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  白鳥の湖(Kバレエ) (2011/09/29)

ジークフリード:宮尾俊太郎
オデット/オディール:浅川紫織
ロットバルト:遅沢佑介
ゆうぽうとホール
★★★★

 久しぶりのKバレエの公演はとても楽しいものでした。言いたいことがないわけじゃないんですが不思議と満足して帰路につきました。
 Kバレエの白鳥は2幕仕立てですが、説明しづらいので以下の感想は全4幕として幕数を数えます。
 1幕、3幕の面白さは言うまでもないです。若干「貴族?」といった感じはしますが、みんなで騒いでいる感じはとても楽しいです。4幕も3幕で盛り上がった物語の流れをそのまま引き継いでいるので楽しい。問題は2幕・・・いや、これは本当に難しいですね、私がいまさら言うまでもありませんが。浅川さんの楚々とした中にも凛とした強さのあるオデットは美しいし、宮尾さんはちゃんと王子のたたずまいで優しさがありかっこいい、二人の間に愛情も見える、踊りもきれいに踊れてる、でも全然足りない。この幕の良さを、美しさを、まだまだ二人は引き出せていない気がしました。特に浅川さんは以前見た時オディールよりオデットの方がいいと思えました。でも今回は明らかにオディールの方が良かった。彼女の役者としての能力が高くなったからオディールは踊れるようになったけど、でもオデットはそこまで伸ばすことができなかった。この作品の奥の深さを、恐ろしさを、改めて感じてしまいました。
 ちょっとテンションが下がったところで2幕が終わったのですが、3幕はとても楽しいものでした。いかにもKバレエ、分りやすい(笑)。ジークフリートは「わあ、オデットだ!この間会った時と雰囲気が違うけど、おしゃれをするとこんなに変わるんだ、素敵だなあ」とでも思ってるかのよう。もう、頭を抱えたくなるほどのレベルの甘やかされて育ったお人好しのぼんぼん。目の前にいるのがオデットであると疑っていない。対するオディールは妖艶さはそこまで前面に出ていない。ただその微笑みは自分がどう微笑めば男がなびくかよく知っている頬笑み。優しそうに見えて、柔らかな面差しをしているように見えて、悪女のような内面をのぞかせています。そしてロットバルトはオディールの上に立つものにふさわしく人間を、愛を嗤っている。王者のような威厳をもち、たやすく罠に落ちるジークフリートを嘲っている。こう来ると、物語のテーマとして「最後に愛が愛を嗤った悪魔を打ち負かす」というのが明確になってきます。分かりやすい単純な物語と言ってしまえばそれまでなんですが、なぜか胸を打つものがありました。そもそもジークフリートはおばかではありますが憎める性格ではありません。不誠実ですらない、ただおばかなだけ。今までのほほんと生きてきた彼がようやく守りたいと思える相手に出会い、しかし彼が生まれて初めて受け取ったであろう敗北は彼女への裏切り。人間的に大きく成長するきっかけ・・・に見えなかったのがちょっと残念ではありますが、ロットバルトから母親を守ろうとした後、ただ彼女への愛のために駈け出して行く姿はとても良かったです。そしてオデットに謝る姿は、許しを求めるというよりただ彼女に謝りたいという風情でした。その姿が誠実に見えたから、オデットはジークフリートを突き放すことはなかったと思うのです。ロットバルトを倒した後のエピローグ的な部分が好き。死後の世界で二人は幸せになりました・・・と言ってしまうと身も蓋もないけど、そういう暗さを感じさせない。呪いが解けたことを素直に喜ぶオデットの朗らかさ、ただオデットの後ろ姿を追いかけてきたらここまでたどり着いてしまったという雰囲気のジークフリートの暢気さ。「二人は別の世界で幸せになりました」という雰囲気の、とても心温まるラストでした。
 浅川さんは確かにうまくなってると思います。以前オディールで見た時はその黒い衣装が全然似合ってなくて、彼女自身がその黒さを薄めてるようにさえ見えた。今日のオディールはどぎつい妖艶さはなくともオデットと全く違う存在であるという雰囲気があって良かった。でもオデットは、白い空気は似合ってるものの腕の固さが目に付いてしまう・・・本当に難しい役です。
 宮尾さんもよくはなっていました。ファーストソリストになったことに納得できるほどには。舞台の中心に立つことに慣れてきてるし、所作もずいぶん優雅になった。演技も丁寧で分かりやすいんですが、踊りなんとかならないかな・・・。サポートじゃなくてソロに不安があるKのダンサーは彼だけですよ・・・。1幕のソロがなくなったからまだ良かったものの、3幕のソロでずっこけた。軸がとれてない回転、どうにかして!
 だんだん貫禄が出てきて嬉しい遅沢さん。哲也ジークフリートを思うと若干不安ですが、浅川&宮尾コンビであれば余裕で3幕は場を牛耳ってる感じでした。悪役の色気というか風格というか、3幕ではただそこに佇むだけで、マントを翻すだけで感じられたのがうれしい。4幕でも存在感抜群だっただけに、2幕ではなぜか存在感が薄かったのが謎だしもったいない。3幕でオディールの衣装の羽が取れるというハプニングが発生したのですが、個人的にはもっとスマートに回収してくれるとありがたかった(贅沢を言ってみる)。
 ベンノは伊坂さん。3幕はちょっと息切れしたかなと思うところもあったのですが、1幕がとっても良かった!幕開きの場を盛り上げる役でもあると思うのですが、本当に楽しそうにはつらつと踊ってるから見ていて気分が盛り上がる!彼が最初に飛んで跳ねて楽しそうにしてくれたから、1幕は存分に楽しめたのだと思います。あと、ピルエットがいつもより1回多くなったかな?数えてないんで分からないのですが、そう感じるはつらつさでした。
 パドトロワ3人は若手ソリストの3人。若くてはつらつとしてて3人それぞれの個性と魅力を持っていてとっても楽しかった!秋元さんは上からつっているようなバッチュときれいに90度にアラベスクしたまま空中で静止してるようなジュッテアントゥルラッセ。やっぱり彼うまいです。春奈さんは本当にかわいらしくアームスもポアントも柔らかで見ていてとても心地いい。ちょっとまだ個性が確立してない気がするので、ソロの役がもっとつくようになったらおもしろいだろうと思っています。日向さんは相変わらず初夏のようなさわやかな闊達さで見ていて心地よかった。足さばきは以前より良くなったと思います。あとはアームス頑張って・・・。
 演出はまたちょこちょこ変わってました。1幕と家庭教師がらみと、ジークフリートのソロがなくなったあたりが大きな変化かな?あと、家庭教師がらみですが彼がロットバルトを一瞬目撃します。これはちょっと蛇足だと思いました。

