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新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ

 めでたく10回目観劇です。なんでこうなったか自分でもよく分かりませんが、とにかく10回目です。今回珍しく、観劇終了後には文字数の多少はあれ感想を書いております。しかし、これだけ回数重ねると自然と感想も変わっていくしどこから書き始めたらいいかなのですが。終盤戦で感想がないのは自分的にもったいないなあと思ったので(まだチケットある)、好きなものとか気に入ったものとか、そんな感じの感想を並べてみます。基本的に20日昼の話、もしくは19日昼夜の話のつもりですが、いろいろ混じってるのでよくわかりません。台詞はうろ覚えです。そんな感じで、書けるだけ書いてみます。(ちなみに時間切れでいろいろ中途半端です。後半のほうが好きなシーンが多いのに、どうして初めから書き始めたんだ、自分)

 オープニングがすごくこの作品らしいというか…。ものすごくかっこいいです、初めて見たときからそのときめきというか興奮は変わらず、本当にいい物語の始まりだと思う。でも、これがあるから二人ともはけてから大急ぎで1幕の装いに変わらないといけないわけで。ここが一番顕著に、「おもしろい舞台を作るために舞台裏は大変なことになってる」と思います。ありがたいですが。
 大蛇丸の声が初日と変わってきたかなあと勝手に思っています。なんというか、くぐもった感じの声質は変わらないけど、より遠くまで響くようになったというか。つまり声質は変わらず聞き取りやすくなった。
 ナルトの「いつか絶対火影になってみせる」とナルトが言ったとき、誰も聞いてないのでなく、ちゃんと聞いててそろってためいきついてるサスケとサクラ(笑)。
 自己紹介のところでサクラがまず手を挙げようとしたところでナルトが先に出てくる、ちょっとイラっとした感じだった。ナルトはサクラちゃんが好きだからサクラはナルトが嫌いという関係だと思ったので、嫌いなものはナルトですは唐突だったけど、これはこれでありかも。この後のうっとりするサクラと分かんねーという顔のナルト。あと、このシーンのテンポ良くなったよね。ナルトは直前のシーンよりさらに幼い感じがする、多分。
 あざといと言えばあざといけど、ナルトの影分身が当初は役立たずであったこと(しかも出てくるの二人だけ)というのがいいなと。そして下手側でうずくまっているナルトを軽々飛び越えていくサスケ(笑)。場面転換の前にくるんとクナイ回してとどめを刺すサスケがかっこいい。
 猿弥さんが自来也やったらおもしろいに決まってるじゃないかずるいずるい、といつも言ってるのだけど、登場シーンがもう少し派手になってほしいという欲求が少しあります。なんだろう、もっと「ばーん」と出てきてほしくもあり、このあたりが微妙におもしろくないのはそこは全く関係ない気もしなくもあり。「天下御免の色男」のあたりとか、あとのシーンだけど「ありゃ絶対ワシに気があるぞ」とか、自然に客席を笑わせられるのもずるいなあと。
 暁のアジトへの場面転換は間違いなく初日より時間短縮してるんですが、やはりかったるい。幕が閉じてそして一気に世界が変わる感覚が欲しいというのもわかるけど、すごく現代に寄った演出が多いのだから、もう少し、なんとかして欲しい(南座に期待)。あと最近デイダラさんがお気に入り。
