Tanz der Vampire
(マチネ)
2007/10/06
Theater des Westens Berlin

Graf von KrolockPhilipp Hägeli
SarahKatrin Löbbert
Professor AbroniusJens Janke
AlfredAlexander Klaws
ChagalJerzy Jeszke
MagdaKatja Berg
HerbertHaldor Laegreid
KoukolStefan Büdenbender
RebeccaSvenja Kühl
TanzsolistenKym Boyson(Rote Stiefel Solo/Nightmare Solo)
Kevin Hudson(Weißer Vampir)
Vanni Viscusi(Rote Stiefel Solo/Schwarzer Vampir)
GesangssolistenSven Fliege
Andrea Casati
TanzensembleMilena Alaze
Hannah Carter
Tiziana Doneda
Philipp Kempster
Silvano Marraffa
Ákos Tihanyi
GesangsensembleSanne Buskermolen
Fanny Drenthe
Anne Hoth
Nina Janke
Christina Ogink
Jakub Wocial


注:キャストは6日マチネのものですが、感想は5・6日通しの1幕の感想です。

 5日の感想に書き忘れましたが、セットはかなり変わっています。 すぐに分かったのがクロロックの城の本棚。 なんか簡素になっています。 地味に小さくなっているのが宿屋のセット。 ハンブルク版では「Stäker als wir sind」でアルフレートが2階のレベッカ&シャガールの部屋とマグダの部屋の間の部分に 挟まっているのですが、ベルリン版ではそんなスペースはありませんでした。 ちなみに、螺旋階段が非常階段に見えてなんじゃこりゃと思ってハンブルクの写真を確認したのですが、 これもやっぱり変わってました。 舞台が狭いからそうなったんでしょうが、全般的にハンブルクのほうが好きです。
 衣装で変わったと気づいたのはSchwarzer Vampireくらい。 振り付けはハンブルクとあまり変わっていないように思えましたが、あの舞台の狭さを思うと 変えるべきではないかと思わなくもありません。

 ちょっと気になったことなのですが、ハンブルクで見た回数もベルリンで見た回数もたいしたことないのに 言っていいことじゃないとは思うんですが、ちょっとリピーターの数が少ないかなあと。 初見の人が多いような雰囲気があって、不思議でした。 もう少し劇場にリピーターがいてくれるとうれしいなという、観光客のぼやきでした。

 さて、場面ごとにちょっと印象的だったことでも。

Ouverture
 ここに限らず、全体的にハンブルクに比べて映像を駆使している感じ。 きれいなことはきれいだし、そんなに違和感ないけど、なんとなく力入れて欲しいところと違うなと。

He,Ho,He
 アルフレート、演技はいいなあと思います。 おっかなびっくりしてるところが、かわいいのですよ。 ずっと疑問だったのですが、このシーン最初に教授がいるところは雪まみれなのに、気づくと教授が倒れてて不思議だったのです。 仕掛けはなんとなく分かったようなやっぱり分かんないような。 すぐ舞台の種探しをする人間なのですが、この作品には色々な「種」が隠れていて、 しかもかなり意識しないと見つけられなくって、面白いです。

Knoblauch
 やっぱり狭いなあと思う。 ここのもっさりした感じのダンス、好きです。
 あ、アルフレートの「Die sind gross」の台詞、もう少し声が大きいとうれしい。 せっかくうけてるのに、声が小さくって聞き逃しがち。 ええ、散々言っておりますが、マグダの胸はでかいです。 オペラグラスを使わなくってもはっきり分かるくらい。 肩を揺らしただけで胸まで揺れるなんて、素敵過ぎます。 またその時のマグダが、変に色気を出そうとしていなくってキュートなのです。

Eine schone Tochter ist ein Segen
 このシーンでいつも気になるのは、教授の服の脱ぎ方。 いつも「それはありえない」という脱ぎ方をしている気がします。 それを「いつもやってる」ように見せてくれる辺りはさすが。 上着を脱ぐときの両手を後ろにやって体を前後に揺らし、反動で脱ぐというのはなかなかつぼにはまりました。