 なんだかんだ言ってとても楽しく、このまま府中も行ってしまおうかと思ったのですが、当たり前ですがもうありませんでした(笑)。とりあえず日向さんのクララ目当てにくるみを1枚追加。やはりこのバレエ団、大好きです。
 指揮者が福田さんでした、ラッキー♪

Kバレエ
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(2011/09/29(Thu) 23:13:10)





  Thomas Borchert インタビュー

Thomasのインタビューです
マキシムのことをいろいろ語っています。
私は頭を抱えながら読んでいるところです・・・。

Thomas Borchert
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(2011/09/27(Tue) 00:49:04)





  シュツットガルトレベッカプレコンサート

シュツットガルトレベッカプレコンサートの様子がアップされてきています。
(United Musicals掲載のもの)

Hilf mir durch die Nacht
Zeit in einer Flasche
Gott, warum?

こちらはちょっと古いものですがPia様のダンバース夫人。
Rebecca
Sie ergibt sich nicht

また、こちらはステージエンターテイメントのインタビュー画像付きのもの。
ウィーンの画像も使い、とても素敵なのですがネタばれし放題です(苦笑)。

メインキャスト以外は発表されていませんが、どうなるのでしょう。
Thomasにこんなロマンチックな役ができるのかとドキドキし通しです。
いきなり怒鳴りつけられて泣きたい気分になるのはばっちりだと思いますが(笑)。

それにしてもこのプレコンサート、スタート地点に立つ前でこのレベルかと、そのレベルの高さに驚かされます。
これから練習に入り、公演はロングラン。
レベルの高いものが見られるわけです。

Thomas Borchert
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(2011/09/25(Sun) 22:09:07)





  SoM主催のコンサートのプロモーション

ミュージカルショップSound of Musicの主催するミュージカル俳優のコンサートというのはいつも面白そうでいつか日本でもやってくれないかと思っております。
YouTubeにSoMのチャンネルがありますが、そこにあるお勧め動画ふたつ。

Thomas BorchertのコンサートIf I sing
5分という長編でゲストのCarin Filipčićさんの歌を交えつつ各曲を抜粋してくれます。
コンサートのプロモーションという以上にThomasの魅力を凝縮した感じでSoMの太っ腹さ加減に感動します。

そしてミュージカルテノールス
こちらは1分弱の短いものですが、男性ばかり4人のコンサートってどうなんだろうと思っている人間に「見に行きたい!」と思わせるだけの迫力がありました。

見に行けなくてもせめてDVDでも発売してくれればいいのにと夢を見ています。

欧州大陸側ミュージカル
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(2011/09/24(Sat) 01:29:22)





  「Die unstillbare Gier」と「抑えがたい欲望」

ちょっと思うところがあってDoVの感想を読みあさっていたのですが、「抑えがたい欲望」の感想がなんか私の「Die unstillbare Gier」の感想と違う。
「抑えがたい欲望」の感想が「クロロックと女性たちの物語」や「クロロックが吸血鬼の苦悩を歌う」が中心となってる気がしました。
確かにその側面もありますが、私はそれを経て「人間とは所詮こんなもの」という歌だと思ったのでなんかすっかり悩んでおります。
この日本語版の歌詞はよくあのドイツ語をここまでまとめたと思うものなので、私の感覚がずれてるのか訳のせいでそうなってるのかそれともあくまで読んだサイトさんと私の感想がずれてるだけなのか。
ちょっと混乱してきたので自分なりにまとめてみました。

引用元は日本語は再演のプログラム、ドイツ語は公式の台本です。
ドイツ語の邦訳は私作なので、間違っていたらごめんなさい。

(最初の娘について)
「抑えがたい欲望」
きらめく空を見ていた 遠い夏
あれは確か 1617年 ひとりの娘を愛した。
温かい頬に触れた、輝く髪にくちづけた
その時 悲劇は起きた この手の中
なにも知らぬ娘は 微笑んでた
なのになぜか その命 奪っていた