 ラーメンを食べるナルトと自来也、ラーメンは消え物じゃなくゴム製のなんか…と笑也さんの夜話で聞いたのですが、どうしても食べてるようにしか見えません。水用のコップが空なんだから、ラーメンなんていう固体が実物なわけがないのに、本当に訳が分からない。それはそれとして、このシーンのナルトはかわいいですね。スープ飲んだときの幸せそうな顔とか、サスケでも連れていくかと言われたときのあわてぶりとか、ころころ表情が変わるのがとてもかわいい。そして、「師匠」っぽくかっこよく決めたのに「ありゃ絶対ワシに気があるぞ」でしっかり「エロ仙人」と言われるにふさわしい雰囲気を出せる自来也は、本当にずるいなあ(好き)。
 (相変わらず原作は読み直してないんですけどね、イタチの天照はなんというか、チート技だったイメージがあるので、強さがわかるとうれしいなというか、写輪眼って結構表現難しいよね…)
 綱手の過去の火影たちへの言葉は、冷たく突き放したように聞こえて、ちゃんと彼女は全部わかってるんだと思わされます。3代目が亡くなったということも、バカにしているように見えて、でも悲しみを押し殺しているように聞こえる。そんなことはとっくにお見通しの自来也と、そんなことはしったこっちゃないナルト。言い方としてこれで正しいかわからないですが、自来也がナルトをけしかけたようにも思える。ナルトのまっすぐな言葉が綱手を変えられるんじゃないかと思ってるみたいに(このあたりの自来也の雰囲気がまた、いろいろわかってるくせにナルトのことほっといてて良い)。「誰このハナタレ」からの綱手様が本当に三忍の貫禄を感じさせて大好きで。本当に指一本で翻弄されてる巳之助さんお見事。足元を払われるのも、でこピンで転がされるのも、本当に綱手にやられてる感じがして好き。「火影になってやってもいい」、この賭はナルトが負けたところで綱手はなにも得るものがない。それなのに不思議と不自然さがないのは、「どうせできるわけがない」といういろんな意味でやけっぱちな綱手の迫力にこっちが負けてるかなあと思う。
 綱手と自来也が酌み交わすシーン、冒頭で自来也が上着を脱ぐのが、二人の距離感を表しているようで好き…と思っていたら、その隙に薬を仕込んでいた綱手様!別に隠しているわけでもないけど、自来也の方に視線が行ってしまう作りになっているのがいいなあと。この綱手の動きに気がつくと、そのあと彼女が自来也が酒を飲まないことを気にしているのがわかるし、「少しは飲め」の言葉の意味も違って聞こえる。こういう舞台的な仕掛け、とても好き。
 里を出て行こうとするサスケ。食い下がるサクラから始終目線を外しているのがいいなと思うのです、目を合わせたら心が揺らぐのがわかっているから。「お前、うざいよ」(これ、初出ここになってしまうのが少し残念でもある)、と口で言いつつもそっとサクラを地面に横たえさせるのが本当に暖かく寂しい(直前の綱手が容赦なかったらかより際だつ)。里を振り返り、残りたいという思いを振り払って足を踏み出す。個人的に最後のシーンと対になっていると思っているシーンです。(思い出したのでここで書く、死んだはずのサスケが生き返ったシーン、自分が生きていたことを喜ぶサクラの気持ちに戸惑っているようなサスケがいいなあと。自分がそんな風に思われているなんて気づいてなかったから、どう反応を返していいかわかってない感じ)
 自来也の「綱手を殺すしかない」、これが不思議と綱手への愛情というか責任感というか、やはりこの二人の関係はいいなあと思わせる一言に聞こえます。綱手様の「もう一度触れたかった」というせりふが悲しいけど、暖かくて好き。なんというか、抱きしめてもらうような、そんな感じのする響き。
 1幕ラストの口寄せは本当にいいですね!自来也が本当にまんまというかかっこよすぎるというかでつい見てしまうのですが、綱手様美しいし、こないだようやく大蛇丸とサスケ見たのですがやっぱりかっこいいし、ここは全然目と時間が足りません。

