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旅行記 2011/07/05(火)
この日から気温も上がり、前日昼寝もしっかりしたせいかようやく元気に。チェックアウトをするとき、家族経営だったのか中学生くらいの息子さんがフロントにいました。支払いの時の私のサインを見てとても楽しそうにしている。「とてもきれい」と言ってくれた。そういえば前日はアジア人にすれ違わなくて、この子にとっては漢字も珍しいんだなあとちょっと感慨深く思ってしまったのでした。
さあ、昨日できなかったから今日は観光するぞ!と思ったのですが、うまく荷物を預けられずスーツケースを引きずって街に出ることに。こうなっちゃうと行動範囲が限られてしまうのが残念です。あまり邪魔にならないように狭い範囲で街歩き。小さくてかわいい街で、うろうろ散歩しているだけで楽しかった!もっとのんびりしたかったのに、残念。
朝市的なもの。ブルーベリーをひと山買う(写真忘れ)。
この時期ドイツでは謎の食中毒がはやっていたので生野菜は食べないつもりだったが、どうもブルーベリーは私の中で生野菜に含まれなかったらしい。2日ほどで完食。そこまですっごく美味しいというわけでもなかった、安かったけど。そういえばサクランボも売ってましたが「甘いサクランボ」と「酸っぱいサクランボ」が売っていたのがびっくり。酸っぱいのはケーキやジャムになるのかしら?
駅の周りにはなにもありませんでしたが、このあたりにはショッピングセンターから食べ物どころまでちゃんとありました。
帰りもタクシーに乗って駅へ。行きでちょっと歩きはしんどいと感じたので・・・。道すがらいかにもドイツという、緑と赤煉瓦色の屋根のコントラストが美しい景色に出会いました。全ての景色を写真にとどめたかった!
駅の周りをしばらくうろうろしてからFuldaへ。30分ほどの短い旅です。
Fuldaは最初、都会という印象でした(笑)。いえ、この二日間うろうろしていたところが余りに牧歌的だったので(笑)。普通の街だなと思いつつホテルへ。ビルの一部がホテルになっている感じの「Peterchens Mondfahrt」。今回はちゃんとエレベーターもありました(笑)。部屋は6階。欧州のホテルはダブルベッドが多くて、ダブルベッドの部屋に泊まるのは珍しくないのですが、あまりにかわいい造りで珍しく「どうせ一人旅ですよ!」と毒づく(笑)。窓の外の景色は本当に見事でした。うまく写真に撮れなくて残念だったのですが、赤茶の屋根に教会の尖塔。中世の面影を残しているとガイドブックに書かれた街を上から眺めるのは本当に気持ち良かったです!窓を開けると鳥の声とどこかの教会で鳴っている鐘の音が聞こえる。ああ、私いまヨーロッパにいる!
とりあえず時間があるので劇場へ。ホテルから5分程度の距離でした。歩いている途中にアイスクリーム屋さんを発見。アイスクリームを食べる気になる気温だったので1Kugel(ひとすくい)買う。たしか70セントか80セント。安いです。ヨーグルト味のアイスクリームをおやつにぶらぶら街を歩くのが夏の欧州旅行の楽しみです。本当に安いんだもの・・・。
アイスクリーム屋さんの向かいの信号がアンペルマンでびっくり!ご存じの方はご存じの通り、旧東ドイツの信号機です。Fuldaは旧西側のはずなのに、なぜここに・・・。街中の信号はほとんど普通のものでしたが、ここともう一か所だけアンペルマンでした。謎です。
ちょっと小ぢんまりした感じの劇場。
お昼ご飯はKaufhofのフードコートへ。1皿いくらの総菜盛り合わせを食べました。
興味本位で取った春巻きは何とも言いがたい、残念な味。野菜の味がなんか違うのです。イモを焼いた物はいつもの通り、とてもおいしかった!飲み物は相変わらずのビターレモン。おやつにヨーグルト。
街のあちこちに女教皇のロゴやディスプレイがあって、街全体で成功させようとしている意気込みを感じました。
さて、バスターミナルやショッピングセンターのある通りを抜けると、そこは一気に中世の世界!ボニファティウスさんの像に感動し(ミュージカルボニファティウスはもちろんこの街初演で、一度見てみたい作品です!)、花あふれる街並みに感動し、いかにもドイツな建物の続く街並みに感動し、そして街の象徴であるドームの美しさに感動し・・・。観光客も少なく、いかにもドイツという雰囲気でその場にいること自体が楽しい、すばらしい街でした。ここのドーム付属の美術館がこの旅で唯一行った美術館でした。小さい美術館でしたが、どこか憂いと色気を含んだ「この人を見よ」が見られて満足。しかし、古い像が貴重なのも、日光が大敵なのも分かるけど、薄暗い中に手が折れた古い聖人像が並んでるのはちょっとホラーでした。
せっかくだからと・・・イタリアンカフェで食べたアイスクリーム。
もちろん夕飯なんて入るわけがない(笑)。だめな大人の旅の見本。夕食サンドイッチ。モッツァレラははやってるのか元々たくさん作っているのか、よく見かけます。モッツァレラとトマトのサンドイッチかと思ったらオリーブ付き。オリーブは苦手だったのですが、これはオリーブのほのかな塩味がちょうどいいアクセントになってておいしかった!(というか、この旅行以降オリーブが好物のひとつとして食べられるようになった)
そしてまだ日も暮れてない中劇場へ。ちょっと時間があったので劇場裏に行ってみて、感動!ここはガイドブックにも載っている「市公園」だったのですが、緑にあふれ、花があふれ、鳥が歌い噴水の美しい、すばらしい公園でした。日暮れまでの時間を楽しむ地元の人々を眺めながら、天国ってFuldaにあったのかとぼんやりと思いました。
劇場は新しくてきれいで広々としていました。客席もちゃんと段差があって見やすい劇場でした。A〜Cがオーケストラボックスである場所なのかな、フラットです(スポットライトミュージカルの作品なのでテープです)。2列目から小さな段がついており、千鳥になっているので見やすかったです。最前列、6列目(実質9列目)、2階席2列目を見ましたが、6列目が全体見ることができてかつ近い、とてもバランスのいい場所でした。2階席は若干遠いのであまりよくなかったです。
いい劇場に行い作品だったんですけどね・・・Mathiasに振られて泣いた・・・。
[1814] ゆず (2012/01/14(Sat) 03:45:12)
良い街です!
ありがとうございます!
Fulda、いい街です。
若干英語が通じづらいという欠点はありますが、一応都会だから飢えませんし(笑)、街をぶらぶら歩いてるだけで楽しい中世都市ですし。
1,2日で大体回りつくしてしまう規模なんですが、だからこそばたばたせずに行けて良かったです。
一人旅だといろいろフリーダムになってしまってだめですね(笑)。
そういうところが「休暇」なんだろうなあと、ちょっと近頃思うようになりました。
また行きたくなってしまいました・・・。
[1817] ゆず (2012/01/16(Mon) 23:26:14)
ステキです
こんばんは。
Fulda、ステキな街ですね。
イタリアンカフェのアイスクリーム、素敵です。
だめな大人の旅の見本な食事も、素敵です。
写真を拝見しているだけで、なんだか心がのびのびします。
[1815] satesate (2012/01/15(Sun) 22:55:55)
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