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部分日食観察突発
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始まりは20日の夕食。日食楽しみとは前々から言っていたのですが、21日の東京の天気は曇り。日食なので雲の切れ間から楽しめそうだなと思いつつ、ゆっくり観察したいから晴れてる所に行きたいわ〜などと話していたら、父親から「せっかくだから行った方がいい、金環とか部分とか関係ない」と猛烈にプッシュを受けました。調べてみると、確実に晴れ&交通の便がいいところで一番金環日食帯に近かったのが仙台。とりあえず着替えと日食観測用メガネをかばんに突っ込み、9時前の新幹線に飛び乗り、11時ごろには出発直前に予約した仙台ホテルにいました(月曜日は元から午前半休取得済み)。あー、なんかもういろいろ恐ろしい・・・。 さて、ここまでして曇ってたらどうしようかと思いましたが、最近の天気予報は優秀ですね。無事に雲ひとつないいい天気でした。特に観測する場所も考えてなかったのですが、ホテルの周りをぶらぶら歩いていたらちょうど開けていて人通りも少ないところがあったのでそこで7時前から8時過ぎくらいまでみっちり観測してました。観測と言ってもメガネ以外は持っていなかったので写真を撮るでもなく、普段は太陽に背中を向けて、たまに振り返って太陽が削れていくのを見るくらいでした。それがすっごく楽しくて、見続けてしまいました。太陽に背中を向けていても太陽の熱があるのは分かるのですが、それが徐々に弱くなっていくのが分かるのが面白かったです。それでも回りは明るいのが本当に不思議でした。食の最大の時、若干周りが夕暮れとも違う不思議な薄暗さになりましたが、あんなに隠れててもこれだけ明るいということがとても不思議でした。「日食です」と言ってくれなかったら気付かなかったと思います。仙台は金環日食ではなく部分日食だったのですが、部分とはいえ線のように細くなった「C」の字型の太陽の光がとてもきれいでした。右上から欠けて行って、右上の欠けた「C」の字がくるっと時計回りに180度回転し、左下の欠けた「C」の字になるのを見ているのはとても刺激的でした。学術的に「金環日食」でないことは否定しませんが、私にとっては十分刺楽しいイベントでした。 写真は撮れなかったのですが、一つだけ。日食メガネに反射した日光が日食の形でした。

部分日食を観測してて思ったのですが、ちょっと今回の金環日食、観測できない場所をおざなりにし過ぎかなと・・・。確かに「部分日食」は数年に一度ありますが、今回私が仙台で見た日食って、2030年の北海道での金環日食のときの東京の食の大きさより大きいんですよ。私が居住地近郊で今日以上の日食を見ようとしたら2035年まで待つしかないんです。そういう意味で今日、金環日食帯からは外れていたけど晴れていた地域の方々は見ても損はなかったと思うし、それはそれで数十年に1度規模のイベントだったと思うのですが、そういう盛り上がりがなくて残念です。部分日食も「5割未満」「5割以上8割未満」「8割以上」とか分けてくれればいいのに・・・。 ちなみに、国立天文台暦計算室のシミュレーションで日食のシミュレーションが見れます(ツイッターで教えてもらいました、ありがとうございます!)。「アニメーション」「太陽を固定」にすると実際に見ている時に近い状態になります。
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(2012/05/22(Tue) 01:01:17)
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アイーダ(2012/04/15)
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四季劇場(秋)
アイーダ:秋 夢子 アムネリス:大和貴恵 ラダメス:阿久津陽一郎 メレブ:大空卓鵬 ゾーザー:飯野おさみ アモナスロ:川原洋一郎 ファラオ:石原義文
★★★☆
昨年気づいたら大阪に3回遠征したアイーダ。交通費に比べるとチケット代なんてかわいいものだよねと、間違ったことを悟りつつ、久々の観劇となりました。 まず、オーバーチュアを聞いたとたんに、分かってはいたけどげんなり。テープの平面な音。チケット代が違うことが分かっていても、この間のジキル&ハイドはよかったとしみじみ思い出してしまいました。今回気付いたのが、テープの音は耳で聞いてるけど、生オケは体で感じてるということ。私の聞いてる生オケというのは数名のバンドからバレエのフルオーケストラまでそれこそピンキリなのですが、やはりすべて音が体に染み渡ってくる感じがするんです。でも、テープだとそれが体に響いてこず、音が鳴ってるのを耳が拾ってるだけという感覚になります。そう考えると私が好きなシーン、例えばローブのダンスや「ケパイヤ」のあたりのシーンで舞台で足を鳴らしたり物を打ちならすというのはそれはそれで一つの「生音」なのだと感じました。声以外の音が響くから、なんだか体が揺すられる感じがするのです。それがとても心地よかった。
