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ドン・キホーテ(Kバレエ)(2012/10/27)

オーチャードホール

キトリ:白石あゆ美
バジル:秋元康臣
ドン・キホーテ:スチュアート・キャシディ
ガマーシュ:伊坂文月
サンチョ・パンサ:愛澤佑樹
メルセデス:浅野真由香
エスパーダ:遅沢佑介
ロレンツォ:ニコライ・ヴィユウジャーニン
花売り娘:神戸里奈 / 日向智子
ドルシネア:浅川紫織
★★★★☆

 この日の公演、開演前に客席を見るとやはり空席が多い印象でした。来ている人の話を聞いていても、ファンはもちろんいるのですが、スクール関係の人も多いイメージでした。そりゃ名前もほとんど知られてない若手の公演、同じ哲也のいない公演でもまだ夜公演の方が知名度もありますし、完成度も予想がつきます。それでもやっぱり、役者を成長させるのって本番だけなんですよね。この公演は白石さん、秋本さんにとってとても価値のあるものになったでしょう、そして私自身、二人がきれいに花開いたこの公演に来ることができてよかったと思っています。
 なにはなくとも、主演二人がとっても楽しそうなのがよかった!細かいことを気にせず、その場にいることをただ純粋に楽しんでいるように見えました。白石さんは出てきた瞬間からはじけそうな笑顔が魅力的だったし、秋元さんも昨日以上にきらきら輝いた笑顔でした。序盤、キトリの足をバジルがとらえようとするところ、キトリがちょっとお姉さんな雰囲気を漂わせながらバジルをからかっているような雰囲気、バジルが本気で悔しがりながらその駆け引きを楽しんでいるような笑顔、ちょっとしたやりとりの息がぴったりで、この舞台は楽しいと確信できた瞬間でした。秋元さんは雰囲気がエレガントでどちらかというと王子様で見たいと思っていましたが、そのイメージもなんのその、やんちゃな男の子で大変楽しかったです。飛ぶのも回るのももちろんまだまだ欠点はあるのですが、「自分はここまでできる!」とまるで哲也に挑みかけるような勢いはむしろ新鮮でした。実際、荒いながらもよく飛んでいたしよく回っていたと思いますが、やはり客席をわかせることができない。このあたりが舞台の難しさだとは思いましたが、秋元さんの勢い自身は見ていてすがすがしいものがありました。3幕のソロも意地で飛ぶ、意地で回る(笑)。王子タイプの役だったら気になったかもしれませんが、やんちゃな男の子という雰囲気とマッチしていて個人的には気に入っています。白石さんの踊りも目立った破綻がなく、こんなに明るい雰囲気のに合う人だったのかと驚かされてるうちに終わりました。笑顔が本当にかわいくて、そればかり印象に残ってます。少なくともKで主役を踊るのは初めてだと思うのですが、最後まで息切れせずにまとめていたと思います。意外と小柄なところも秋元さんとぴったりで、この二人の組み合わせはまた見たいと思っています。秋元さんはサポートもうちょっとがんばれと思うところはありましたが、片手リフトはきれいに決まっておりました。
 この日もう一つ楽しみにしていたのが遅沢さんのエスパーダ。やはり素敵は素敵だったのですが、前回見たときほどときめかない。ニヒルに口の端をあげた笑い方とか、街の女の子たちをくどく仕草の自然さとか両手に花っぷりが似合うところとか、いかにも皆の兄貴分といったところとか、見栄の切り方のかっこよさとか、本当に素敵でした。でも、前ほどときめかなかったのは実際のところエスパーダ以上にバジルが素敵だと知ってしまったからと、メルセデスとの組み合わせがいまいちしっくりこなかったからではないかと思っています。メルセデスが浅川さんや松岡さんだったら違ったかもしれないのですが、どうも浅野さんのメルセデスと遅沢さんのエスパーダは合わないのです。どちらが悪いのでなく、純粋に合わない。エスパーダという意味では宮尾さんより遅沢さんの方が好きですが、メルセデスと組み合わせた場合、宮尾さんと浅野さんの組み合わせの方がよかったと思います。ちなみに浅野さんは出演回数を重ねる度に良くなっていったと思います。最初はなんとも思わなかったのですが、ここまでくると大変魅力的な女性だと登場した瞬間から思えるようになりました。