「Die unsitillbare Gier」
小麦畑は黄金色に輝き、空は晴れ渡っていた。
1617年の夏のこと。
私たちは草のささやく音を聞きながら大地に横たわっていた。
私の肌の上に置かれた彼女の手は優しく温かだった。
彼女は私を失うとは思ってもいなかった。
私もまだ自分が勝ち得たものを信じていた。
けれどその日最初の異変が起こった。
彼女は私の腕の中で息絶えた。

人生を手に入れようとすると、常にそれは私の手からすり抜けていく。
炎となり灰になりたい、燃えることなど決してないのに。

邦訳の方が娘への愛情が見えます。
原詩は「麦畑」「肌」という単語のおかげでもう少し即物的な感じがします。
この二つの歌詞、曲の上での長さは同じです。
日本語はどうしても歌詞にすると情報量が少なくなるのは仕方ないのですが、時間的には最初の娘のことを日本語の方が長く語っています。
あと「奪った」と「腕の中で死んだ」と、明確に何をしたか分かるものと結果だけ言ってるものに分かれてるのです。

(牧師の娘とナポレオンの小姓)
「抑えがたい欲望」
1730年 牧師の娘に会った
白い肌に 詩を書いた 赤いその血で
1813年は ナポレオンの供のもの

「Die unsitillbare Gier」
ある夜、牧師の娘は私を招き入れた。
1730年5月の祈りの後。
その白い肌に私は詩を書いた、彼女の心臓の血で。

そしてナポレオン付きの小姓。
1813年のこと、彼は城の前に立っていた。
彼の悲しみが私の心を砕くことはなかった。
私はそんな自分を許すことができない。

今日、私ははじめてなぜ日本語版が「クロロックと女性たち」の歌と言われるか理解しました。
ナポレオンの供の者って言われれば、そりゃ女性か男性か分からない・・・。
文字数の関係とはいえ、ナポレオン付きの小姓の話がざっくりカットされてるのがさみしい。
個人的にクロロックが人間らしい弱さを見せるポイントの一つです。
(弱さ・・・というか他人に対する敬意かなあ)

(個人的に気になったところ)
「抑えがたい欲望」
自由にもなれず 燃え尽きることもできず
天使でも悪魔でもない
なのに ひたすら 愛する者たちを引き裂く
虚しい存在

「Die unsitillbare Gier」
自由に、より自由になりたいと思うが、私を束縛する鎖から自由になることはない。
聖人に、罪人になりたいと思うが、所詮私は神の創造した人間に他ならず、
這いつくばり嘘をつき、常に愛したものを引き裂かずにはいられない。

日本語の方が歌の全体から関係のある言葉をかき集めてるのがすごい・・・(天使にも悪魔にも・・・のくだりはもう少し前にある)。
ここは「nichts als eine Kreature」をどう訳すかで歌全体の雰囲気が変わるのかなと思った。
「Kreature」は「神の創造物」もしくは「(侮蔑的に)人間」。
私は上記のように歌詞を解釈してるので、この歌は「私はこんな存在です」「でも私は人間です」「だから人間はこんな存在です」という歌に思えるのかなと思ったのです。
日本語だと「私は特別な存在」と言っているように思えて原詩では「私はそんな人間の一人に他ならない」と言ってるように思える。
(自分訳が間違ってたらどうしよう)

(最後)
「抑えがたい欲望」

だが違う 真実はひとつだ
そう 卑しく恥ずべき欲望こそが 我らの支配者

今こそ ここで 予言しよう
尽きない欲望こそが
この世界で 最後の神になるのだ

「Die unsitillbare Gier」
けれど変わることのない力は、我々を支配しているのは、計り知れない、焼き尽くすような、破壊的な、
果てしない尽きることのない欲望。

明日には死すべき定めの人間たちよ、私は今ここに予言する。
次の千年が始まる前に誰もが唯一の神のために尽くすだろう。
それは尽きることのない欲望。

すみません、他のところは両方の歌詞の曲は一致するようにしたのですが、ここはちょっとあいまいです。
意味の上で一致させてみました。
もしかして一番違うのはここかなと。
日本語版は「我々」としか言っていないので「吸血鬼を支配するのは」と見えるような気がしました。
私は勝手に「人間たち」と言っていますが原詩では「お前たち」であり、これは明らかに観客を指しています。
お前たちが尽くすのは欲望の神だとはっきり明言しています。
また、それより前の部分でクロロックは自分のことを「人間に他ならない」と言っているので、この「我々」が「人間」だということも分かります。
だからこれは吸血鬼の歌でなく人間の歌なのかなあと思いました。

自分訳が間違ってたらどうしようという恐怖を抱えたまま、とりあえず今時点の私のまとめです。

ダンスオブヴァンパイア
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(2011/09/23(Fri) 01:22:34)





  Musical Tenors CD発売決定

ドイツの男性若手イケメン(?)俳優4人(Jan Ammann, Christian Alexander Müller, Mark Seibert, Patrick Stanke)でコンサートをしているMusical TenorsのCDが10月14日発売予定とのことです。
歌も演技もうまい4人の俳優のコンサート、一度見に行きたいと思いつつ日程が全く合わなかったのでCDの発売は待ちに待っていましたという感じです。
とーーっても、楽しみです!
Patrickにはぜひお仲間を連れて再来日していただきたいものです。


欧州大陸側ミュージカル
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(2011/09/20(Tue) 22:06:28)





  Thomasに関してちょっと不確定情報

フェイスブックのドイツ語を斜め読みしているだけなのですが・・・。
Thomasが「End of the Rainbow」に既に出演してないのではないかという話が出てます。
もし遠征される予定の方がいらしたらご注意を。

