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  Kバレエ シンデレラ(2016/10/29) マチネ

シンデレラ:白石あゆ美
王子:栗山廉
継母:ルーク・ヘイドン
仙女:浅野真由香

★★★★
オーチャードホール

 少し不思議な味わいのシンデレラ、楽しかったです。

 白石さんのシンデレラ、そういえばシンデレラはもともといいところのお嬢様だったということを思い出させる雰囲気でした。舞踏会を想像するシーンでも「想像している」というより「知っていることを思い出して想像の世界で遊んでる」という雰囲気。そんな華やかな世界を知ってるから、なおのことイメージの中の自分と鏡の中の自分の落差に肩を落とすといった雰囲気。まだ自分が召使のように扱われているということに納得が行ってないというか、どこかへこたれない雰囲気があるというか、芯の強さを感じるせいか、いじめられてるシーンを見てても変に嫌な感じはしませんでした。このあたりは自分でも感じ方がいろいろでなんとも言えないのですが…。

 老婆とのやり取りのシーンで、彼女はどこか嬉しそうに見えました。親切にしたらそれを感謝で返されてうれしかったのかと思いました。なんというか、一方的に見下される中で生きてきたので、人と人として対等に会話が成り立つのがうれしいというか。
 商人たちが来るシーンでも、シンデレラは昔お嬢様だったんだろうなあと感じました。昔は彼女もその輪の中にいたのに、今は入ることができない、そんな疎外感を感じました。
 そういう意味で美しく着飾ったシンデレラは「その資質がある人にはふさわしい装いを」といった雰囲気。内面の美しさが彼女にないというわけではないのですが、そういう寓話的な雰囲気ではなく、ただ、彼女の資質に見合った装束をまとったように見えました。

 栗山王子は「長男じゃないんだろうな」と思える穏やかな雰囲気の王子。出てきた瞬間に「王子」と分かるのはやはり一つの才能ですね。ほっそりと長い手足で柔軟性もちゃんとあり、目の保養。技術的には若干あと一味というところはありましたので、くるみまでに頑張ってほしいなあと思うところではあります。それでも、何度も見たいと思える「王子」です。
 関係性的にはシンデレラにぞっこん惚れ込んでいる王子という感じがしました。シンデレラがどちらかというと華やかな社交の場で楽しく踊っているのに対し、王子の方は完全に一目ぼれ。シンデレラを見つめるまなざしがとても優しく、またその眼差しにシンデレラの心も動いていった感じがしました。
 身長差とか雰囲気とか、パートナーシップを考えるとあと一息というところはありましたが、大変美しい王子と姫でした。なんとなく「シンデレラ」として不思議な味わいと感じたのは、王子はシンデレラの美しさにひかれ、シンデレラは王子の温かさにひかれたからと感じたかもしれません。この「シンデレラの美しさ」というのは見た目の美しさとか心根の美しさとはちょっと違った気がします。所作とか礼儀作法とか、そっちの方面かなあ。外面的な美しさではあるけど、外見ともまた違う、不思議な雰囲気でした。このあたりは栗山王子が心打たれていたのが、シンデレラの外見的な美しさには思えなかったからかもしれません。こういう舞台の些細な部分の解釈って勘違いというのもあるとは思うのですが、なぜそういう風に感じるのか、たまに不思議に思うことがあります。
 話を戻しまして。お城から戻ったシンデレラはあれは夢だったのかととても悲しそうでした。最初に感じたのはその楽しかった時間への憧れ。バラやティーカップを持ってその時を思い出しているようでした。その華やかな場所にもう一度戻りたいという気持ちが、最後の最後で「ああ、あの人にはもう会えないのだ」と、王子への思いに変わっていった気がします。この時、一番シンデレラの王子への思いを感じました。
 なんというか、その人自身の美しさというのは装いも含めてということが普段以上に感じるシンデレラだったので、なおのことよく王子はシンデレラをもう一度見つけてくれたなと感じました。シンデレラの美しさというか資質に気付いてくれる人に出会えて、良かった。
 最後の流れ星でシンデレラが顔を上げるというのは珍しい気がします。そのあとでちょっと王子を仰ぎ見て肩を寄せ合う姿が大変かわいらしく、「ああ、幸せになってよかったなあ」と思えるラストシーンでした。

 脇のキャストはほぼ前回と同じ。書き忘れたこととして、ニコライさんは退団してしまったはずなのにこうしてちょこちょこ出ていただけるのはありがたいです。キャラクターのみ演じることになったのかしら。どちらにしろ、彼がいると雰囲気が華やかになるのでたいへんうれしいです。
ルークさんの細かい演技の面白い継母は相変わらず。辻さんは濃い感じ、湊さんは目がくりっとかわいい雰囲気のお姉さんたちでした。
オレンジマンは久しぶりの杉野さん。杉野さんだと分かるんだけどビミョウに分からない感じの不思議メイクです。押しの強さはキャシディさんに負けますが、それでも面白い。
西口さんの宝石商、足がほっそくてびっくりしたとか、和田さんの小さい騎士かわいかったとか、そんな感じで。
おとぎ話とも等身大の物語とも違う、なんだか不思議な味わいのシンデレラでした。楽しかったです。


