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  一休み

 出国手続きが終わったので、のんびりしているところです。
 いやー、それにしても、二の句が告げないくらい混んでました・・・疲れた・・・。
 ただ、ユーロがちょっと安くなっていたので、それはうれしかった♪

 ということで、どうでもいい日記。

 サッカー日本対北朝鮮戦。
 第三国で試合をやることになって、一安心しました。
 これで変な政治問題が絡まず、試合ができる・・・。
 無観客試合になったのは、北朝鮮以外で試合をやったら、観客席が日本ホームかと思うような状態になるからかなと思ってみたり。
 まあ、選手たちはいろいろ大変かもしれないけど、とにかくドイツに行ってくれ!

 尼崎の脱線事故、もう、あまりに悲惨で言葉もありません。
 亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りいたします。
 この事故の原因がいろいろ言われてるけど、私はやっぱり「1分でも電車は遅れてはいけない」という日本人の考え方自体も原因のひとつであると思う。
 5分までの遅れは遅れとみなさない・・・と考える国だったら、この事故は起こらなかった、たとえ脱線事故が起こったとしてもこれほどの惨事にならなかったと思うとやるせない。
 国外の新聞ではそれが指摘されてるらしいけど、日本のテレビではあまり指摘されていない気がする。
 1分遅れたら咎められるけど、30キロスピードオーバーしても咎められない。
 この体制が変わらない限り、また「想定外の事故」が起こる気がしてたまらない。
 自分への戒めを含めて、そう思う。
 時間に比較的厳しいといわれるイギリスやドイツでも電車が遅れるのは普通だというもんなあ。
 他の国では絶対に起こりえなかった事故だと思うと本当にやるせない。
 そして、鬼の首を取ったかのように「今日のオーバーラン」を報告するマスコミにも腹が立つ。
 問題の本質はそこじゃないって分かりきってるだろうが!!

旅(2005/04/30-2005/05/09)
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(2005/04/30(Sat) 09:24:37)





  旅立ち

 2時間くらい仮眠を取って、ちょっと長めの旅に出ます。
 というか、毎度毎度ぎりぎりまで旅支度してて、学習能力ないのか、自分・・・。

 というわけで、遣り残したことありまくりですが(TdVの感想はあげるつもりだったの!)旅立ってきます。
 トータル8泊10日、就職して以来最大の休暇です。
 多分、この仕事やめるまで次はありません。
 一人で退屈でしょうが、楽しんできます。
 あ、また前回の旅のようにちまちま書き込みますんで、気が向いたら来てやってください。

 以下、行き先です。
 多分この日程を10日でこなすより、一月かけて回るほうが正解だと思う(笑)。
 ウィーン
 ケムニッツ
 ドレスデン(珍しく、この都市は観劇なし、観光のみ)
 ベルリン(連泊)
 ロンドン(あくまで宿泊、WEには今回寄りません)
 ハンブルグ(連泊)

 ちょっとロンドンに未練が残ってます。
 連泊したかった・・・。
 後、シュツットガルト。
 (ザンクトガレンに行きたいってのはもう言い飽きた)
 それから、ハンブルグーーー!
 5/1にThomasがお目見えする確立は確実って言ってもいいくらい高いと思うんで(あくまで勘だが)そのときにハンブルグにいられないのが悔しい。
 帰ってきたら真っ先にそれチェックしてわめくと思うので、よろしくお願いします(笑)。
 ま、そんなばかなことは考えず、あったかくって気持ちのいい時期の欧州を楽しんでまいります。
 美術館めぐりもするの〜♪
 
 余談だが友へ。
 毎時定時上がりはいいが、翌月、給与明細見てひっくり返るぞ!
 この間、残業時間が20時間だから、ちびっとひっくり返りそうになった。
 ちなみに今月の残業時間、5時間、一桁なんて、仕事始めて初めて見た。
 今から背筋がぞくぞくしてるよ・・・旅の後なのにこの収入で生きてけるのか・・・。

旅(2005/04/30-2005/05/09)
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(2005/04/30(Sat) 02:40:27)





  Thomas Borchertのクロロック(5月)

 なんか書きたいこと色々あるけど、情緒不安定中につきこれだけ。

 以下の日程でThomasのクロロックはお休みです。
 GW中にお出かけの方はご注意ください(私だ、私!)。

 5/4-5/12,5/14,5/16

 お気づきの通り・・・・5/1がありません。
 4/30はドラキュラです。
 4/28もドラキュラですが、4/27はクロロックやってました。
 私、5/1にはよりにもよってドイツの南東部にいるのですよ・・・ハンブルグまで電車で5時間くらいのところに。
 とりあえず、のた打ち回りながら悩んでるのでした。
 諦めたつもりだったんだけど、やっぱり見たい・・・!