Nie geseh'n
 マグダばっかり見てます。 いえ、もともとこのシーンのマグダって好きなんです。 枕元から裁断バサミ取り出してきて構える辺りのかわいさは、不変です。 そのほかもシャガールの言葉を聞き流しながら裁縫していたり、シャガールに寄りかかられそうになって 無表情のまま後ろに体をずらしたりと、さりげなく色々やっています。 シャガールが物音を立てたとき、「誰か」が来るのを察知して服の胸元を引き寄せたりと・・・見続けていると色々面白いです。 あとはレベッカがシャガールがいないことに気づいて憤慨している辺りを見ていたため、1階部分が記憶にない・・・。 教授の動きのタイミングなんて、ほんと絶品なんですけどね。

Gott ist tot
 クロロックは下手側から客席中央の通路を通って、上手側の階段を上って舞台に上がります。 そして最後は下手一番舞台寄りの出口からはけて行きます。 やっぱり狭いから、歩く距離が短くってもったいない。
 Thomasのクロロックは声も低くなり、声質もさっぱりしてずいぶんクロロックらしくなったと思うのですが、 この曲の「Jahrelang」の部分だけは何遍聞いてもThomasなんですよね(苦笑)。 一声目が彼らしいねちっこい声色なので、なんとなく損してる感じ。 でも雰囲気はずいぶんクロロックらしくなった。 血が赤くなくなったし、白い肌は触れたら冷たいように思える。 これだけで結構満足しました。
 このシーンはクロロックにしっかりライトが当たる数少ないシーンだと思うんですが、Philippクロロックがちょっと怖かった。 皺の描き方が濃すぎるのかしら。 不気味すぎてちょっといまいち。 Thomasのクロロックもメイクは濃くって、地の顔が全く分からないけど怖いことはないです。 そうそう、ベルリン開幕時の写真で見た時より、メイクは濃くなっていた気がします。 写真で見た時は地の顔が分かったけど、実際に見てみたらさっぱり分からなかった。 (不気味すぎるのもいやだけど、地の顔が分かるほど薄いのもいや)
 6日ソワレはちょっと斜めから見ることができたんで、クロロックの影の使い方がおもしろいなと思いつつ見ておりました。 照明の使い方とか、ちょっと面白かった。 ここも、疑問一個解消。
 最後に月を振り返った後はPhilippクロロックは月に対して威嚇する感じ、Thomasクロロックはちょっと牙を光らせる感じでした。
 書くところがなかったのでここに書いてみますが、クロロックの手の特殊メイクは一度じっくり見てみたいです。 付け爪の所まで指にしてるのか、それとも指の節に何か工夫があるのか。 妙に「大きな手、長い指」を感じさせるのですよ。 顔以上にしっかり塗りこまれた指の節くれだった感じは、不気味で素敵です。

Alles ist Hell / Wahrheit
 やっぱりStefanのクコールは良いです。 海千山千っぽいシャガールが結局言いなりになってしまうのも分かるくらい、なんともいえぬ迫力がある。 それくらい怖いのに、体を小さく丸めているせいかなんともいえぬ愛嬌があるように見える。 不気味で怖いけど、かわいいのです。 そんなところが好きで、いつも見入ってしまいます。
 このシーンはクコールマグダ教授と見所たっぷりで・・・やっぱり基本的にマグダ見てました。 おかしいな、私そんなに彼女のこと気に入ったのかしら?
 マグダの持っている包丁、考えてみればあれ、本物の刃物なんですね。 ざくざくと野菜?をリズミカルに切りながら歌ってるのですね。 すごいと言うか、怖いと言うか。 その切った野菜?をわざと地面に落として「拾って」とアルフレートに訴えるのです。 このときの目つきと言うか、物腰がすごく女の子っぽいというか・・・ちょっとわざとらしいまでに「かわいい子」を 演じているのが面白い。 別に色気を出しているわけではないんですが、アルフレートを誘惑しているようにしか見えないのが不思議です。 澄ました顔立ちが彼女の地の性格と全く合ってなくって、おかしかったけどかわいかった。
 舞台の中心では教授がちまちまとした動きをしているのが、こちらはこちらでかわいかった。 レベッカとのやり取りも面白い。 窓から見えるザラの姿も気になるし、本当に目が足りないのです。
 そして最後、一列に並ぶシーンでは、刃物を振り回して微笑みながらポーズを決めるマグダにしびれたのでした(笑)。

