持ちになったのに、ベルリンではひいきの役者だったため、大変心穏やかに見ることができました。
気になったこと。
カジモドは独り言を言っているときはそうでもなかったけど、実際に誰かと話すときは骨格的にとても話しづらそうだった。アフロディージアスも覚えられないと言うより、その言葉を音にするためにはどう口を動かせばいいかわからない感じ。
フロロは四季に比べてエスメラルダに色目を使うエロジジイ感あり。そのかわりジャンへの愛情は薄かったかなあ。「弟を愛していた」がすごくとってつけた感じ。愛していたけど愛情表現がへたくそすぎてちぐはぐになってしまったと感じられた四季版と違い、愛していたのでなく自分の思い通りにしたかっただけだろうという感じ。だから最後にカジモドに殺されて納得なんだけど、私はジャンをゆがんだ形で愛するフロロが好きというジレンマ。
エスメラルダ、もしかして若いのかなあと。大人びて見えるけど実は「少女」なのかと思いました。
フィーバスメモ書き。
フロロに初対面の後、「今度の仕事はこういう奴におべっか使うのか」みたいな顔していた。カジモドが道化の王の後半で皆にいじめられてるとき、フロロの部下だから助けに入れないことをすごく悔しく思っていたよう。だから迷わず助けに行ったエスメラルダをどこか羨望のまなざしで見てる。オフの写真とか見たときちょっと太ったかと思ったけど、衣装込みで見ると軍人らしく貫禄があって良かった。背も高く、肩幅もあるので大変圧しが強くて良い。(カッテの時は細身で若さが伝わってきたけど、今回はいい感じに貫禄があって、実戦経験のある感じがする)これはMaxの個性だと思うけど、どんな夢みたいなことでも彼が言うと信じられるという雰囲気はこの役にとても合っていた。そしてフィーバスはこの後どうなったか謎でしたが、死んだのではないかと思う流れでした。フロロの刺し傷がわりと深いようで、ちゃんと手当しないと死ぬぞとはらはら見ていましたが手当してもらってなかったので、そろそろやばいかなと。最後、エスメラルダを抱き抱えようとするもそれができず、カジモドに譲ったのが印象的。最後にエスメラルダを勝ち得たのはカジモドで、それをフィーバスも受け入れた感じがしました。
ゆず
2017/07/26(Wed) 09:00:54
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