Thomas Borchert
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(2005/04/28(Thu) 00:22:22)





  Dracula

 ザンクトガレンのドラキュラが始まったようです。
 見に行きたかったなあ・・・。
 で、こんな写真を発見。
 生え際が気になって気になって仕方がないんですが・・・。
 クロロックより、さらにいっそう老け込んだ感じがします。
 この写真を見ていても「やっぱり彼ってうっとりするほどいい男♪」と言い切れる私は、多分なんかの病気。

Thomas Borchert
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(2005/04/26(Tue) 02:52:18)





  賭けに負ける

 今度のGWの旅、最終宿泊地がどうしても決まりませんでした。
 グラーツ(JCS)が、シュツットガルト(エリザベート&マンマ・ミーア)か、ハンブルグか(TdV&マンマ・ミーア)。
 悩んでる最中によくよく調べたらグラーツのチケットが売り切れてたんで、この線は消えました。
 最後までシュツットガルト(行ってない)とハンブルグ(行った)とどちらにしようか迷ったのですが、Thomasにあえるかもしれないということでハンブルグにしました。
 で、結果はタイトルの通り。
 お休みですか、GW中ずっとお休みですか・・・・。
 こうなるような気はしてたけど・・・うん、やっぱり海外遠征は賭けだね・・・・。
 賭けに敗れ、旅前にもかかわらず、ひとしきり落ち込むのでした。
 うん、Felixを見てきて、ついでにマンマ・ミーアも見てくるよ、うん。
 では、おやすみなさい。
 (5日分の仕事を4日で終えないと休めないんで、微妙に忙しい)

旅(2005/04/30-2005/05/09)
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(2005/04/26(Tue) 00:18:09)





  Romeo & JuliaのCD・収録曲目

 SoMに行ってきたら、ウィーン版R&JCDの収録曲が出ておりました。
 さあ、みんなで「あの曲入ってないの!?」と叫びましょう。
 分かってたことだけど・・・やっぱり泣きそう・・・・。

 収録曲は、SoMによると以下の通り。

 Verona
 Der Hass
 Einmal
 Herrscher der Welt
 Die Angst
 Der Ball
 Ich bin schuldlos
 Siehe da, Sie lebt
 Liebe
 Das Duell
 Die Verzweiflung
 Mein liebes Kind
 Ohne Sie
 Wie sag ich's ihm
 Julias Tod
 Warum

 個人的に入ってて欲しいと思った曲。
 Liebesgruck(夢見心地で幸せそうな二人がかわいい)
 Der Balkon(バルコニーのシーン、やっぱり、一番有名なシーンだし)
 Wir sind aus Fleisch und Blu(さびの部分がめっちゃかっこいい!)
 Es wird Zeit(次の曲につながるし、かっこいいんだってば・・・)
 Mercutios tod(曲目には入ってないけど、これ、入ってるよね!?話の流れ上、欠かせない部分)
 Nicht Lang(Juliaの「Ich なんとか Nicht」と悲鳴のように繰り返される部分が痛々しい。この曲があるから次のMein liebes Kindが生きるんだようT_T)
 Verona2(ファンの戯言ですが・・・Veronaよりこっちのほうが好きなの)
 Romeos tod(Juliaだけじゃなくって、こっちも入れてくれ)
 Schuldig(ちょっと待て、何で入ってない!?この曲がないと、最後がしまらないってば・・・)

 書いていて、改めて途方に暮れる・・・・。
 あー・・・・えー・・・・。
 何か言いたいけど、呆然としててうまい言葉が見つからない・・・・。
 とりあえず、旅支度でもしてくるよ・・・がっくり。

Romeo & Julia
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(2005/04/24(Sun) 00:27:47)





  日記

 いらいらしてましたが、ちょっとミュージカル系のサイトをのぞいて回ったら落ち着きました。
 ふう。
 人権擁護法案通過しそうで大変だーとか、日本でサマータイム実施してなんになるんだよとか、中国ふざけんなとか、いろいろなことがありました。
 いちいちニュースチェックしてる私も私だが(笑)。
 だって、暇だったんだもの・・・・。
 今月始まってから残業時間が6時間って、いったいなんなんでしょうね(標準は月2,30時間)
 調子に乗って、じっくり旅支度できたのはありがたかったんですが。
 ようやく訪れる都市も決まり、ホテルを手配し、足を確保し(注・本当にこの順番で手配した)、休みも確保できそうです。
 4日でやる仕事を3日でやることになったのでちょっと来週はきつそうなのですが・・・。
 結構バラエティー豊かな旅程なので、楽しみです。
 そして、また体力勝負だ・・・(苦笑)。

日記
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(2005/04/23(Sat) 01:00:45)





  モーツァルト!ブダペスト版感想・その3

 場面ごとの感想です。場面解説+その時感じたこと、記憶があいまいなものも含めて全部書いてます。その点をご了承ください。
 キャストについてはこちらを。
 セットについてはこちらを。

続きを読む

Mozart!(ブダペスト)
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(2005/04/23(Sat) 00:27:15)





  J&H この役者さんが好きだった

 現在、絶不調にホテルが見つかりません。
 あんまり更新しないのもなんなんで、とりあえずストックを置いていきます。

 J&Hが見たい。
 見た行ったら、見たい。
 実は前回の旅行のときチェコのJ&Hに行こうかどうしようか迷ったのだが、色々あってやめた。
 そんなわけで、今、ものすごくJ&Hが見たい。
 久しぶりに帝劇に行ったら曲が聞こえてきたもんで、なおさら見たい。
 そんなわけで、別に今書かなきゃならんものでもないんだけど、思い出語り。
 だから私はこの作品が好きなのよ・・・・。