Du bist wirklich sehr nett
 個人的わがままだけど、アルフレートはもう少し細めのほうがいいなとこのシーンを見て思いました。 上着を脱ぐから、顕著に出てしまうのかしら? あ、ここのザラの部屋をのぞいていたら後ろから本人に声かけられてびっくりのシーン、 驚き方が半端なかったです。 本当に素で驚いているように見えました。 3回連続そうだったので、演技なわけですが。 このアルフレート、演技は本当に面白いです。
 Katrinザラ、お風呂に入る時にお尻をふったので、目が釘付けでした。 色気があるという感じではなく、ただ「うれしいな♪」という気持ちを表現しただけだったのですが、 その無防備さがあるからこそかえってどきどきしたというか・・・。 ああ、あまりに無防備すぎたので、本当に人様のお風呂を覗いてる気分になったのかもしれないです(笑)。

Einladung zum Ball
 このシーンはあほでかっこよくって好きです。 どこがあほかというと、人の家の風呂場に侵入して無防備の生娘前にしてそちらにほとんど目もくれずに歌い上げるところが とにかくあほです。 素っ裸の娘さん前にしてやることはそれかいと突っ込みつつ見ていると、 クロロックがかっこいいのかあほなのか良く分からなくなります。
 それにしても舞台が狭い!! クロロックが屋根から下りてきて登場する辺りからして狭さが際立つし (というか、もしかして高さ足りない?ベルリンクロロックって一番低い人でも184センチあるのですよ(各々のHP参照))、 その後も明らかに「狭いところに対応した動きをしてます」という感じですし。 Thomasが手を広げると「指先から壁まで何センチ」と書き込みたくなるくらいぎりぎりの広さでした。 思いっきりマントを翻すスペースがないところに、クロロック連れてきてどうするのよ!(涙目) というわけで、かっこよかったにはかっこよかったのですが、「狭いよ、狭すぎるよ!」という突っ込みのほうが印象深いです。 あ、一段高いところ(風呂桶の端っこ?)に立って、マントを後ろに翻すクロロックはかっこよかったです。 シチュエーション的には、やっぱりあほですが。 ここのザラは聞き入ってるのかあっけに取られているのか分からないところが良いです。 最後の、ザラの首筋を撫でるクロロックの指先の艶かしさが好きです。 予期せぬ侵入者に驚いて、マントを翻し消えていく辺りの流れも、テンポ良くって好き。
 そのあとのどたばた劇も狭い〜〜! おかしくって好きなシーンなんですが、残念ながら「狭くって皆さん大変そう」の印象のほうが強いです。 「狭い」と感じるのは、実際この劇場がライムント劇場より狭いというのもあるのですが、 シュツットガルト、ハンブルクからの続投組が、そちらの広さを忘れずに舞台に立っているという感も無くはありません。 そういう意味では時がある程度解決してくれるように思えなくもありませんが、もう10ヶ月もたってるはずなのよね・・・。
 ザラの様子が気になって部屋の様子をのぞくアルフレート、なにやらメモを取っている教授。 安定感が無いなと思った教授の前に、ちょうどいい台(アルフレート)が! アルフレートの背中にメモを置いて書き込みを続ける教授。 そんなことに気づかず、アルフレートが体を起こそうとすると「今の格好に戻れ!」と指示する教授。 結局覗き見をする体勢で固まるアルフレートと、その背中で書き物をする教授。 あほあほコンビです(笑)。 このシーンの何が好きって、あほなことやってるのにお互いが何を考えているかはっきり分かること。 傍から見ると教授がやっていることはばかっぽいけど、「そうよね、やっぱり何か台がないと書きづらいわよね」と 同意できてしまう辺りが本当に不思議。