Thomas Borchert
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(2011/09/19(Mon) 22:04:11)





  ザ・インタビューズ

登録してみました

まあつまり、自分語りがしたいけどテーマが定まっていない人に対して外からテーマを与えて語ってもらうシステムです。
「質問してくださいね」というのもあるんですが、それ以上にミュージカルについて語ってる人がいらしたら教えてください!
質問しに行きます!
近頃のブログやツイッターは楽しいことは楽しいんですが今あったことを語っているという感じで、こういう自分を振り返って語るというのはとっても好きなんです。
よろしくお願いします。
リストに加えてくださったら、こちらから追っかけにまいります。

(ちなみにセキュリティがいまいちという噂を聞きましたので登録の際はご注意を〜)

日記
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(2011/09/19(Mon) 00:24:01)





  Thomas&Pia&Lucy in Stuttgart!

ようやくシュツットガルトのレベッカのメインキャストが出ました。
ダンヴァース夫人がPia様というのはもう随分前から出ていましたが、ようやくマキシムと私が出ました。
Thomas BorchertとLucy Scherer
クロロックとザラの組み合わせですね。
マキシムについてはいろいろな噂がありましたが、最も意外性のある、ザンクトガレンのマキシムが来ました。
この秋からThomasは大忙しですね・・・。
私はザンクトガレンに行くかシュツットガルトに行くか大いに悩んでいるところです。

ちなみにThomasのその他のスケジュール
結構忙しいので気をつけてください。

Thomas Borchert
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(2011/09/16(Fri) 23:20:30)





  Drew伯爵の後はKevin伯爵に

先日、ベルリンのクロロックがDrewになると公表されましたが、彼は2月以降は一時ベルリンを去ります。
それ以降、2月からはおなじみKevin Tarteがクロロックを演じるとのこと
さて、それ以降Drewが戻ってくるまでは誰がクロロックになるのでしょう・・・。

注)終了時期はフェイスブックを参考に書いてるのですが、Kevinか5月まで、劇場は3月までと言ってるので、正確なところは不明です。


Tanz der Vampire
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(2011/09/16(Fri) 01:57:49)





  フィンランドのTdV

2011年9月にフィンランドでTdVが開幕するとのことで、舞台写真が公開されました
予算がないのは分かるのですが(苦笑)、気合いは感じられるので見てみたいなと思いつつ眺めています。

Tanz der Vampire
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(2011/09/14(Wed) 01:27:59)





  ベルリンクロロックはDrew Sarichに

ベルリンのクロロックはウィーンに引き続きDrew Sarichになると公表されました
びっくりです。
ご存知の通りDrewはウィーンのシスター・アクトへの出演が決まっています。
9月からシスター・アクトへ出演、その後11月14日からクロロックとしてベルリンに行き、1月までファーストキャストを務める。
それからシスター・アクトクローズまで別のキャスト(2名)がベルリンのファーストクロロックとなり、ウィーンのシスター・アクトクローズ後Drewがベルリンに戻る・・・というのがこの記事やそのほかの情報を合わせた個人的感想です。
とてもイレギュラーなキャストの動きにびっくりです。
しかしDrewがクロロックを続投すること、SEがベルリンTdVを長期にわたって公演したいと思ってることが分かってとてもうれしいです。
Drewの去った後のクロロックは不明。
クロロックのカバーはRobert D. Marx(ウィーンから続投)とFlorian Soyka(シュツットガルトから続投)の2名とのことです。


Tanz der Vampire
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(2011/09/13(Tue) 00:38:50)





  旅行記 2011/07/04(月)

 寒いなあと思いながら目を覚ましました。外気温11度って、一体今は何月なんだ・・・。

 昨日のJ&Hの衝撃もさめやらぬまま、今日はサンセット大通りです。ちょっと長旅になります。いや、Hagenなんて僻地に行ったからそういうことになるのはわかってます・・・むしろ韓国の方が時間的には近いかも?(笑)朝ご飯は普通にパンと卵とチーズにハム、それから果物にヨーグルト。相変わらず野菜がありません。

20110704_1.JPG 予定より早く支度が終わったので1本速い列車でエッセンへ。はい、SoMに行くためだけです(笑)。荷物をコインロッカーに押し込んで街歩き開始。エッセンは普通の都会ですが、それでも日本からの観光客にとってはやっぱり面白い。

 多分市庁舎。もっだーん。
20110704_2.JPG

 お店が開くくらいの時間を見計らってSoM(Sound of Music、ミュージカル専門店)へ。20110704_3.JPGBerliner Platzから徒歩5分くらいでしょうか。D出口からコロセウムシアター(エリザベートやオペラ座の怪人をやっていました。情緒のない大きい劇場・・・)の裏へ。公園のような何もない広場をまーーーっすぐに抜けていくと、向かい側の通りの角にお店があります。ガラス張りの窓にミュージカル関係のポスターが貼ってあるのが特徴。いつものようにいろいろ大人買い。送料を気にしなくていいので、どうしてもここに来ると雑誌を買い込んでしまう・・・。とりあえずDaCapoを買い込んで、新しいCDを買って。ミュージカルテノールスのカレンダーに心惹かれましたが、カレンダーは捨てられないので見なかったことにしました。チラシをいくつか仕入れて(Thomasのソロコンサートがなかったのが切ない!)きました。あれこれ探していると何か音楽をかけてくれました。聞き覚えがあるメロディーに聞き覚えのない歌手・・・もしかしてドラキュラの新しいCD!?ちょっとうれしかったです。ちなみに、この時すでに発売済みの「女教皇」のCDがありませんでした。どうも売切れていた模様です。ちょっと嬉しい。(私はこのあと劇場で購入)

