Die Päpstin
2011/07/05
Schlosstheater Fulda

PäpstinSabrina Weckerlin
GeroldDennis Henschel
AnastasiusChristian Schöne
Mutter/MariozaIsabel Dörfler
Fulgentius/RabanusDietmar Ziegler
Vater/Papst SergiusNikolas Gerdell
AeskulapiusDaniele Nonnis
ArseniusJogi Kaiser
RichildJenny Schlansker
LotharMarcus Kulp
JohannesMatthias Bollwerk
Kleine JohannaDoreen Sommer
Kleiner JohannesFinn MC Gilvray


※キャストは5日のものですが、感想は5,6日合わせたものです。

 ボニファティウス、聖女エリザベートといった「ご当地聖人ミュージカル」を作成してきたスポットライトミュージカルの三作目。 今回も聖人ものですが、その聖人のゆかりの地で上演された前二作に対し今回は実在するか不明の「女性の教皇」が主人公。 原作は世界的ベストセラーで映画化もされた「女教皇」。 上演地はボニファティウス初演の地であり女教皇ヨハンナが学んだ地とされるFuldaです。 私は「聖女エリザベート」がとにかく好きなのとその前の作品ボニファティウスも曲を聴く限り是非一度みてみたいと思っているのとキャストを見る限り外れはないだろうと思えるものだったので、夏の欧州旅行のメインとして足を運びました。 ボニファティウス初演の地とあってFuldaはずっと行きたいと思っていたあこがれの地でもありました。

 FuldaはフランクフルトからICEで一時間程度の街です。 お隣のBad Hersferd(前日行った野外劇場)より交通の便もよく聖女エリザベートを上演したEisenachよりもフランクフルトに近いです。 ・・・マニアックなドイツ語圏ミュージカルファンのあこがれの地がこんな狭いところにまとまっていることを、今回初めて気づきました・・・。 詳しい感想は旅行記に書きたいと思いますが、Fuldaは花が咲き乱れ鳥が歌う、中世の面影を残した美しい街でした。 小さな街に2泊もしたので(ただし観劇も3回した)あちこち見て回ることができましたが、いかにもドイツらしい重厚でかわいい建物の連続にひとしきり感動していました。 そしてボニファティウスさんの像も、「これがボニファティウスさんでないわけがない」と確信を持って見上げることができて、ずっとあこがれていた人にようやくで会えたような感動を覚えました。 そして街のそこかしこに女教皇のロゴがあり、デパートでは女教皇を模したディスプレイがあり、この作品を街全体で盛り上げようとしていると感じました

 劇場は市宮殿のすぐそばにあります。 中央駅から徒歩10分程度だと思います。 劇場の裏手にある公園はガイドブックにも載っている見事な公園で、劇場に早く着いたときの時間つぶしにはもってこいでした。 劇場は収容人数6、700人くらいで、2階席もあります。 四季の自由劇場より少し大きく、若干2階席が遠いイメージです。 ちゃんと段差のある劇場で、6列目(オーケストラボックスをつぶした場合はそこに3列入るので実質9列目)に座っても前の人がストレスになることはありませんでした。 2階席にも座りましたがちょっと遠いので、全体を見る分には1階席の中央付近がベストかもしれません。 最前列は本当に目の前に舞台がくるので見上げることになります(笑)。