Draussen ist freiheit / Die roten Stiefel
 アルフレート、悪くないけど歌うといまいち・・・。 特にザラはしっかり迫力ある歌声を披露してくれるので、さらにいまいち。
 「Die Roten Stiefel」以降は本当に魅力的。 ザラとクロロックの声質が合っていないとか、そんなことどうでもよくなる迫力です(Totale Finsternisはやっぱり気になる)。 ダンスがとにかく魅力的! 少し乱暴な感じさえするんですが、それがいい感じに迫力を出しているのかなと。 女性Roten Stifel Solo(ザラダンサー)が振り回される感じにリフトが続いていくのが楽しい〜。 5日はちょっといまいちで「5月のあれは何かの幻?」という気分になったのですが、6日は面白かった! 舞台が狭くってちょっと窮屈そうに見えますが、みっちりしていてこれはこれでいいかなと思っています。 踊りの良し悪しではあまり論じられないのですが、6日は女性ダンサーも男性ダンサーも1組のソリストが 踊りの、そして物語の中心だと思えたのが良かった。 見た目は皆似ているのに、雰囲気が違うのですよ。 そのソリスト1組が場の支配者であり、そして女王であるという雰囲気が魅力的でした。 最後に男性Roten Stifel Solo(クロロックダンサーと言うのはちょっとはばかられるから、なんと言っていいか分からない)が ザラダンサーを掲げるように頭上に持ち上げる場面。 5日は失敗してくださりまして舌打ちしてましたが、6日は成功。 成功というか、あまりにやすやすと掲げあげるので驚きました。 リフトって力業じゃなくって呼吸だとは言うけど、あれだけ高々と掲げた上でくるくる回る姿は、圧巻でした。
 一個だけ難点。 男性Roten Stifel Soloがザラダンサーとキスしてひざまずく時のマントの翻し方が両日ともべたっとしていてちょっといまいち。 ハンブルクではマントがふわりと翻り、それがかっこよくて好きだったので、ちょっと残念。 (難点というわけではないけど、ここキスシーンがハンブルクより激しくってびっくりしたわ)
 ダンスのあとの重唱のシーン、ハンブルクでは宿が後ろから出てくるだけでしたが、ベルリンでは回っております。 アルフレートが挟まる隙間がありませんからね、マグダの部屋の脇のほうに座っていました。 このシーンは暗闇に浮かび上がる光が神々しくさえ見えるし、重唱がとにかくきれいなんで大好きです。 特にクロロックのパートの音の取り方が好きだ。 屋根の上に突然クロロックが現れるような演出も。 マントで体を隠して控えていて、ライトが当たったとたんにマントを払うからそう見えると分かっていても、 この登場の仕方はかっこいいなと思うのです。

Wuscha-Buscha
 相変わらずマグダばっかり見てます。 「シャガールが死んだ」ことを告げられた時の彼女の様子が印象的。 手に持っていたほうきが静かに滑り落ちるけど、取り落とすところまでは行かない。 驚いているけど、まだ半ば理解していないような表情が印象的でした。
 Maikeレベッカは、なかなか泣かせる感じがして好きだったわ。