20110704_4.JPG ちなみにコロセウムシアターはステージエンターテイメントの餅劇場ではなくなってしまいましたが今度エリザベートやるよのポスターは貼ってありました。

 あまりの寒さに今晩の野外劇場での観劇に命の危険を感じ、Kaufhof(デパートでいいのかな?)で膝掛けを購入。うん、膝掛けじゃなくって毛布だってことは分かってるよ、サイズが大きいし、なによりそこは寝具売り場だった(笑)。ぎりぎりスーツケースに入るサイズで、2000円(16ユーロ)で暖を買ったと思えばそんなに惜しくない(そのくらい寒い)。この毛布の行方はそのうち考えます。持って帰ってもいいように、好みの色は選んだ。(ちなみにこの毛布はその後私のかばんの容量を増やし私の頭を悩ませつつ、無時日本にやってきました。そのうち使う予定)
 電車の乗り継ぎの関係上、ケルンへ。1時間ほど余裕があったので荷物をコインロッカーへ。今回の旅でしみじみ思ったのですが、ドイツのコインロッカー事情はとてもいいです。とりあえず私が途中下車した駅には全て私の持つ大きなトランクが収まるサイズのコインロッカーがかなりの数あり、不自由した記憶がありません。注意点としては4,5ユーロとやっぱり安くはないことと、コインオンリーのことが多いことでしょうか。コインロッカーを使うときは10ユーロくらいの小銭を常に蓄えておく心積もりが必要です。ちなみにケルンは2時間なら2.5ユーロでした、ラッキー♪
 身軽になったところでケルン駅前大聖堂(といつも呼んでる)へ。
 ケルン中央駅。
20110704_5.JPG

 右に90度回転する。
20110704_6.JPG

 実際、このくらい至近距離にあります。ケルンに来るのはおそらく3回目。1回目は初めてドイツに来た時でDrewのJ&Hを見に来た時。次はオーバーハウゼンのTdVを見に来るついで。この時が時間的に一番余裕があって、大聖堂の他に美術館(また行きたい!)も行ってご飯も食べていきました。はじめて見上げたドイツの大聖堂ということで、なんとなく懐かしいのです。
20110704_7.JPG 大聖堂の滞在時間は正味30分ほど。でもちょうどお祈りの時間でパイプオルガンの音を聞くことができました。世界遺産の大聖堂の天井に響くパイプオルガンの値を聞く・・・短いですがとっても幸せな時間でした。そのあとお祈りも終わり、中も見学できてとても短いけれど充実した時間でした。


 そしてケルンからフランクフルトへ。フランクフルト空港へ向かう人が多いのか、荷物も人も山盛りでした。この区間は絶対席を予約しなくてはだめだと感じた混雑ぶりでした。荷物置き場に荷物置けてよかった・・・。ちなみにこのあたり、ケルン、デュッセルドルフと空港密集地帯なんですが、それでもやっぱりフランクフルトが便利なのですね・・・。

20110704_8.JPG フランクフルトでピザを入手してICに乗り換え。ICは席の予約をしていたのですが、発着予定を見ると私の乗る列車の乗る車両がないと書いてあるような?駅員のおっちゃんに聞いてみるとやっぱりないみたいで、予約の紙にハンコを押される。おそらく到着駅でこれ見せて返金してもらえということなのでしょうが、なんか納得いかない・・・。ちなみに実際に乗ってみたら私の乗る号車はちゃんとありました、予約が必要ないくらいすっかすかでしたけど。うーん、なんかすっきりしない・・・。


 今日の目的地バートヘルスフェルトへ。ICではFulda(翌日行く)、バートヘルスフェルト、Eisenach(一昨年「聖女エリザベート」を見た)が続いていて、ひとしきり感動。20110704_9.JPGバートヘルスフェルトは唯一ICEの止まらない駅で、実際駅も小さい。そして駅前ぐるりと見回しても広場になっててお店の影も形もない。手元にある地図を見て、あたりにある登り坂を見て、駅前にある地図をもう一度見て、「ヘイ、タクシー!」。歩けない距離ではないことは分かってるんですが、荷物を抱えて曲がりくねった道を迷うのは嫌だ・・・お大臣旅行ではありませんが、そこまでけちけちする気もない。ホテルまで連れて行ってもらいました。5ユーロ程度だったので、迷子になる自信のある方はさっさと駅前でタクシーに乗ってしまった方がいいかと・・・。


20110704_11.JPG ホテルは「Stadt-Hotel Bad Hersfeld」。

20110704_10.JPG劇場に近い、安いホテルです(今回の旅行最安値50ユーロ♪)。安いけど、部屋もそこそこ広かったしホテル自体かわいくて雰囲気が良かったのでこれはこれで良かった。ただしエレベーターがないので呪いの言葉を吐きながら3階まで荷物を引き揚げる羽目になりましたが・・・。クラシカルな鍵のホテルで、遅くに帰る時は鍵を持っていってね〜と言われました。終演後、帰ってきたら確かにフロントには人はいませんでしたがすぐ隣のバーには人がいたのでさみしく帰ってくる感じでなくそれはちょっと一安心でした。
 とにかく寒くて、体がしんどくて、ホテルについたらそのままベッドに沈みこみました。開演は9時。8時頃まで一休み・・・。