 ジキルで一番好きなのはやっぱりThomas Borchert。
 そんなにあちこちで見たわけでもないのに、勝手に「世界一のジキル♪」と呼んでます。
 怒ったり不快さを示したり憤ったり、そんな人間的な感情もしっかりあるけど、それでも一番似合う言葉は「清廉」。
 「善人」なんていう鼻につきそうな役を真正面からやってたけど、鼻につくことはなかった。
 彼のことが好きな人の気持ちも、彼のことを煙たく思う人の気持ちもよく分かった。
 本当に、大好き。

 ハイドはちょっと迷うな・・・・解釈の余地が大きいせいか、色々面白いものを見ることができた気がします。
 極悪紳士Thomas Borchertか、それともケダモノDrew Sarichか、どちらか迷うところ・・・・。
 二人とも同情、共感の余地なし!という最悪人間でしたが、なんとは言えない魅力があって惹きつけられました。

 ルーシーはこれも勝手に「世界一のルーシー」と呼ばせてもらってるAnna Montanaro。
 他の所を見るつもりでいても、無意識のうちに彼女に目が行ってしまうくらい魅力的だった。
 天性の娼婦、でも、心には確かに純粋さが生きている。
 今まで見た中で一番よく笑っていたルーシー、でも彼女が一番不幸に見えた。
 自分が不幸であることさえ知らないように見えた彼女のルーシーが、一番好きです。

 ジキルの婚約者、リザ、もしくはエマ。
 彼女については「この役は絶対この人!」という人に会ってないなあ。
 でもまあ、個人的にジキルと仲良くやってるのが見れればいいので、そういう意味でジキルがThomasだったときのLilian Martiが好き。
 本当に息がぴったりで、見ていて幸せになった。
 ジキルがDrewだったときのリザ、Silvia Vicinelliもなかなか素敵でした。
 色々「弱い」リザだったんですが、だからこそラストシーンで彼女がジキルの元に駆け寄ったところが印象に残っています。
 弱いところを持っていても好きな人のためになら強くなれるっていうのも、なかなかかわいい。
 Nicole Seegerのリザは結構面白かったんですが、何せそのときのジキルが全くリザの事を顧みてくれなくって、魅力が発揮できていなかったのが残念。
 それ以来「リザの魅力、生かすも殺すもジキルしだい」なんて言葉が頭の中をぐるぐる回ってます。

 アターソン、Boris Pfeiferの「命がけでジキルを守ってくれそう」という雰囲気にかなりはまりました。
 普段は足取りも軽い悪友だけど、いざとなったら真剣に気にかけてくれる人っていいなと思う。
 そういう意味で、池田さんのアターソンも好きだった。
 かる〜いところも、まじめなところも両方とも素敵だし、はまってた。

 カルー卿はThorsten Tinney!
 ラストシーンで娘を見詰めるまなざしが忘れられません。
 娘の選んだ道を何もいわず見つめるその姿に惹きつけられました。
 この作品のラストシーンで彼がそこまで魅力的でいいのかという問題も無きにしも非ずですが(笑)。

 ネリーは・・・Dagmar HellbergかBrigitte Oelkeで悩むところ。
 ドイツ語圏の演出だとネリーに持ち歌が一曲あって話の中で重要度が増すんだけど、それが本当に素敵だった。
 人生の厳しさを知ってるネリーと、悲しさを知ってるネリーかな。
 二人とも表にはっきりと現すことはないけどルーシーのことを思っていて、そこが好きだった。

 サイモンは、外れがないと言うか・・・・。
 蔑む目がぴたりとはまってるDietmar Seidner、とにかくねちっこくていやみったらしい石川禅さん、明るい声色がなんかむかつくFrank Rainer Roebling 。
 それぞれタイプは違うけど、みんないい感じに徹底した「嫌な奴」で素敵でした。
 サイモンって判りやすい役なんで好きなんですよ♪

 スパイダーはやっぱりWolfgang Sailer!
 頭がすごく切れそうなところとか、スラムを仕切ってるんじゃないかと思えるえらそうなところとか、商売のためなら平気でへりくだるところとか・・・。
 目つきが本当に冷たくって、怖いところが、すごくいいと思う。
 かっこいいです。

 プールはRainer Friedrichsen。
 彼についてはその存在がすごく好きだった。
 品が良くって、有能そうな執事、そのもの。
 自分の仕事をしっかり心得た上でジキルを思ってる。
 そんな線引きのうまさが好きでした。
 まとっている空気が本当に素敵だった〜。

 ビーコンズフィールド夫人はCaroline SommerかそれともBeatrix Reitererか・・・・。
 Caroline Sommerはこれは他人を蔑むような目が素敵。
 背中に鉄でも入ってんじゃないだろうかと思える姿勢のよさも素敵。
 Beatrix Reiterer火遊び大好き未亡人と勝手に思い込み(笑)。
 自分が愛され、敬われるのは当然のことと思っているあたりがまた素敵。
 上品だけど心根はろくでもない。
 そんな彼女たちが本当に好きです。

 と、まあ、好きな役者さんたちの名前を並べてみました。
 この人たちをいっぺんに舞台に上げたら「世界一素敵なJ&H」が出来るわけじゃないと思えるあたり微妙なんですが(笑)。
 ああ、皆さんもう一度見てみたいなあ・・・・。

Jekyll & Hyde
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(2005/04/19(Tue) 02:08:53)





  どうでもいい話です。

 本日、親と某レストランにお出かけ。
 この年になって親と食事行くなよって感じですが・・・はい、ごめんなさい。
 お店の雰囲気もよく、選んだ食事も大当たりで、幸せなので今日食べたものを書いておきます。