Tot zu sein ist komisch
 マグダの歌が聞き応えがあると、魅力的なシーンになるのですね。 低くって響きがよくって伸びがいい声を堪能しました。 演技も好きです。 細かいところなんですが、ろうそくに火をつけるシーン、もちろん、本当のろうそくではありません。 でも、火をつける瞬間に風にあたって火が消えないようにちょっと火に手をかざすような動きをするだけで、火が本物に見える。 そして次の瞬間、それを持ってシャガールの方を振り返る。 後ろにあるのは死体で、動くはずがないと分かっていても思わずそうしてしまうというその動きが好きでした。 もし自分が同じ様なところに、例えば冬場、古い家の一室で死体と二人っきりだとしたら、同じ動きをすると思えました。 荒唐無稽な作品ほど、ちょっとした仕草にリアリティがあるとうれしいです。 歌の最後の方、「sonst hält er sich tadellos」と歌うところの声の響きがまたすごかった。 それがあったから、そのあとの一瞬の静寂がひどく冷たく感じられて、しびれました。 そして、シャガールのことを思い出してちょっと笑う。 その笑い方がシャガールに対して好意的であって、でも、彼が死んだからそう思えたのだと思える距離感があって 絶品でした。 もう「思い出の中の人」になっているの(今気付いたのですが、このあたり、レベッカと対になってるんですね)。
 「ああ、そんなこともあったわね」と懐かしく笑っているとシャガールが起き上がっている。 脅える声が、なんとも色っぽかったあたりがさすがマグダ。 悲鳴は正に「絹を引き裂く」というような感じ。 よく他の人に気付かれなかったものです(笑)。
 そしてぼけぼけコンビの登場。 自分で足音を立てているのに、アルフレートに「静かに!」というように指示する教授。 言葉は発しなくても、かなり本気で切れ掛かっていることが分かって、かわいかった。
 それにしても教授、毎日マグダの胸に触れられて、役得だなあ(笑)。

Vor dem Schloss / Finale erster Akt
 ハンブルクでは客席のあちこちにいたヴァンパイアさんたちは舞台に一番近い、今は使われていなさそうな ボックス席のようなところに詰め込まれておりました。 客席にいないのは寂しいですが、一箇所にもっさり山盛り状態のヴァンパイアさんたちというのも見ていて 楽しいものがあります。 曲の区切りで一気に出てくるところとか、ちょっと体を乗り出している感じのヴァンパイアとか、結構見所はあります。
 クロロックの最初のソロ、静かで深くって、吸い込まれそうな気持ちになります。 そのあとで不意に笑い出してこちらを驚かしに来るのが分かった上で、聞き入る。 分かっているのに、クロロックの笑い声に驚かされるのもまた一興。
 「クロロックは名刺を受け取るシーンまで美しい」と聞いたので、じっくり観察。 ああ、確かになんと言うか、作り物めいた美しさがあって、うっとり出来るんですが、なんか妙に可笑しい。 クロロックは爪が長いせいか手がやたら大きく見えるのですが、その手を大仰に使って小さい名詞を受け取ることからして おかしい。 さらに白々しく教授と話しているのが可笑しいし、品良く懐に名刺をしまいこむのも妙に可笑しい。 可笑しいんですが所作がとにかく美しいので見入ってしまいました。 しれっと口を利くクロロックの済ました白い面立ちが、忘れられません。
 ヘルベルトは出てきた瞬間からちょっとしなを作っている感じ。 細身じゃないのに女性的な足つきが、なんとも可笑しい。
 クロロックの歌は、全部好きです。 Thomas云々除いて、ストーリーも知らずCDを聞いていたころから好き。 そんなわけで、「Totale Finsternis」や「Die Unstillbare Gier」が一部削られたことにも腹を立てていたんですが、 また削られた・・・。 アルフレートに声をかける歌、いきなりアップテンポのところから始まって、 なんか喉に小骨が引っかかったような違和感がありました。 ここも、好きなのに・・・。 最後の「befrein」の部分、歌云々についてはAleksのほうが声が良く伸びていたというのはさておき、 このシーンはもう少し薄暗いところから光がさしていく感じがするほうが好みです。
 そして最後のアルフレートを追い払うようなその手の動きの迫力、威圧感。 うーん、さすがクロロック。

 というわけで、1幕終わり。 振り返ってみて気づいたんですが、大半をマグダに持っていかれている気がします(苦笑)。



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