ということを真っ先に書いてしまうくらいには物語に入り込めませんでした・・・。あーあ・・・。私これを見に大阪まではるばる行ったのかと首を傾げるほど。ひとつはまーたひどくなった開口しゃべり。四季がこれを推し進めるのは日本人の役者さんも外国人の役者さんも同じイントネーションでしゃべれるようにするためだとうがってしまうほど。やはり幕が開いたばかりということで、代表の思惑が強く働いてるのでしょうか・・・。せりふが生身の人間ぽくなくてつらかったです。 もうひとつは、えーと、これはいいお芝居ってどういうものか論になってしまうのですが・・・。舞台を見ていてなにが楽しいかって、脚本レベルでは理解できなかったことが理解でき、脚本レベルでは好きでないキャラクターを大好きになることだと思うのです。それは役者さんのほんの些細な仕草や話し方でなんとなく感じることで、それが脚本に対する正解なのか、それ以前に本当に役者さんはそれを表現したかったのかさえ分かりません。ただ、ふと瞬間、なぜか「ああ、そういうことだったのか!」と腑に落ちることがあるのです。その答えはひとつではないので、何度同じ作品を見に行っても出演者によって、また受け取る側の体調と気分と置かれた状況によって異なるため、舞台というのは何度見ても新しい発見があり、おもしろいのだと思うのです。「アイーダ」という作品が難しいと思う理由のひとつに、主役であるアイーダが誰からも理解され、愛されるキャラクターではないことがあると思います。アムネリスは逆で、誰からも愛されるタイプだと思います。辛さを乗り越え、成長していく彼女の姿は涙を誘い、よほど間違えない限りこの作品を見た観客は彼女に共感すると思います。逆にアイーダはアムネリスのように優れた王者の資質を示せたわけでなく、やっぱりキャラクターとして弱い。けれど演じる役者さんによって彼女の気持ちが理解できて、彼女を愛することができる。話が長くなってしまいましたが、つまりアイーダを好きになれなかったから面白くなかったんだろうなということです。秋さん、技術的な破綻はいっさいありませんでした。演技が下手だったわけでもないんですが、どうしてもアイーダという女性が好きになることも嫌いになることもできず、物語がざるを水ですくうようにひっかかりなく流れていってしまいました。好きだという方もいらっしゃるので相性だと思います。そんなわけで主役に対してうまいと思えても魅力的と感じられなかったので、あれもこれもさらりと流れていってしまい、そういえば先週は仕事きつかったな・・・などということばかりが頭にこだましておりました。江畑アイーダのときも似たような感じだったので、私にとって好きになれるアイーダ役者さんの範囲ってとても狭いのかもしれません。 なーにみにきたんだっけなーとただ下がりのテンションを上げてくれたのが「この父にしてこの子あり」。いやー、飯野さんと阿久津さんの組み合わせ(私にとって重要な順(笑))は大阪でさんざん見ましたが、やっぱり素敵です!四季の舞台って全体に模擬戦と言ったらいいのか、なんというか気持ちを本気でぶつけ合う感覚が薄かったのですが、ここは別!本気で、お互い遠慮なく気持ちをぶつけ合う姿がとっても爽快でした。ここまでくると開口も気にならない(笑)。とっても気分良く聞くことができました。阿久津さんについては大阪では気にならなかった開口が気になったのとやはりアイーダに共感できてなかったからラダメスの魅力も減っていたのが残念だったなと。しかし、相変わらず疑いを知らぬ実直バカぶりがとてもすてきです。飯野さんは今日もすてきなゾーザーでした・・・。ちょっと年かなと思うところもありましたが、それでも本当にすてき。見に行くのを迷っている方には、彼のゾーザーは見ておくべきと太鼓判を押します(笑)。なんというか、こういう年輩でしっかり歌と演技ができて、舞台を引き締めてくれる人ってミュージカル界の宝です。開口もあまり気にならず・・・どうしたらほかの若手もこんな風に自然にしゃべれるのかしら・・・。記憶よりずいぶんソフトな感じで、彼も父親なんだなと感じられるところもあったからこそ、彼の底に流れる非情さがはっきりして、とても好きなバランスでした。 大和さんのアムネリスはアムネリスの中では異色でないかと思います。1幕もあまりきゃぴきゃぴしておらず、ある程度地に足がついてる感じがします。王女としての威厳と女の子らしさのバランスがあと一息かなと思うところもありましたが、私、彼女のアムネリス大好きなのです。高すぎないテンションとか、それでも美しい王女を演じてるところとか、あとそこにいるだけで華やかなとことか、意外とかわいらしいところとか、最初はどこか高慢で冷たい感じがするとか、そしてもちろん、最後の威厳と二人への優しい眼差し!相変わらず伸びやかな美しい声をしていて、高身長という珍しいハンディを持っていますが、是非これからも活躍してほしい方です。 アモナスロは川原さんだから、押しの強さはあったけど若干近所のおっちゃんっぽかったです。ぼろを着ていてもにじみ出る威厳がなかったのは残念でしたが、牢屋の中の台詞に「父親だからこそ」という面があり、今までとは違った感覚で見られたのが面白かったです。アンサンブルさんは最近よく分かっておりませんが、脇坂さんはさすがかっこいい人がいるなと思ってみてみると脇坂さんだったということばかりでした。さすが素敵です。
四季のミュージカルってこんなものよね、という感じでした。役者の実力も演出も破綻はしてないけど何か物足りない。でも、この作品の底力はそんなものではないと知ってるので、また機会を見つけて見に行きたいです。
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(2012/04/15(Sun) 23:57:01)
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