○食前酒(スパークリングワイン)
 お酒はあまり飲まないのでよく分かりませんが、飲みやすくっておいしかったです。
 以降、これがメインまで残ってるあたりが私だが(笑)。
○ミル貝の香草添え
 カキがあったらしいのだが、よく分からなかった・・・。
 さっぱりしていておいしかった。
 一口。
●兎のテリーヌ
 びっくりするほどこってり。
 パンと食べるとおいしかった。
 タンポポがついてるって書いてあったけど、あのなんだかよく分からなかったせりっぽい野菜かしら?
●オマール海老の冷製スープ
 クリーム仕立てとか書いてあったからこってりしてるかと思ったら、冷たいからか意外とさっぱり。
 でも、味が濃くってびっくり。
 しばしうっとりとしてました、幸せ〜。
○口直しのシャーべット
 いわゆるさっぱり系のシャーベット。
 器がかわいかった♪
●メバルと筍の焚き合わせ
 メバルはふんわりしてておいしかった、筍はほんのり甘くていい香りがした。
 幸せ〜♪
 エラ周辺部の素揚げもいただきました。
 お手拭もらったんで、遠慮することなくがっつり手づかみで。
 さっくりとおいしくいただきました。
 スープにのりととび子が混ざっていて、そちらも完食。
 磯の香りが強くって、ぷちぷちして楽しかった。
●パン
 一回目はフランスパン、天然酵母のパン、ライ麦パン。
 二回目はブリオッシュとクロワッサン。
 このクロワッサン、ふんわりしっとりであったかくって、すっごいおいしかった!
 パン用にオリーブオイルとバター両方あって嬉しかった。
 バターが好きなんだからそう思ったんだけど、結局オリーブオイルの香りが良かったんで、そっちばかり使ってた(苦笑)。
○ブラマンジェ
 すごい小さくてかわいい器に盛られてました。
 アーモンドの香りがすごく強かったけど、それがいいと初めて思った。
●チョコレートのムース
 ラズベリーの味がほのかにする、濃厚なムース。
 こういう、きっちり甘くって、でも酸味もしっかりきいてるっていいなあ。
 量は少ないですが、食べ応えはありました。
 甘さ控えめも好きだけど、こういうはっきりしたのもやっぱり好き!
●紅茶
 アールグレイ。
 これだけよく飲んでるのにいまだに紅茶の良し悪しが分からない・・・・。
○小菓子
 チョコレート3種とでこぽんのジュレ。
 やっぱり柑橘系の香りが最後にくるとすっきりする♪

 という感じでした、ああ、幸せ。
 ちなみに●は頼んだもの、○は頼んでないものです(だから○のものは量が少ない)。
 スパークリングワインはネット予約特典だけど、あとのはいったいどこに含まれていたか、レシートを見ても謎。
 アラカルトで頼んだのに、すっかりコースでした。
 ちびっと量は多めでしたが、おいしかったので問題なし。
 2年ほど前に同じ店にきたときはちょっと空いていたのですが、今日は満席。
 それも納得、また来たいと思えるお店でした。
 まあ、そんなしょっちゅう行けるような場所じゃないけど(苦笑)。
 幸せを胸に、明後日からはまたコンビに弁当の日々に戻ります・・・・。
 (会社で食べるとどうしてもこうなる・・・・)

日記
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(2005/04/16(Fri) 23:31:54)





  SoMからのお知らせ

 計画通りうまく、運ぶわけがな〜い〜♪などと歌いながら旅行の計画を具体化しています、こんばんは。
 (今日一日中考えて決めた旅程、あることがきっかけで崩壊・・・どうするかなあ)
 何か舞台を見るときは、その作品のCDをできれば一月封印する、旅先の言語のCDを聞くと心に決めているんで珍しくEthanのドラキュラなど聞いています。
 久しぶりに聞きましたが、なんとも不思議な雰囲気がします。
 でも、曲はさすがにきれい。
 (あ、ちなみにThomasのドラキュラは行きません、行けません、悔しいけど・・・)

 というわけで、おなじみSoMからのメールが来ました、待ってました!
 首を長くして待っていたR&JのCD。
 5月17日発売とのこと。
 ウィーン劇場協会のサイトでは4月発売とか書いてあるけど、まあ目の錯覚か何かでしょう。
 
 あとめぼしいものとしては・・・・。
 5月3日、オペラ座の怪人映画版のDVDが発売。
 イギリスとアメリカです。
 アメリカ版には噂どおりフランス語の吹替えが入る模様。
 RC1じゃなければ買うんだけどなあ・・・。
 同日発売の品の中に、スイスのドラキュラのプログラムがあるような気がします・・・・。
 ほ、欲しい・・・・・・・!!!

 5月17日にはオペラ座の怪人映画版DVD(スペイン版)が発売。
 スペイン語はやっぱり好きなので、これは欲しいなあ。
 英語も入ってるようなので、イギリス版より、こっちだな、うん。

 5月24日にはWe will rock youのケルン版CDが発売。
 キャストの中にSerkan KayaとVera Boltenを発見。
 おお、ウィーンのルキーニとベルリンのエポニーヌじゃありませんか♪
 これもちょっと気になる。

 ちなみに、待ちに待ってるドイツ版は9月発売(です、間違えました)の模様。
 これは絶対に欲しい!