 舞台全体の感想をいうのなら「過大な期待をすると裏切られるけど予算とプロダクションの規模を考えるとオリジナル作品として佳作」と言ったところでしょうか。 一番弱いと思ったのは曲です。 例えばボニファティウスの「Gib mir Kraft」や聖女エリザベートの「Du rettest die Welt für mich」のようにその作品を飛び出しても名曲と言えるほどの曲がないと思ってしまいました。 ヨハンナが教皇になる「Das bin ich」がそうなってくれるとよかったのですが、若干弱い。 そしてアンサンブルの曲、「Im Namen des Herrn 」「Jahrmarkt in Saint Denis」「Ewiges Rom」がそろいもそろって雰囲気が似てるというかここだけ古くさいというか、何ともぱっとしない・・・。 振り付けも「初演が21世紀なら全部やり直し!」と言いたくなるものでした。 このあたりが惜しいなあと思います。 脚本について、私は原作は読まず映画をドイツ語音声ドイツ語字幕で青息吐息で見ていたのですが、「これは映画のあのシーン!」と思うシーンあり、舞台オリジナルの設定あり、基本はとてもよかったと思います。 一番の問題は物語の大きな要である「教皇になったヨハンナとゲロルトの関係」がほとんど書かれていないことでしょう。 もちろん私のリスニング能力がだめだったからというのもありますが、それでも二人が会話しているシーンの少なさは気になりました。 脚本の点だけで言えばここだけはなにがあっても書き直していただきたいです。
 衣装とセットは低予算と思えないものがありました。 衣装は確かに1着1着はそんなにお金がかかってるという感じはありませんでしたが、舞台全体では300着(ミュージカル雑誌Da Capoより)ということもあり場面場面でその場にふさわしい衣装になっていました。 教皇の衣装や彼らの周りにいる人々の服はどこか質素でありながらも華やかでしたし、なによりアナスタシウスは身分があがるごとに衣装が豪華になっていくのはとても分かりやすくてよかったです。 騎士たちの衣装も重くなりすぎてはいけないという制約の中で写真で見たよりずっと場にふさわしい雰囲気になっていました。 そしてセットがすばらしくて! チケットの最高値が50ユーロ前後という低予算ミュージカルなのに曲ごとに場面転換があるといってもいいほど場面が変わるのに、その場その場にふさわしいセット、そしてぶつ切りにならない演出に感動しました。 舞台の中央にあるのは周り盆の上に大きなセットで、表側は階段、裏側は壁になっています。 それを回転することで場面転換をスムーズにし、また場面ごとにいろいろな小道具を出すことでおどろくほど自然に多岐にわたる世界を表現していました。 ある時はヨハンナたち家族の貧しいあばら屋となり、修道院付属学校となり、ローマの街になり、教皇の屋敷になる。 また階段があるためにとても舞台が立体的だったのがおもしろかったです。
 作品としてまだまだ改善点はありますが、若いプロダクションがこれだけの作品を作り、2ヶ月半の公演を成功させるということにはひとしきり感動しています。 前2作と違って聖人ゆかりの地以外でも上演できる底力を秘めた作品だと思うので、是非大切に育てていただきたいです。
 なにより魅力的だったのが役者のみなさま! 名前を知っている方々が魅力的だったのはもちろん、今回初めて名前を目にする方もみなさま素晴らしかった! 役者の層の厚さをしみじみ感じました(特に壮年男性)。
 ヨハンナは日本にも来日したSabrina Weckerlin。 聖女エリザベートに続いてスポットライトミュージカルタイトルロール2作目。 彼女の声を聞くなら聖女エリザベートかなと思うのですが、やはりこの作品でも彼女の魅力は健在でした。 男装の女性というと宝塚や劇団四季の川島芳子のように凛々しい女性を思い浮かべると思いますが、外見的には少年のようなおもざしでした。 聖女エリザベート、MAのマルグリットと見ましたが、内面的には一番女性的な役かと思います。 彼女自身の年齢が上がった(それでも25歳・・・)というのもあるのかもしれませんが、男装の教皇であり最後までゲロルトを必要としていたその強さと弱さはとても女性的だと思います。 1幕のかわいらしい女の子の姿も2幕の少年のようで知性的な修道士の姿も少年教皇といいたくなるような姿も、どれも魅力的でした。 力強く歌いあげてもその姿がはかなく、もろく見えたのがとても印象的。 普通は力強く歌うと芯の強さを感じるのですが、それでも運命に翻弄されるように見えたのが彼女のすごさだと思います。 「Das bin ich」で教皇の服をまとい、これが自分だと高らかに歌い上げる姿はそれが自分だと確信する強さと、運命に翻弄される儚さ、そしてどこか神々しい美しさがありました。 明るめの曲がもう1曲あると良かったかな。