 今更ですが、自来也の動きが高下駄はいてるとは思えない軽やかさですごいと思わされます。衣装も重いでしょうに、彼の性格と同じように飄々として見える。ひいひい言っているナルトの隣で笑っているのがとてもいい。
 サクラについては作品の作りの関係上どうしても見せ場シーンが少ないですが、ちゃんと見ていると彼女は彼女で強くなりたいと思うにふさわしい気持ちの流れがあるんですよね。そしてこの踊りのシーンは綱手様ともどもとても美しくて好き。
 ナルトと自来也の会話、多分、ここの会話がある意味この作品の鍵なんだろうなあと思っています。自来也がサスケのことは忘れろと言っているのが正論に聞こえて、でもナルトの反論は彼らしくもっともで。なんというか、そんな風にまっすぐなナルトが魅力的だから、素直な気持ちでこの作品を楽しめるのだとかってに思ってます。それにしても、仙術の話が明らかに右から左に抜けてるところとか、ラーメンひとつで死にそうなところとか、ナルト相変わらずかわいい。
 サスケと大蛇丸の対決、今までのアクション寄りの動きと違ってなんだか新鮮に見える。中腰の殺陣なんて、きれいだけど見ているだけで腰が痛くなる。前の方に座ったときに思ったのですが、海老ぞりってそんなに柔らかいというわけではないんですね(私の基準はバレエなんで、ちょっと感じ方が違うかもしれませんが)。それよりも筋力というか…あの姿勢のまま、あそこまで下がって、そこからあの速度で元に戻れるなんて!すごいなあ。(原作この辺完全に置いてきぼり食らった人間が言うことではないけど、サスケの「俺が大蛇丸を乗っ取った」がいまいちぴんとこなかったのが残念)
 マダラは登場すると仮面一つ取っただけで場をさらっていってさすがとしか言いようがないです。退場の時の愛之助さんの高笑いがまたかっこいいのなんの。逆に猿之助さんは口元に笑みを浮かべているだけなのに、体全体で笑っているのがわかるというか。割と交互に見られているので、大変楽しんでます。
 イタチと鬼鮫の並びはよくしゃべるのとしゃべらないのと、空気巻の違う二人という雰囲気が好きです。こういうまとっている空気が違う存在が並んでいるのを肌で感じられるのが舞台の醍醐味というか。花道へはけていくときの、静かな動きで左手を袖から抜くイタチの動きがきれいで好きです。鬼鮫は鮫肌を蹴り上げて肩に背負うところがかっこよくて好き。しかし鮫肌、軽々と振り回しているので軽いんだろうなあと思ったのですが、大概軽い物はもろい物なので、あれを軽々振り回せるのは相当の技術なのだ…ということに気づくまで結構な時間を要しました。
 観劇前は「綱手と自来也のシーンあったらいいなあ」なんて思っていたので、幕ごとに見せ場があって狂喜乱舞しております。「自来也の言ったとおりになったな」「だろう」とか、本当にこの二人の距離感が好きです。「エロいだけ」に笑ってる綱手様も好き。綱手の質問に対する自来也の答えがいまいちしっくりこないけど、なんかいつもごまかされる。
 イタチを探すシーンで、サスケとナルトが交差するのがいいなあと思う。公演前から言っていたように、2幕は全然接点のない二人が、同じ目的を目指して走ってるのがよいです。