 というわけで、金欠街道まっしぐらのゆずでした。
 全部買うのは、さすがに無理だろうな・・・。

CD&DVD
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(2005/04/16(Sat) 01:23:20)





  おしらせ〜

 ええと、こっちのブログに引っ越してきてからのページビューが1万超えました。
 かなりいい加減なつくりのカウンターで、景気よくくるくる回ってくれる奴なんですが、うれしかったです。
 ありがとうございます。
 これからは、もうちょっと読みやすい文章になるよう、精進します(苦笑)。
 よろしくお願いします。

 ちなみに、現在、GWの日本脱出を計画中。
 航空券は取れました。
 休みは取れてません
 休めなかったらものすごい勢いでぐれてると思うので、放っておいてください(笑)。
 あと2週間ちょいで全ての支度をしなくてはならないため、ちょっとばたばたしてます。
 またしばらくしてから来てくださると幸いです。
 ・・・さあて、どこに行こうかな♪←まだ決めてない
 

日記
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(2005/04/13(Wed) 01:28:39)





  オペラ座の怪人(映画版)

 ようやく、オペラ座の怪人を見てまいりました。
 「まだ行ってなかったのかよ!」という感じですが、まあそれはそれとして。
 それなりに近いところにあるなかなかいい感じの映画館での上映が今度の金曜日までだったので、あわてて行ってまいりました。
 ちなみに、私、これだけミュージカルを見ていて、それなりに日本脱出も試みていますが、この作品を舞台で見た回数は多分片手で足ります。
 というか、四季版しか見たことないです。
 四季、もしくは東宝で一ヶ月以上上演されている翻訳ミュージカルで、音楽を聴いてさらさらと日本語の歌詞が浮かんでこないのは、多分この作品だけだと思います。
 そういう半端もんの鑑賞だったということを、とりあえず最初に言っておきます。

 まあ、それはさておき。
 ラウルがかっこよかった!!
 いまだかつて、こんなにかっこいいラウルがいただろうか!とこぶし握り締めたくなるくらい、かっこよかったです。
 彼自身がかっこいいのもそうですが、とにかく見せ場が多くて素敵。
 「白馬に乗った王子様」にはときめきまくりました。
 泳ぐあなたも素敵。
 マスカレードも素敵。
 普通にクリスティーヌの舞台を見ている姿も素敵。
 写真を見たときは全くときめかなかったのですが、実際に動いているところを見たら登場シーンからときめいてました。
 ああ、こんなに素敵なラウルがいていいのか・・・・。
 そして、クリスティーヌ、若い、かわいい!
 あどけなくって、危うくって、でも物語が進んでいくうちにどんどん一人の「女性」に変化していく。
 この流れがとてもきれいでした。
 ファントムに魅惑されるところも、ラウルに心惹かれるところもどちらも納得。
 All I ask of Youでラウルに心許すあたりが好きになったのは、自分でも意外。
 ただ、あの見返りシシィもどきの衣装は何とかならなかったのでしょうか(苦笑)。
 舞台版の衣装が好きだっただけに、残念。
 まあ、残念といえばあの「バックでフラメンコダンサー」以上のものはないんだけどね・・・。
 エリザベート東宝版の電飾と同じいくらいの勢いで「邪魔!どけて!」と思ったよ・・・。
 で、肝心のファントム。
 歌もそこまで不安定でなく、なかなかセクシーだったと思うんですが・・・。
 うーん、何か私が求めているものと違うような・・・。
 「結構まめな人だなあ」とか思っちゃったんですが、やっぱりそれは違うんじゃないかと。
 「頭脳派」というよりは「肉体派」という感じのファントムでした。
 どうでもいいんですが・・・・最後の10分くらい、ファントムがシンプソン(HH一話)に見えて仕方なかった・・・・。
 何でよりによって奴の顔がこんなところで思い浮かんだんだろうか・・・。
 キャストさんで他に特筆すべきはやっぱりカルロッタ!
 なんかめちゃくちゃキュートでかわいかったです、色彩すごいのに、それを着こなしてしまうあたりの見事さも、素敵。
 みんなにちやほやされて有頂天になってるところとか、ほんと、かわいかったな〜。
 
 色々楽しかったけど、きれいな音楽を聴きながら、ごちゃごちゃした薄暗いオペラ座の舞台裏を見ているのもすごく楽しかった。
 ろうそくの明かりにともされた中で生きているいろんな人たち。
 薄暗い光の中に浮かび上がる古い生活を眺めているのが、楽しかった。
 画面の中にごちゃごちゃ詰め込みすぎと思うところもあったけど、隅々まで見渡しても飽きない作品が好きなので、これはこれでよかった。
 良し悪し色々ありましたが、十分満喫してきました。
 音楽もきれいだったし!
 いやー、映画館でちゃんと見れて、よかった!