20110704_12.JPG もう少し早く起きれるかと思いましてがやっぱり8時まで眠っておりました。お散歩する間もご飯を食べる間もなく、エッセンで買った青い毛布を抱えて劇場へ。道すがらちょっと写真を撮りました。これ、8時過ぎなんです。本当にすごく明るい。


 劇場の裏。20110704_13.JPG劇場内は撮影禁止だったので撮れませんでしたが、この石造りの雰囲気そのままの舞台でした。雰囲気的には最高でした。青い毛布を抱えてたらちょっと恥ずかしいかなと思ったら、ダウンジャケットを着ている人の合間に茶色い毛布を抱える人がちらほら。全然恥ずかしくない、みんなおんなじでした(笑)。


 この日の夕食は劇場前の特設テントでアップルジュースとプレッツェル(笑)。せっかくドイツまで来てなにやってるんでしょうね〜。
 舞台自体は素晴らしかったです!サスペンスなので物語が進むほどに照明が落ちていくのが雰囲気満点でした。豪華なセットはありませんでしたが、石造りの劇場の雰囲気だけで満足。雨天の時は屋根も出てくるみたいですし、劇場はきっちり段差があってみやすいし椅子はきちんとしたものだし、野外劇場初心者に優しい劇場でいた(座布団必須の劇場もあると聞く・・・)。休憩なしで2時間30分ほど。はるばる来てよかったと思える幸せな時間でした。ぜひまた来たいです!

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/11(Sun) 01:44:21)





  旅行記 2011/07/03(日)

 日曜日のハンブルクといえばフィッシュマーケット!昔から行きたかったのですがどうしても日程があわずに行けなかったので今回はちょっとこれも楽しみにしていました。到着日の翌日だったので朝ちゃんと起きれたら・・・と思ったのですが、無事にお風呂に入って(前日はすぐ寝た)髪を乾かして出発して8時。これで行けるかと思ったら、残念ながら霧雨。風が強くって、いわゆる傘では防げないタイプの雨。気温16度の雨は冷たく、実は昨日からちょっと冷えて風邪ひかないか危険な状態だったので、諦めてさっさと移動することにしました。うん、ハンブルク劇場3つもあるし大好きな街だから、またきっと来ることもあるよ・・・。(寂しい)
 朝御飯を食べてなかったので中央駅で食料調達。頼りのNord Seeがまだ開いてなかったのでがっかりしつつ隣の軽食屋さんを覗く。朝っぱらとはいえすでに「ソーセージ食べさせろー!」という気分だったので、レバーケーゼを頼んでみました。20110703_1.JPG予想の倍近い厚さでやってきたことにびっくりした・・・。パンの香ばしさがレバーケーゼのわずかな脂身を中和してくれて、意外とあっさり食べられてしまいました。ああ、やっぱり旅行で太るフラグがたってる・・・。ちなみに飲み物は相変わらずビターレモンです。
 さて、ICでひとまずエッセンへ。ドイツということで、地元の人も眠ってるから私も一眠り。昨日の感想を打ち込んだり、窓の外のドイツらしい景色を見ていたら3時間もあっという間です。

 Hagenは某歩き方にも載っていないような街なので特になにがあるわけでもない感じなのでぶらぶら街歩き。20110703_2.JPG最初は落ち着いて歩いていたのですが、角を曲がると川があったり教会があったりドイツらしいかわいい家が遠くに見えたり、だんだんおもしろくなってきて逆上して写真を撮っていました(笑)。

 おされでもっだーんな市庁舎。
20110703_4.JPG

 なんのことはない、ただの川だったり街並みだったり。ぶらぶら。
20110703_5.JPG

20110703_6.JPG

20110703_7.JPG

 Ev.-luth. Johanniskirche。
20110703_8.JPG

 別の教会(名前不明)。
20110703_9.JPG

20110703_3.JPG ホテル。City Hotel Deutsches Haus。良いところも悪いところも特に特筆するべきことの記憶なし。

20110703_10.JPG 開演前に劇場近くで唯一開いていたチェーン系のカフェでケーキを食べていたのですが、さすが日曜日の閉店30分前、店員さん達の「帰れ」オーラが素晴らしかったです(笑)。

20110703_11.JPG 劇場。見ての通り外観工事中。この日の観劇はジキル&ハイド。若干地雷臭はしましたが、ここしばらく見てないし久しぶりにドイツ語のJ&Hが見たい!ということで覚悟を決めていったのですが、予想をはるかに上回る地雷でした(笑)。いや、このとんでもぶりは一人で胸に収めておくのはもったいない、ぜひ皆で分かち合わなくては!と思うほどにはすごかったです。でも久しぶりに生オケで聴けたし、オペラちっくな歌い方は覚悟の上だったから結構耳は幸せだったりしましたが、演出のとんでもぶりは想像を絶するものでした・・・いや、すごかったすごかった。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/10(Sat) 00:31:25)





  旅行記 2011/07/02(土)

 9時半出発の飛行機なので、たとえ空港に近いホテルだとしてもやはり早めに出発。前日は楽しみなのか緊張したのかで珍しく寝付きが悪かったです。起きられて良かった。ところでこのホテル、到着したときに何かおかしいと思ったのですが、従業員が皆アロハ!このホテルの習慣なのかクールビズか分かりませんが、ちょっと違和感がありました。うーん、先入観。