 暁側とナルトたちの戦い、多分原作通りの技なんだろうなあと思いつつぼんやり見ていますが、具体的にどうと言葉で説明できなくても、全体をなんとなく見ているとどんな雰囲気の戦いなのかわかって、それはそれで楽しいです。このシーンの最後は化け狐なナルト。目が完全に別世界に行っちゃってるし、狐の手がかわいいし、完全に化け狐。ここ、幕が閉まるのはどうかと最初は思っていたのですが、最近舞台の転換が早いせいか、ちょうどいいクールダウンの時間という気がします。程良く気持ちを切り替えられる。
 サスケとイタチ対決、イタチの動きは蹴りも入っていてとにかく派手で見応えがある。最初の動きさえ、ゆったり座っているところからあの動きなので、何度見ても驚かされる。それにしても本当に激しい動きで、さらに結構せりふもあるのに、全く息が乱れていないのがすごい。逆にサスケは、始終圧されてるのもあるけど、完全に肩で息をしている状態なので「どちらが強いか」が本当にわかりやすい。サスケが勝利したと思った後にイタチが立ち上がる。「殺せなかった」「殺される」「目を奪われる」…と思える動きをイタチはするのですが、彼の思いは違うわけで。見ているだけで精神的にくるシーンだけど、当たり前のようにサスケもごっそり精神的に削られてるのがわかる。(このあたり、原作を知っている人と知らない人で印象が違うと思うのだけど、それはいいことなのか悪いことなのか?)
 ところで手のひらくるくるのサスケだけど、まあ仕方なかったのかなというのが最近の結論です。イタチを殺すことだけを目標にし、このあたりも完全に抜け殻状態なので、そこで「正しい判断」を求めるのは無理だろうなあと思っております。
 上手に浮かぶマダラの姿が、影だけなのに驚くほど美しい。
 ミナトは登場時間少ないですが、その分短い時間にいろんな側面をみれて楽しいです(ところでメイク、ナルトと比べて三本線がないのはもちろんですが、目の形も違うような気がして)。登場時のうろたえぶりとか、「今日から俺も父親だ」のところのどこか涙ぐむような感慨深さと愛情とか、マダラに向かっていくときの、若いけどちゃんと4代目火影としての力を感じさせる気迫とか。最後の「口うるさい母さんと…」のくだり、何か言おうとして、でもいろんな思いがあふれて言えなくてこの言葉になった…というところが好きです。
 イタチの真実のあたりは本当にしんどいというか、サスケが精神的にごっそり削られるのと同じようにこちらもごっそり削られる。最後に両親がイタチの前にひざまずくのが本当にきついです。イタチも背中しか見えない分、一瞬、両親を切り捨てることをためらったときの重みが伝わってくる。サスケの「兄さん」というせりふの悲しさとか、走り去っていく子供のサスケとか。本当にしんどい。
 ストーリー的には愛之助さんのマダラ、憎しみに足下をすくわれ、話せばわかるようなところを残しつつも、結局最後は憎しみの権化になった感じで、こちらの方がしっくりくるかなと思っていたら、猿之助さんの、偽りをサスケに吹き込んで自分の手駒にして不気味に笑うところも説得力があり、本当にこの二人のダブルキャストありがたいなあと思います。