 ところで、今回は字幕をほとんど見ませんでした。
 まあ、ミュージカルだし、知ってる話だし、意味分からなくても平気かと思って、画面の隅々まで観察するほうに力を注いでました。
 こうするほうが、役者の台詞もよく聞けて好きなんです・・・意味わかんないけど。
 それで最後の最後、ちょっと気になって字幕に目を落としてみたら、なんか違う?
 耳に入ってくる単語と(文章と言えないあたりが情けないですが・・・)目に映る字の並びが、なんか違う。
 「You are not alone」の字幕を見て「誤訳」と確信。
 他のシーンは確信がなかったのですが、ここだけは他のシーンの印象がぶっ飛ぶかと思うくらい衝撃的でした。
 ありえない、こんなのありえない・・・!
 絶対世間様で騒がれてると思ったら、案の定ありました。
 こちら
 字幕読んでなかったから気付かなかったけど、結構ありますねえ。
 ちなみに、リンクをめぐっていたら字幕改善連絡室様にもたどり着いて、なんだか切なくなったり。
 私がこちらに初めてお邪魔したのは、マスター&コマンダーという作品の宣伝問題を追いかけていたときでした。
 同時に「ロードオブザリング」の宣伝問題のログにも目を通し、「日本人は洋画を楽しむのにこんなに労力を使わなくてはならないのか」と切なく思ったのです。
 その切なさ再び・・・って、「ロードオブザリング」の訳も、「オペラ座の怪人」と同じ戸田さんじゃないか!
 ・・・改めて切なくなったり・・・・。
 DVD化されるときは、まともな訳になってることを祈ります。
 ミュージカルの翻訳上演でも頭を抱えることは多いけど、映画の世界も翻訳は問題だらけみたいですねえ。
 切ない・・・。

映画
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(2005/04/11(Mon) 00:22:59)





  ドット・ジ・アイ

 他にも見てないDVDはいくらでもあるんですが、ようやくDVDが発売されてうれしくなって見てしまいました。
 映画館で見て本当に楽しませてもらったんで、発売を心待ちにしていました。
 それはうれしいんですが、英語字幕がついてない・・・・。
 びっくりするくらい聞き取りやすい英語だったんで、英語字幕を手がかりに原語で理解しようと思ったのに・・・残念!

 「二人の男、一人の女・・・そして、もうひとつの視線」
 という文句がパッケージに書いてありました。
 まさにこの作品を表してるんで、気に入ってます。
 舞台はイギリス。
 元恋人から逃げるためにロンドンにやってきたスペイン人のカルメン、彼女に求婚をした裕福なイギリス人のバーナビー。
 結婚前のパーティーで偶然カルメンに出会い、熱烈なアタックを繰り返すブラジル人のキット。
 ありきたりな三角関係の物語にアクセントを加える「もうひとつの視線」。
 ありきたりだと思いつつも情熱的な女性、情熱的な男性、穏やかな男性とそれぞれが役にぴたりとはまっていて、また見た目的にも大変きれいで、うっとりと見とれていると中盤で思いっきりひっくり返されます。
 おかげで映画館で見たときは完全に騙されましたよ(笑)。
 改めてみてみると、冒頭からそのどんでん返しのための複線はたっぷりありました。
 全部落としてたよ・・・。
 多少ご都合主義なところはあります。
 でも、本当にどんでん返しが見事で、結末が「これじゃなかったら許せない」と思えるものだったので、問題なし!
 結末ははっきり覚えていましたが、それでもラスト30分くらいの「物語の展開にはついていけるけど、先を読もうとしても読めない」というスピーディーな展開にはやっぱり翻弄されました。
 本当に、最高!
 気持ちよく騙されたい人には本当にお勧めの作品です。

映画
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(2005/04/10(Sun) 15:50:52)





  できた〜!

 全くHPに反映されない話ですが、この間の旅で見た二作品、両方の場面ごとの感想が完成、ばんざい!
 いつも2作品以上見ると、少なくともどちらか一方は途中で力尽きるんですが、今回ははじめて何とかなりました。
 最後のほうは記憶力との戦いでしたが、それはそれ。
 覚えてることは全部書いたんで、これで一安心です。

 もうひとつ、ずいぶん前からちまちま作っていたCDデータベース、ようやく完成。
 昨日のうちにほぼ出来てたんで帰ってきてさっくりアップした私の目の前に現れたのは・・・2種類の文字化けでした・・・・。
 文字化けとの格闘がこんなに辛いとは知らなかったよ・・・・。
 まだなんか記号の羅列やらがあったら教えてください。
 そろそろ全て諦める方向で考えますんで(笑)。
 
 いい加減増えすぎたCDをどうにか整理しようと思って作った資料です。
 使えるかどうかはともかく、自分で区切りをつけるためにアップしました。
 これからまだ色々やりたいことはあるので、楽しみにしてください(などといってみる(笑))。

 そうそう、それにともなってということではありませんが、近いうちに本宅HPのほうのファイルを一斉整理します。
 トップページ以外にブックマークをつけてる人なんているかどうか知りませんが、いたら注意してください。
 よろしくお願いします。

日記
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(2005/04/07(Thu) 01:44:35)





  ロミオ&ジュリエット・ウィーン版感想

 休日に眠い目をこすって必死になって書いてたブダペスト版M!の感想。まだ下書きだけど書き直せばいいだけだからすぐアップできるかも〜とか考えてた私がばかでした。・・・一番ばかなのはそんなことを考えてたはずなのに、半分くらい一から書き直してる私なんだが・・・。
 そんなわけで、忘れないうちにウィーンのR&Jの感想をちょこっとだけ書いてしまいます。M!のことばっかり書いてるけど、こっちもすごく好きだった♪座った席が一階でものすごく見にくかったので、絶対にもう一度見たい!(同じことを言っていたエリザベートをまだ見てないんで、正直不安は不安なんだが・・・)