 ゲロルトはファーストのMathias Edenborn、セカンドのDennis Henschelの二人を見ました。 ファーストのMathiasが開幕当初に怪我をして以来、セカンドさんががんばっていたとのことです。 確かに、悪くないです。 歌も演技も破綻がない。 でもなにかもの足りず・・・もちろん私がMathiasファンであるということもあると思うのですが、曲がおもいっきりMathiasあてがきであること(曲を聴けば分かるのですが、彼の独特の高音を堪能するような音符の並びになっているのです・・・)、それとヨハンナと2幕で同年代に見えてしまうことが不満なのかなと思いました。 翌日Mathiasを見て大満足! あてがきの曲がやはり彼の声にぴったりだったのはもちろん、ヨハンナとのバランスがとっても理想的。 背が高くがっしりした彼の隣にいると決して華奢ではないSabrinaが可愛らしく見える。 1幕でのちょっとしたやり取りが息がぴったりで本当に互いのことが特別なのだと分かる。 なにより、2幕で登場したとき舞台写真にはなかった白髪交じりの姿で、写真以上に髭も髪もぼさぼさもっさりで公平な目で見たら絶対にかっこいいと言えず、それがいろいろな意味でヨハンナと不釣り合いで、でもなぜか目が離せないほど魅力的で、それが私にとって理想的でした。 ゲロルトという役は、おまえはやることなすことタイミングが最悪なんだよといいたくなるような男ですが、でも、そんな彼のことは嫌いになれないし、そんな彼を切り捨てられないヨハンナとの関係も魅力的でした。 二人の関係で一番不満なのが2幕での二人の描かれ方が半端だったこと。 級友たちからいじめられ、弟からさえもそっぽを向かれたヨハンナが庇護者であるゲロルトを愛し始めるのは当然のことで、けれど2幕で教皇となることを決めたヨハンナにとってそれほど彼が重要かというのが分かりづらくて、物語の要と言える部分がぼやけてしまったのが残念でした。 彼は主役の一人のような存在感ですが、脚本を考えてるとあくまでもヨハンナの目を通した彼の姿しか描かれていないように思えて、ちょっともったいないかなあとも思ってます。 再演の際は是非そのあたりをつっこんでいただきたいです、もちろんキャストはMathiasで! ちなみに彼の曲は全体的に彼の声質に合わせた高音域なのですが、「Ein Traum ohne Anfang und Ende」はその高音が本当に色っぽく響き、これだけでももう一度聞きに行きたいと思っています。
 アナスタシウスのChristian Schöneは教皇の位をねらう分かりやすい悪役。 彼は聖女エリザベートでもSabrinaの演じたエリザベートと敵対する役(エリザベートの夫の弟)を演じておりました。 私は見られなかったのでようやく出会えてとってもうれしかったです。 ヨーロッパにはよくいる甲高い声が印象的な方で、どこか愛嬌があり、最初から最後まで分かりやすい悪役に徹してくれていたのに不愉快にはなりませんでした。 ゲロルトが若干ヨハンナの付属物であったのに対し、アナスタシウスはちゃんとヨハンナの対になる存在だったと思います。 彼は実在の人物でWikipediaにも「学者としての学識こそ高かったが、性格はだらしなく周囲に対する配慮も怠った」と書かれておりまして、「周囲に対する配慮も怠った」という部分はまさに彼そのものです。 陰謀を張り巡らせ、栄光をつかむために手段を選ばない悪人。 彼のことがなんとなく憎めないのは最初に出てきたとき普通の青年だったからかなと思います。 父の非道にうろたえ、栄光に目がくらむ、ただの青年。 そこからの変質が彼のおもしろさなので、ヨハンナが子供の頃はもっと若く、「子役を使うほどではないけど少年の面影を残した青年」であってほしかったなと思っています。 ヨハンナが、ゲロルトがそれぞれの方法で年をとっていますし歌詞を追っていると時の流れを感じるのですが、見た目で他の二人ほどの年月の経過を感じなかったのが残念です。 Mathias同様に高音のよくでる方だったので、二人の掛け合いは迫力がありました。 ちなみに彼は陰謀をたくらむ父親とセットで出てくることからアイーダのラダメスを思い起こさせるところがあります。 彼がラダメスと違うのは、最後まで欲に目がくらみ父親を超える化け物になったということ。 その思考がとても芯が通っていて、舞台の上にいる人物としてとても魅力的でした。