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Kバレエ
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(2016/10/30(Sun) 03:01:59)





  Kバレエ シンデレラ(2016/10/27)

シンデレラ:浅川紫織
王子:宮尾俊太郎
継母:ルーク・ヘイドン
仙女:山田蘭
★★★☆
オーチャードホール

 なにか特別悪い点があったわけではないのに、なにか盛り上がらず流れてしまった公演でした。
 まずオケが微妙に薄いかなあと思ったところからちょっとテンションが低かったのかもしれませんが、実は初めて見る浅川さんのシンデレラは大変美しくかわいらしく、見惚れました。ただ一つ思ったのは、等身大の大人の女性に見えた分、いじめられるシーンがきつかったかもしれません。神戸さんの方がどちらかといえばおとぎばなし的で、同じようにいじめられながらも心の温かさを失わない女性を演じていたと思うのですが、なんか見ている側としてのダメージが少なかった気がします。うーん、この辺りで物語に乗り切れなかったのかしら。
 蘭さんの仙女は見守る存在というよりはミステリアスな存在。特別な力があるのがよくわかる雰囲気。踊りも芯が通っていて美しい。春奈さんの薔薇の精は頭一つ抜けてるなあと思える美しさ。出てきた瞬間の華やかさ、足さばきの細やかさ。弾けるようなエネルギーが大変魅力的でした。井上さんのトンボは盤石、松岡さんのキャンドルは軽やか、井平さんのティーカップはコケティッシュでキュートでした。四人の精たちが揃って踊るところはとても好き。
 王子の友人たちはまさに盤石といった雰囲気。堀内さん、石橋さんは落ち着きまくってるし、篠宮さんも穏やか。山本さんはちょっと若い感じです。きらきらしてるというより佇まいが美しい人たちばかりで、そういうところがまさに「王子の友人」。一人一人の踊りが綺麗なのはもちろんですが、しっかり揃ってるあたりも見事でした。それにしても篠宮さんはバレエ教師もやっていたから大忙しです。バレエ教師は気品があるのにみょうちくりで大変楽しませていただきました。
 道化は盤石の酒匂さんと意外な本田さん。本田さんは若干大人しめではありつつもなんか妙な雰囲気が道化の衣装にマッチしていてなかなか面白かったです。
 宮尾さんはやはり踊りはまあそんな感じですが、中心に出てきた時の「王子感」はさすが。浅川さんのふんわりやわらかいシンデレラとぴったりくる優しく穏やかな王子。二人とも華やかで、やはり大変美しいペアです。

 最後になりましたが、招待客に絶賛応援中の吉岡さんと兼城さんがいたので注意力がそっちに持っていかれたことは白状しておきます。
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Kバレエ
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(2016/10/28(Fri) 01:43:38)





  ザンクトガレン版 Tanz der Vampire

あまりにも待ちくたびれましたが、ようやくザンクトガレンのTanz der Vampireのキャストが発表されました

Graf Krolock : Thomas Borchert
Sarah : Mercedesz Csampai
Alfred : Tobias Bieri
Professor Abronsius : Sebastian Brandmeir
Chagal : Jerzy Jeszke
Magda : Sanne Mieloo
Herbert : Christian Funk
Koukol : Thomas Huber
Rebecca : Anja Wessel

クロロックはザンクトガレンでTdVをやるならこの人だろうと100人中100人が思ったであろうThomas。
今もミュンヘンで演じている、言うまでもないベテラン伯爵。
ザラは以前ベルリンでも同じ役を演じたロシアの方。
そしてアルフレートはびっくりTobias!
フリードリヒの若フリードリヒで見たことがありますが、大変透明感のあるきれいな声をしたかわいらしい方で、確かにアルフレートもできると思います。
Thomasのクロロックは見たいのですが、Tobiasのアルフレートというのも大変魅力的です。

さて、今回のザンクトガレン版ですが、演出はUlrich Wiggers。
ポランスキーさんがスイスに行けるとか行けないとかというのもあるせいか、なんとドイツ語圏初の「新演出」です。
質の高いオーケストラ、ベテランクロロック、新演出、ドイツ語と、楽しみな要素が盛りだくさんです。

ザンクトガレンではレパートリー制ですので、観劇の難易度が高いのは相変わらず。
現在、2月から5月までの公演が予定されているようです。
今シーズンは行ける見込みがない身の上としては、来シーズンの再演を今から祈るのみです。


Thomas Borchert
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(2016/10/25(Tue) 00:30:46)




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