 みんさんのブログに詳しい感想があります。アップされているときちょうどウィーンにいたので、携帯でものすごく楽しんで見ていました。
 しえるさんのブログにも大変分かりやすい感想文がアップされています。
 一人旅行+観劇はやっぱりちょっと寂しかったんで、こうやって他の方の感想を読むことが出来るのがとてもうれしいです。幸せ〜♪

 私の観劇回数は1.5回。飛行機が遅れて一幕が見られなかった・・・って、そんなタイトな旅程組むな!と言われそうだけど、それでも2幕だけでも2回見られて良かった♪エリザベートを見にウィーンに行かれる方、もし3回見る予定なら1回はR&Jを見ることをお勧めします、損はさせませんよ♪・・・などと思っていたんですが、よくよく考えるとやっぱりちょっとくせのある作品なんで、苦手な人は苦手かも・・・。ロンドンで「Notre Dame de Paris」に一目ぼれして以来、フランスミュージカルは結構好き、R&JもフランスDVDを見てまったということもあり、ウィーン版にもすんなりはまることが出来ました。フランスミュージカルにしてはすごくミュージカルらしいミュージカルだったんで、そこまで癖は強くないと思うんですが、どうでしょうね・・・・。はまればかなりはまります(←はまった人の言)

 ウィーンミュージカルは本当に音楽がきれいです。それも私がウィーンに足を運ぶ理由のひとつなんですが、一番好きなのは舞台全体に漂う空気の重さ。今までJ&Hとエリザベートくらいしか見たことはありませんが、なんだか窒息してしまいそうな重苦しさがあって、それが好きでウィーンに通ってます。R&Jも幕が開いた瞬間同じ空気が感じられて、まずそれがうれしかった!キャピュレットとモンタギュー、二つの一族がさして広くない地域で古くから対立しあっている。根深くって、今にも火が点きそうで点かない、ぎりぎりのところで見かけ上の平穏を保っている。その緊張感がとにかく素晴らしくって、感動。

 本当に素敵だったキャストの皆様。タイトルロールのお二人、Lukas PermanとMarjan Shaki。こういうカップルものは二人それぞれが素敵なのも大切だけど、二人そろったときに最も魅力を発揮しなくてはならないと思う。そういう意味では、この二人は完璧でした。個々で出てきても素敵なんですが、二人で出てくるとその魅力も倍増。「あなたが好き」というオーラがぴたりとお互いに当てはまっているんですよね〜。仮面舞踏会からそんな感じで、「追いかけっこをするばかっぷる」という図がすごくかわいくって、幸せそうで、見ていて気持ちよかった。そこにどんな理由がなくても、お互いに好きあっている、それがすごく分かりやすい二人でした。二人そろっているところを見ているとこっちまで幸せになるからこそ、後半の物語の展開が胸に突き刺さりました。この二人、本当に見た目もきれいだし、歌もうまいし・・・。いいもの見せていただきました。
 今回、明らかにお目当てさんだった、ヴェローナ大公のBoris Pfeifer。キャスティング聞いたとき「治めきれないだろう・・・」と思っていたんですが、やっぱり治めきれてませんでした。ちゃんと治められてるはずがないんです、二つの家が見事に対立しあっているんだから。大公は何とかしようと思っているのに、全然なんともなっていない。キャピュレットとモンタギューが対立していることに誰よりも心を痛めていることが分かって、なるほどとすっかり納得させられました。
 一回目は2幕から見ました、そして、私が座っていたのは上手前方でした。そんなわけでやたら印象深いティボルトのMark Seibert。最初に登場したときはエコーばりばりの声で一体何の効果かと思ったのですが、何の効果でもありませんでした。あれはなに?で2幕、彼は最初、下手の塔の上に出てくるのですが、そのあとはずいぶん長いこと上手にいてくれました。ロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオは下手にいます。物語の中心はこっちだって分かってるんですが、とにかく人の頭が邪魔で見えないんで、途中で諦めて見やすいティボルトのほうばかり見ていました。面白かったです。マキューシオを挑発する様が、本当に「一部の隙もなく、一秒の無駄もなく」という感じで。よくこれだけ挑発する方法を思いつくものだわ〜。あまりの徹底振りに、仕舞いには彼のことが好きになっておりました(笑)。翌日1幕を見たときも、思わず目が彼のことを追っていました。「ジュリエットが好きだからロミオもパリスもむかつく」とでも言いましょうか・・・・。本当に分かりやすくって面白かったです。
 あ、余談ですが、この作品、見るなら2階席をお勧めします。1階席でもかまいませんが、そのとき、1回目は絶対に下手側(舞台向かって左手)をお勧めします。理由は上記の通りです、2幕冒頭は是非下手を見てください。上手に座ってティボルトの挑発かぶりつき〜も悪くはないんですが、1回目にはお勧めしません。やはりあのシーンはモンタギューの3人組を見てなんぼだと思います。
 ベンヴォーリオのMatthias Edenborn。モンタギューの若者三人、ロミオ、ベンヴォーリオ、マキューシオを「悪がき3人組」などと呼んでいますが、そんな風に言っていいんだろうかと思うくらいいい男でした。結構落ち着いたところもあって、ロミオのいい兄貴分という感じでした。ちなみに私、DVDで予習しているにもかかわらず、1回目は「ベンヴォーリオとモンタギュー公、見分けつかないなあ」などとわけ分からんことをつぶやいておりました。いや、出てきてないから。(すごく貫禄があるように見えたシーンがあったのですよ)
 マキューシオのRasmus Borkowski。とりあえずもみあげが気になって仕方ありません(笑)。しょっぱなから見せてくれるティボルトとの挑発合戦が面白い〜♪ティボルトよりはまだ冷静だけど、いい感じで頭に血が上っているところとかは見ていて楽しかった。2幕冒頭は、本当にものすごい迫力で、言葉を失いました。
 キャピュレット公のPaul Vaes、スキンヘッドでまずびっくり。一瞬誰なのか分からなかったよ・・・・。2幕のソロが娘を思っての歌だと、ようやく気付きました。あのシーンで他に何を歌うんだって感じですが・・・・。それを聞いていて、なんとなく彼の気持ちも分かったのでした。なんか、やるせないなあ。
 キャピュレット夫人のAnnette Wimmer。若くてきれいでかっこいいお母様。彼女が出てくるたびに、そんなことを考えてました。
 乳母のCarin Filipcic。包み込むような声って言うのかな、すごく柔らかくって、聞いていて気持ちのいい声。体格も結構しっかりしていて、まさに年季の入った「乳母」という感じ。でも、1幕後半のモンタギューの悪がきどもとの歌のときははらはらしました、なんかされちゃいそうで(笑)。舞踏会のときの白いお衣装がなんかお気に入り。
 モンタギュー夫人のZuzanna Maurery。キャピュレット婦人は若いお母様って感じだったけど、こちらは「お母さん」って言う感じでした、うん、なんとなく。キャピュレット夫人より優しい感じがした。
 すいません、最後までよく分かりませんでした、ロレンス修道士のCharlie Serrano。フランス版DVDのころからよく分からなかったんですが、やっぱり今回もよく分からなかった・・・。どこでだったかは忘れたけど、「ロミオとジュリエットには『貴族のいさかいに教会の関係者が口を出すとさらにややこしくなるから口を出すな』というメッセージがこめられてる」とかなんとかという話を読んだことがあります。そんなあいまいな記憶が頭の中をぐーるぐる回ってました。歌も芝居もうまいと思うけど、なんかよく分からないのです、彼の意味が。
 パリスのThomas Muelner。TdVでヘルベルトをやってたと聞いたのでどんなすごい人が出てくるかと思ったら、かっこいいことはかっこいいけど意外と普通だったので拍子抜けしました。・・・と思っていたんですが、白地に金の光沢のあるフリル付きの衣装で白い花束を抱えて全く違和感がないあたり、すでに普通じゃありません。おかげで妙に浮き上がってて「キャピュレットでもモンタギューでもない」ということが一目ではっきりと分かりました。大公の縁戚には見えなかったけど(笑)。すましたと言うか、すかしたと言うか、そんな表情がなかなか素敵。
 アンサンブルの方々も、アクロバティックなダンスが本当に決まってました。男も女もみんなかっこいいのよ〜♪密度の高い空気を作り出していた彼らにも、拍手。どこを見ていいか分からないくらい、振り付けも面白かったし、皆様うまかった!