 3幕目にも綱手と自来也のシーンがあって感謝感謝です。自来也が「五代目」と呼びかけるところが好き。綱手としては受け入れがたいけれど、お互いにいろんな物を背負ってしまって、それを背負った上で判断を下さなくてはならないというのが感じられるから。自来也の「末代までの笑い物だ」は、強く言うようなときとなにか笑い飛ばすような感じの時があるのですが、どちらも好きです。あと、この間初めて気づいたのですが、立ち去っていく自来也とすれ違うナルトがかなりびっくりしていて、その表情を見ると「こえー顔」してる自来也が目に浮かぶようでした。
 マダラは本当に二人ともラスボス感があっていいですね。立ち回りが違うというのは理屈ではわかっているのですが、どこがどう違うかはこれだけ見ても全然頭に残りません。ナルトが棒を途中で片手に2本もって片手側転するのが愛之助さんの時…だけは覚えたのですが、なぜそういう流れになったかは記憶になく。マダラがどんな動きをしたか、ナルトとサスケがどんな風に力を合わせてその攻撃を交わし、隙をつき、とどめを刺したか。見る度に物語の流れとして納得しているのですが、見終わると忘れます。そして「悪は倒れました!」とはっきり表現してくれる最期は本当に見事です。
 20日に見たとき、マダラと戦う前からサスケの心は決まっていたのかとなんとなく思いました。誰にも認められず気づかれなかったけど、イタチこそ木の葉の里を支えていた存在だと証明するために、同じ生き方を自分もしようとしているように見えました。それはそれで、彼なりのイタチに対する贖罪なのかとも思いました(イタチを殺すというところからスタートして、イタチの敵討ちではないけどイタチを苦しめた相手を討つ、彼の生き方が正しかったことを証明する…とイタチ中心の考えだったサスケがナルトと正面からぶつかって自分の人生を歩む一歩を踏み出すというのが最後のシーンだと思っています)。こんな形でサスケと戦いたくはないと思いつつも、気持ちを切り替えて花道を駆け抜けていくナルトが本当にかっこいい。
 ここの場面の切り替え、音がとても効果的というか。太鼓の音がこちらの気持ちを鼓舞するようで、すごくいいテンションで次の場面に繋がっている気がします。
  終末の谷での対決シーンは最近ようやく記憶が飛ばなくなりました。このシーンのサスケの顔がいい顔がいいと言い続けてますが、もとの顔がいいだけじゃなくって、ちゃんと見せるための技術を駆使してるんだと感じられるようになったので、最近さらに遠慮なく顔がいいと言えるようになりました。水を頭からかぶって、あんなにきれいに髪を後ろに払えるのがね、本当に、すごい。影分身のみなさまも、水浸しの足元で本当に派手な動きをするので目が足りない。影分身ナルトを殺すサスケが自分に対して自分はナルトを殺せると言い聞かせてるようで、また、そんなサスケをナルトはとても悲しそうな目で見ていて、いいなあと思います。
 最後の会話はそれまで積み重ねてきた物の集大成という感じで、なんかみる度に違う気がします。ちょっとのんきな感じだったり普通にシリアスだったり。「そういやお前も意外にバカだったもんな」と言ったときになんとなくほっとするというかもうだい丈夫だと思えるというか。「うるせーよ、ウスラトンカチ」はまた日毎に違うというか。思わず「うるせーよ、ウスラ」とまで言って、ああ、そういえばずっと昔もこんなこと言ったと思い出すように「トンカチ」と絞り出すように言ったり。ほかにいろいろ言いたいことがあるのにどうしても言葉が思い浮かばずに結局それしか言えないから言ったような感じだったり。そのあとのナルトの思いを受け止めていろんなことを思い出し考えている感じのサスケと、よかったよかったと笑いながら、たまにいたそうに顔をゆがめながら、でも笑ってるナルトの幸せそうな姿と。本当によいシーンですし、これが見たかったと思いますし、無茶なのにこのシーンまでたどり着く作品をありがとうとだけ言わせていただきます。
(原作読んでると間違えないけど、二人が腕を失ってることが若干わかりづらいことがあるのでもう少し調整きいたらいいなあと。あと、ここのセットは完全に原作再現のマダラと柱間の姿がっあて大変象徴的なのに、知らない人にはわかりづらくてもったいないなあと。なんかパーツはそろっているので、2幕の演出しだいではもっと伝わりそうな気がするのですよ)
 最後に出てくる自来也、よく通るいい声で、物語の余韻が広がる感じがして好きです。最後に満足そうに笑っている姿を見ると、なんだかこちらまで幸せになる。
 ナルトが「お前はもう大丈夫だ」という顔をしてサスケを見送るのが好き。サスケはサスケで、無くなった左腕に触れながら微笑んで、本当に彼にとってナルトとの絆が大事なものだと思わされる。彼はこうして里を離れていくのだけど、なんというか朗らかな気持ちで見送ることができる。そのときナルトが少しだけ寂しそうに笑ったのも、そのあとすぐに「皆の火影」の顔になったのも、本当に全部いいなあと思うエピローグです。
 19日は昼夜ともダブルカーテンコールあり。昼は巳之助さんだけ振り返って背中の火影の文字を見せびらかしているようでした。夜は隼人さんも振り返って、でも背中になにも書いてないからか、ちらりと顔を正面に向けてくれて、それはそれですてきでした。