 さて、両替をしようとしたらいつも使っている銀行は9時からということであきらめました。とりあえずレートのいい方で両替したのですが、実は出国後の両替所が一番レートが良かったです・・・それも1円以上!前に見たときは1円以上高かったのでここでするもんじゃないなと思ったのですが・・・ここは見分けがつかないからつらい。

 朝ご飯はスープストックの中華粥にしました。お粥はあまり食べないけど、おいしいな〜。ところで私が行ったのは8時過ぎだったのですが、後ろに8時半ボーディング開始の人がいました、大丈夫かな・・・。小腹を埋めて、お隣で非常食用にベーグルを買って出国です。さすがに朝早いので出国ゲートも空いていて快適でした。

 今回はルフトハンザのLH711。最新機体ー!(かどうかは分かってませんが、新しくってとってもきれい!)2階がビジネス以上、1階がエコノミーでした。隣で添乗員さんが「2階を見学にいこうとしたら怒られた」と行っていましたが、まあ、当然でしょう。見に行くだけなら、私も是非経験したい・・・!さて、機内が余りにも寒くて、現地用のジャケットを着てふるえながら離陸。今回は本当に、何年ぶりかの2席利用できます状態♪快適ですが、ほぼ間違いなく欧州方面からの旅行客が減ってるためだと思うので、複雑な気分・・・(この予想は外れなんじゃないかということを帰国時に思うのですが、その話はまたあとで)。そういえば4月頃は日本から直接ドイツに行けなかったことをしみじみ思いだす。
 さて、私が海外旅行に行き始めた頃は個人モニターはついてることが多いけどまだないこともありました。さすが最新機、個人モニターがありますが、ボタンが少なすぎてなにもできない・・・とおもったら、え、これタッチパネル!?あまりの贅沢な作りに、びっくりしました。さすがルフトハンザだ・・・。

 食事はチキンの香草焼きと牛肉の柳川風。
20110702_1.JPG
日本発の場合は日本食がおいしいので、後者を選択。卵に火は通っていますが、あんかけ風のたれのおかげでどことなく半熟風。味のしみたご飯がおいしい。そして柳川丼にのり巻き2個、パンもあってすっかり炭水化物まみれ(笑)。どうでもいいですが、ここ数年でオリーブが食べられるようになった気がします。

 ナルニアの第3章を見ていて、途中で眠くなったから一休み。好みのところでストップできるから、こっちのテンポに合わせられる、なんてすばらしい・・・!

 途中で起きたりもしましたが、何となくうつらうつら到着の2時間20分前。もう一眠りしようかと思いましたが、ナルニアを最後まで見たかったので、再開。途中で出されたご飯は鳥の照り焼き丼もしくはペンネでした。
20110702_2.JPG
丼連続はいやだったからペンネにしましたが、どうしてこんなに重いトマトクリームソースにチーズまで乗せて、さらにチョコレートケーキ(オペラ)まで食べられると思うんだろう・・・。
 ナルニアはたいっへんおもしろかったです!ストーリー云々じゃなくて、船が、船が・・・!かなりしっかり作り込まれた船で、これを大画面で見るべきだったと後悔することしきりでした。実用の船としては生活の汚れみたいのがなかったのですが、それはほら、ファンタジーだから!私の好きな英国海洋小説は19世紀初頭、銃火機の世界ですから、弓矢の世界というのはとっても新鮮。船とカスピアン王のワイルドな色気を堪能してたら終わってました。ちゃんと見たかったなあ・・・(それ以前にいい加減1章見ないと・・・)