 この作品、キャストが本当にいいです。 いい、というのはキャストの名前を見て「なんて豪華!」と思うのではなくて実際に見てみて初めてキャストが素晴らしいと気づくものでした。 名前を知らなかった方々の中でに一番気に入ったのがエスクラピウスのDaniele Nonnis! ヨハンナの住む村にやってきた修道士で、一番最初に彼女の才能に触れ、彼女の生涯の師となった人です。 半分物語の語り部という感じで登場回数が多いのですがCDでの登場回数が少ないのが残念です。 歌がすごくうまいという方ではないですし、特に歌い上げるシーンもないのでそれでいいのですが、その物腰と語り口がとっても魅力的! 上品で、優しい面差しと雰囲気はこの暗い物語に一縷の光を与えてくれていると思います。 彼が最後に語り、十字を切ってヨハンナに跪くシーンで物語は終わります。 その姿がとても静かで神々しさのある美しさで、この悲しい物語が儚くも美しい物語として心に残りました。
 一番の「役者」は父親役兼教皇役のNorbert Condads(ファースト)とNikolas Gerdell(セカンド)。 言われなきゃ同じ人だなんて気づきませんよ・・・。 父親と教皇の登場時間がかぶらないこと、教皇は歌わないことがそれを可能にしたとは思うのですが、ものすごい役者。 暴力親父としか呼びようがない、妻に暴力を振るい息子に厳しく、そして娘を生まれた直後から嫌悪し「女は罪から生まれる」と謗り、賢い彼女を「取り替え子」と呼ぶ。 そんなヨハンナの恐怖の象徴のような男と、威厳とどこかおっとりした雰囲気を持った教皇。 両方とも「はまり役」と思えるのは、さすがです。 1日目はセカンドさんだったのですが、ローマ皇帝の進軍を受けたときの態度がおどおどし過ぎててあまり好きではありませんでした。 ファーストさんの方が愛嬌がありつつも教皇らしい威厳と存在感があって好き。 実はNorbertはHagenのアターソン、まさかこんなマイナーなところで同じ役者さんを別の役で見るとは思いませんでした(笑)。 ちょっぴりオペラチックな歌い方ですが、それも雰囲気があってよかった。 「Wechselbalg」は小さい子なら間違いなくトラウマになるような厳しさでした・・・素晴らしい!
 そして母親とローマの風呂屋の女主人のIsabel Dörflerも一人二役。 こちらも言われなきゃ気付きません。 村の牧師の妻でありながら娘に自分の信じた異教をこっそりと伝える女性。 貧しい生活に疲れている感じがそのまま幼いヨハンナの生活を映している気がしました。 そしてキリスト教の国で語られる異境の物語はどこかミステリアスでした。 2幕はアルセニウス馴染みの風呂屋(娼館でいいと思う)の女主人でした。 ちょっと唐突な場面かと思いましたが、アルセニウス親子の悪巧みを手助けするという役割を分かりやすくした存在で、いないとそれはそれで物足りないかなと思える存在でした。 まっすぐでかっこいい人でした、素敵な悪女♪
 1幕でヨハンナがエスクラピウスに連れて行かれて出会った司教フリューゲンティウスはこの作品の中に数多出てくる聖職者の中でも際だって俗っぽい。 享楽的に騒ぐこともあるし弱い立場になればすぐしっぽを巻いて逃げる。 明るい雰囲気の普通の、とても好感度の高い人でした。 ラバヌスは逆にまさに聖職者という雰囲気。 「Hinter hohen Klostermauern」はまさにドイツの修道院を歌にしたらこうなるだろうと思える響きでした。 深く広がりのある声を聞くのは本当に至福。 ふたつともDietmar Zieglerが演じていました。 全く違う役の方が演じ分けやすいとはいえ、役者さんってすごい。
 アナスタシウスの父親、アルセニウス(Jogi Kaiser)もおもしろい役です。 真っ直ぐに自分の息子を教皇の位につけることを目指している。 そのためにどんな手段を取ることもいとわない。 悪い意味で俗にまみれた(いい意味がフリューゲンティウス)人でした。 アナスタシウスの父親にふさわしい年齢でしたがこの人もキーが高い! この親子の二重唱も迫力ありました。 最初は彼の方が力を持っていたのに、だんだん「老いた父」になっていくところが面白かった。
 大きなナンバーこそありませんが皇帝(Marcus Kulp,Sascha Kurth)もなかなか印象的な人でした。 体格はそんなに大きくありませんが(というかMathiasと並んじゃうと小さく見える)、その尊大な態度がしっかり皇帝に見える。 アナスタシウスは露骨に権力に目がくらむタイプでしたが、彼は彼の立場上権力に惹かれるという感じでした。
 唯一ファーストキャストがみれなかったゲロルト夫人(Jenny Schlansker、Tabea Grün)。 登場シーンは短いですが、その冷たさが印象的。 それは彼女に対する悪い印象でなく、彼女自身かわいそうだと思えたのが不思議。 まあつまり、ゲロルトが全部悪い(笑)。
 大人のヨハンネス(Matthias Bollwerk)が出てくるのは一瞬だけ。 でも、声をかけられなくてもヨハンネスとわかる雰囲気。 出来のよすぎる姉妹を持ってしまったためにひねくれて育ってしまった青年。 短いシーンだけどヨハンナが彼のことを好きなことも、ヨハンネスは彼女のことを憎んでいることも納得がいって、切なかった。