 と言うわけで、いろいろ書き出したいこと書けたので終わり、あと数回、ラストスパート楽しみます!

 最後にちょっとだけ。
 20日昼に珍しくすごいミス。3代目が最初のシーンで「4代目火影うずまきミナトに限って…」と言い直す隙を与えぬ程の堂々とした言い間違えがありました。客席が静かにざわついてまして…。どこかでフォローが入るかなと思ってたら7班登場シーンで「なあ、サクラちゃん(不明)」「(不明)」「そうだ4代目火影は波風ミナトだ」というナルトの声が結構大きく聞こえました。花道から遠かったので細かいところは聞こえませんでしたが、ナルトが「波風ミナト」と言っていたのは結構はっきり聞こえたので、ちょっと安心しました。
 余談その2。16日夜、綱手様が噛み噛みで。「マダラ」がなかなか言えず大変なことに。まあそんな日もあるよねという気分で胸の内にしまっておこうと思っておりましたが、18日の夜話で自分から話してくださいました、「天照大噛み」だと(笑)。
 余談その3。笑也さんの夜話でも隼人さんのイベントでも、隼人さんが役作りには本当に苦労されたという話があり。でも、この話は72巻をあくまで短縮したものであり、隼人さんは原作をちゃんと知っているわけで。それでもサスケになるのは本当に大変だというのが、サスケという役を物語ってるなあとしみじみ思っております。

[3095] ゆず (2018/08/23(Thu) 00:06:16)




Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ

こんばんはー、千秋楽見届けて放心状態です。
なんとなく、この週末同じ劇場にいたのでは?とも思いましたがそれはさておき。

デイダラさん情報ありがとうございます。
なるほど、最初はマルコだったのですね、覚えておきます!
そしてイゾウさんはスクワードのブロマイドの後ろにいるのですが、やはりこのお写真だと元のお顔まではわかりませんね…。

ストーリーの違和感とは…え、あそこ?それともここ??と思いながら。
(4回目見終えたあたりで一度そういう脚本と演出の不満点をまとめてた時もありましたが、あまりに時間がなくて放置してます(笑))


[3100] ゆず (2018/08/27(Mon) 22:59:39)




Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ

確かに、マルコの逆宙乗りのとき、あの結構な音量のBGMの中でも「マルコー!」と叫ぶ声が演舞場の3階まで聞こえてました。

(ちなみにシネマのときはマルコ役でしたのよ。そして後見姿は「流星」で、「京人形」では立ち回り姿も見られますので、よろしければそこにも注目ください。笑)

ところで今日、滑り込みで愛之助さんマダラを観てきました〜。そして、前回もやっと感じたストーリー上の違和感が今日よりくっきりと。これはまたそのうちに…。

[3099] マリゴー (2018/08/25(Sat) 20:25:16)




Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ

こんばんはー、相変わらず沼地ずぶずぶです…。
え、デイダラさん、イゾウさんだったんですか!
確かに、結構端っこにいたりするので見づらいかも…。

ちょっと小生意気な感じのよく通る声で、アップで見るとなかなかきれいな方なんで、最近気が向くと見ております。
次回は良く見える席でありますように!
(あと、情報ありがとうございます、6月の鑑賞教室にもいらした!)

[3098] ゆず (2018/08/24(Fri) 00:41:44)




Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ

初日に観ただけなので、次に観るまでコメントは差し控えようと思っていたけれど、これには反応せざるを得ない<最近デイダラさんがお気に入り。

この方、私が愛して止まないワンピース歌舞伎のイゾウさんなのですよーーー!!
(みっくんのとこの方なので、6月鑑賞教室では裃後見されてました)

デイダラさん、前回は肉眼で見える舞台とモニターに映る舞台との空間のひずみに落ちていることも多くて、正直よく見えなかったのですが、ゆずさんのおかげで次回の楽しみがまた1つ増えました。

[3096] マリゴー (2018/08/23(Thu) 20:20:39)



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