 ところで、フランスのDVDで気に入っていた真っ白い女性ダンサー、「死」。ウィーン版ではいなくって、残念!フランス版では死に弄ばれるような雰囲気が強かったんですが、ウィーン版では「死」がいなかった分、「キャピュレットとモンタギューの対立」という側面が際立っていたような気がします。真っ白い衣装の舞踏会とか(「仮面舞踏会」だからキャピュレットでもモンタギューでもないということかなと)、登場人物ほぼ勢ぞろいなんじゃないかと思えた「Liebe」を見てそんなことを思いました。

 そんなわけで、すっかりこの作品が気に入っております。4月発売というCDを心待ちにしている真っ最中。「いつ」発売されるか、「どの」曲が収録されるか気になって気になって仕方なくって、毎日のようにウィーン劇場協会のサイトに足を運んでいます。

 余談でありますが、私が見に行った翌日、3月13日はグラーツでJCSの公演がありました。Borisはこの公演でユダをやってるため、13日はそちらに行っていた模様(HPにのってた、これを知ってたから13日がR&J昼夜公演だったけどこの日のウィーン滞在はやめた)。この公演も見たかったのよねーなどと思いつつ、帰国してプログラムを流し読み。乳母のCarin Filipcic、マグダラのマリアもやってたのね・・・って、グラーツで!?(あわてて劇場のHPで確認)やっぱりBorisの出てるこの公演だ!マリアだけ何故かダブルキャストだったので、彼女が今も出てるか分からないのですが・・・・。この後、私が「見たい見たい」と大騒ぎすることになったのは言うまでもないでしょう。なんとも不思議なバランスのマリアとユダになってそうだけど(笑)。

Romeo & Julia
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(2005/04/05(Tue) 01:45:53)





  モーツァルト!ブダペスト版感想・その2

 ヴォルフガングがパリに行ってから戻ってくるまでの、場面ごとの感想です。場面解説+その時感じたこと、記憶があいまいなものも含めて全部書いてます。その点をご了承ください。
 キャストについてはこちらを。
 セットについてはこちらを。


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Mozart!(ブダペスト)
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(2005/04/03(Sun) 05:07:10)




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