 アンサンブルがまたすばらしかった! まず、ヨハンナの想像の中に存在する二羽の大ガラス。 このカラスが出てくると何かが起こると思える存在感とアクロバティックなダンスがとても印象的でした。 男女のペアで、女性の方はおそらく日本人で、びっくりしました。 そのほか、ダンスシーンがあれだとかの文句はありますが、アンサンブルさんたちはびっくりするほど少ない人数で本当にがんばっていました。 ヨハンネスやリヒルトなど登場シーンの少ないキャストさんは普通にアンサンブルシーンにいたほど。 場面転換の多いこの作品を盛り上げてくれたと思います。
 そして忘れてはいけない子役たち。 1幕の前半は幼いヨハンナが主役のようなものですが、これが本当にすばらしかった♪ 歌こそないものの、この子は特別と思わせる理知的な眼差しがすてき。 賢いけど無邪気で、そういうところが魅力的で、また、痛々しくもありました。 ヨハンネスは二日目の子の方が好き。 頭はあんまりよくないけど利発ないい子なんですよね。 ヨハンナがいなければ、彼の人生は違うものになっていたと思わされます。 修道院学校で学ぶ生徒さんたちもかわいかったです。 彼らの歌はすなわちいじめっ子の歌なので聞いていて心は晴れませんが、これもCDに入れてほしかったな。

 作品としてまだまだ未熟なところもありますし、ミュージカルとして曲が弱いというのは致命的なんですが、私はこの作品がとにかく好きです。 別の機会に、できれば次は生オーケストラで見れることを願ってやみません。



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