ベートーヴェン 交響曲第九番(Kバレエカンパニー)
2008/03/16
赤坂ACTシアター

第一楽章輪島拓也
ビャンバ・バットボルト
アレクサンドル・ブーベル
荒井英之
石黒善大
第二楽章荒井祐子
東野泰子
長田佳世
神戸里奈
小林絹恵
副 智美
渡部萌子
第三楽章浅川紫織
宮尾俊太郎
樋口ゆり
杜海
木島彩矢花
遅沢佑介
第四楽章熊川哲也
荒井祐子
清水健太
東野泰子
輪島拓也
宮尾俊太郎
遅沢佑介
仙頭由貴
浅野真由香
沖山朋子
内冨陽子
ビャンバ・バットボルト
杜海
ピョートル・コプカ
石黒善大
ソリスト佐藤亜希子
向野由美子
村上敏明
田島達也


(2014/10/29 書きかけ記事発掘)

 久々にお休みでした。 休めたんで、無事Kバレエの「第九」を見に行けました。 舞台は1時間強でS席2万円ってコストパフォーマンス悪すぎという感じですが、見に行ってよかったです。

 私がKバレエを好きな理由は「分かる」からだと改めて思った。 踊りは言葉の一つで、本当の意味は踊ってる人しか分からない。 言葉の意味をなんとなく知ってるから「理解できる」のではなくって、感覚的に、無条件に「分かる」。 だから好きなんだと、見ていてしみじみ思った。

 第一楽章の内側にこもるような鬱屈したマグマの動き、それと相対するような第二楽章の外にはじけて広がっていくような海の波しぶきの動き。 この二つの流れがとても気に入りました。 第三楽章は表現したいことはなんとなく分かったけど、ちょっと助長。 第四楽章は体の内側で眠っているものを目覚めさせるような輝きがあって、理屈ぬきに素晴らしかった。 寝っ転がって空を眺めているような、そんな感覚があったのが面白い。
 突っ込みどころは無きにしも非ずでしたが、良い公演でした。



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