 到着まではラプンツェルを時間まで見る(もちろん見終わらなかったけど)。着陸はちょっといまいち・・・。
 フランクフルトに着いたらしばらくハンブルク便出発まで時間があるのでビターレモン(レモン味の炭酸水、好物)を飲みながらお店をぶらぶら。いろいろおいしそうなものはあったけど、パスタがもたれていたのであきらめる。ようやく旅のしおり(旅程や劇場についてのメモ)を見たのですが、今回ひどい・・・。ホテル名がなかったり、開演時間が間違ってたり・・・。あとでチケットやらホテルの予約用紙を見ながら直す必要がありそうです・・・だめだこりゃ。実際今回の旅はなぜかめんどくさく、力つきてたのは事実なのですよ・・・。(完璧なスケジュール!のはずがあちこち穴があることに気づき、しかも取り戻せないことに気づいて、いじけてただけだと思われる)
 5分くらい遅れてフランクフルトを出発し、ハンブルクへ。起きるわけでも寝るわけでもなくうつらうつら外を見ていると、え、なにこの厚い雲、なにこの雨粒。ということで、ハンブルクは大雨でした。現地のみなさまが傘使うレベル(といえばどれほどのことか分かっていただけるかと)。その上本当に寒くて、東京でいえば3月の頭くらいで、ちょっと寒さに震えました。私死ぬんじゃないかな、旅行の後日本に帰ったら(暑いの嫌い)。
 雨の日にスーツケースを引きずることほどいやなものはありませんが、とりあえず駅近なので電車と歩きでホテルへ。はじめてバスでなくSバーンを利用して市内にでましたが、結構便利でした。意外と近い。今回、ホテルは一月前にとったのですがなぜか中央駅の一泊2万円強のところと今回泊まる町外れのIBISしかなくてびっくりしました。
20110702_3.JPG
結局調べ損ないましたが、何かあるのかしら?そりゃ中央駅の方がいいですが、空港、中央駅、劇場からそんなに離れておらず、ぎりぎりセーフでした。部屋の広さなんて全く期待していないのでいいのですが、それよりも史上最高に使いづらいシャワーにびっくり!
20110702.JPG
足元に仕切りが全く、ちょっと排水溝に向かって床が斜めになってるだけ。この状態でトイレの足元が濡れなかった自分をほめてあげたいです・・・。
 どうでもいいのですが、道すがらバスでどこかに向かうはしゃいだ方々あり。サッカーでもあるのかしら?
 親切なおっちゃんの案内により劇場には無事にたどり着けたんですが、そんなことどうでもいいくらい寒い!寒いのはなんとかなるんだけど、土砂降りがどうにもなない、雨が冷たい。日本でいっても大雨。ゲリラ豪雨、夕立のようにすぐ止む感じでなく、降り続けるタイプの大雨です。若干濡れネズミになったのとおなかが空いたので劇場へ移設のビストロへ。ようやくこういうところに一人で入れるようになりました。フランス風魚スープということでしたが、魚の出汁のきいたクリームスープは結構おいしい・・・んですが、何でこっちの味付けはこんなに塩辛いんだろう・・・。冷えきった体も、ちょっと暖まりました。
 初日の観劇は「End of the Rainbow」(感想はこちら)。ジュディ・ガーラントのお芝居です。「芝居」という部分から分かるように、初っぱなから理解はあきらめてます(笑)。見に行った理由はThomasがいるから!歌ってくれなくても、生声でピアノ弾いてくれるThomasが目の前にいるのは至福でした♪背が高いから、それを縮めてちょっとおどけた感じの演技をするのがとても好き。無精ひげが白髪交じりといった感じで、彼もそんな年になったのかとちょっと感慨深かったのでした。バルジャンやってくれないかな・・・。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/09(Fri) 00:40:53)





  旅行記 2011/07/01(金)

 仕事の山場が終わった気がするので、夏休みをとってみました(笑)。相変わらず空気を読まず、誰よりも早く長く遠くに行きます(笑)。久方ぶりのドイツ旅行はすなわち久方ぶりに移動の多い旅行で、ここしばらくウィーン一都市滞在という甘えた旅をしていたため、若干緊張しております。とりあえず目当ての舞台が全部見れるようにお祈り。

 今回は最初の都市がハンブルクのため、ルフトハンザの一番早い便になりました。若干早起きする自信がないため、前日から成田へ。荷造りをちゃんとしてなかったため、我ながらびっくりするどたばた出発でした。成田まで普通列車で行くのはしんどいなあ、安いけど。

 さて、海外旅行の際に保険に入るか入らないかは意見が分かれるところでしょうが、現在私は「もう○回(怖くてとても数えられない)も旅行してるんだから、そんなものに頼らなくても大丈夫!」という、サスペンスドラマにたとえれば次のCM後には被害者になってるような危うい状態ですので(笑)、入るようにしています。今回はドイツでは謎の菌による食中毒が発生しているというのもありますが。

 ホテルはホテル日航成田。ぶっちゃけ、安いのと近いのが利点程度です。風呂もついてるだけなんで、よほど遠くない限り家で入っていった方が良いでしょう。家でとりあえずスーツケースに詰め込んだものを機内持ち込み用と預ける用に仕分け、おやすみなさい。

旅(2011/07/02-2011/07/10)
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(2011/09/09(Fri) 00:01:36)





  Tanz der Vampire in Berlinキャスト(一部)

11月から始まるTdVベルリン公演のキャストが一部公表されました

Graf von Krolock: noch nicht bekannt gegeben
Sarah: noch nicht bekannt gegeben
Alfred: noch nicht offiziell bekannt gegeben
Professor Abronsius: Veit Schäfermeier
Herbert: Marc Liebisch
Chagal: Kai Hüsgen
Rebecca: Barbara Raunegger
Magda: Goele de Raedt
Koukol: Stefan Büdenbender

Gesangsensemble:
Linda Veenhuizen, Myrthes Monteiro, Angelina Markiefka, Esther Hehl, Miriam Lotz, Christopher Busse, Florian Soyka, Robert Marx, Dennis Jankowiak, Thomas Schweins

Tanzensemble:
Paula Ferreira, Anna Loupusny, Sandra Milly, Judit Szoboszlay, Sarah Bowden, Pierre Damen, Czaba Nagy, Alan Kelly, Brett Hibbert, Stefan Mosonyi

Swings:
Juliane Bischoff, Nina Ungerer, Helen Morris, Samantha Turton, Laura Greer, Silvano Marraffa, Kevin Köhler, Sven Prüwer, Toby Poole, Zoltan Fekete
Dance Captain: Vanni Viscusi

かなりドキドキしながらページを開いたのですが、意味がないにもほどがあります(苦笑)。
日本のやり方が完全に正しいとは言いませんが、あまりの違いにびっくりです。

アルフレートのところだけ書き方が違うのでファンのフォーラムに行ったところ、Michael Hellerがアルフレートを演じるとフェイスブックで言っていたとのことでした(未確認)。
彼を含め、他のキャストも正式発表が待たれます。
割と本気で・・・。

Tanz der Vampire
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(2011/09/01(Thu) 01:08:37)




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