 ガマーシュの伊坂さんも大変楽しそうでした。1幕はちょっとビャンバさんに軍配が上がるかなと思うのですが(ふたりともなにを言っているかわかるのですが、細かなニュアンスがビャンバさんの方がおもしろい気がする)、前回見たときよりも脂がのった感じがして楽しかったです。3幕でまだちょっと未練がましくキトリを見ている姿がなんともかわいらしく、その気持ちを最後に吹っ切ってふたりを祝福したんだろうなあと細かいところでストーリーがきれいにつながったりもしました。
 今回キャスト表を見て喜びの声を上げてしまったのが池本さんのクラシカルジェンツ♪先週あたりから闘牛士にひとり跳躍が高くて空中での姿勢がきれいな人がいると気になってはいたんです。顔が分かりやすい方だったのですぐ覚えてくるみで何か大きな役になって出てくるかなと思ったら、ここで出会えてひとり喜んでいました。クラシカルジェンツになったら意外と好青年という雰囲気で、相変わらず高い跳躍が見ていてとても気持ちよかったです。ちょっと背は低い方ですが、先々楽しみです。ちなみにこの公演は闘牛士がソロキャストにずいぶん移動していたため、ブレンデンさんが3幕の闘牛士をやっていました。後ろにいたときは気づかなかったのですが、やはりこの人半端なく背が高い・・・。踊り云々より、周りの男性より頭一個大きいその存在感の方が忘れがたいです。やはりちょっとバランス悪いです・・・。
 花売り娘は神戸さんと日向さん。ごめん、どっち見たらいいかわからない・・・。やはり神戸さんと並んでしまうと、日向さんは一層不安定なところが際だってしまう気はします。それでも彼女の踊りはとっても好きです。このバレエ団の振り付けに合っていると思うのです。神戸さん、目立ちすぎることなく、けれど絶妙なバランスで大変かわいらしかったです。細かいところのバランス感覚がしっかりしていて、動きも柔らかくて笑顔もかわいらしくて目がいくんですけど、主役を食ってしまうことがない。このあたりの神戸さんのバランス感覚が好きです。
 愛澤さんのサンチョは結構好きです。コミカルどがまだあと一息足りないところはありますが、十分楽しいし、着ぶくれてても体のきれがいいのが3幕に行かされていてかわいいです。それにしても、ドンキホーテとサンチョとロレンツォが並ぶとイケメン無駄遣い感が半端ない・・・。
 すごく細かいところなのですが、1幕の中盤あたりから下手側にいる女の子二人に目がいきました。楽しそうに話をしているんですが、アドリブかなと言う雰囲気でした。あのくらい小さくても舞台の上で曲の終わりにはちゃんと曲に合わせた動きをして、それ以外は舞台の上でちゃんと呼吸をしてるということにびっくりしました。
 森のシーンが若干中だるみだったかなと思うところはありましたが、大変楽しい公演でした。この公演を見に来ているのはコアなファンばかりというところはありますが、最後は1階前方席ほぼスタンディングでした。グランパドドゥのコーダを踊りきった後のふたりのやりきったと言わんばかりのすがすがしい笑顔が忘れられません。若いから、まだ経験が浅いからという言い訳がきかない世界だとは分かってるつもりではいます。でも、若いからこそ、その一回にかける爆発力、そして伸びていく力を感じた公演でした。そして、この作品は主役二人が笑っていて、心から楽しんでいればそれはそれで十分楽しいのだと思えました。とっても楽しかったです!

[1922] ゆず (2012/11/07(Wed) 23:09:17)




若手の魅力

こんばんは。
二人のエネルギーはちゃんと3階席にも届いていたのですね、よかった!
一公演きりだからこそのいい公演だったと思います。
とても楽しかったので、またぜひぜひこの二人で全幕をやっていただきたいです!
Kバレエはこういう若手公演を積極的にやってくれるのがうれしいです。
こうして楽しい公演に当たると、また見たいしそのダンサーさんも応援し続けたいなあと思います。
というわけで、すっかり白石さん&秋元さん応援モードになりました。
おお、別のバレエ団の方もいらしていたんですね。
そもそも私自身目が悪いのでそういう所に目がいかないのですが、もしその方だとしたら所属が違っても交流があるのっていいなあと思います♪

[1925] ゆず (2012/11/10(Sat) 00:01:57)




Re:ドン・キホーテ(Kバレエ)(2012/10/27)

ゆずさま
とても詳しいレポートありがとうございます☆
私はこの公演は3階席で観ておりましたが、
若い2人のこの1公演に懸けるフレッシュなエネルギーに、
とても心温められました。
主演のお二方のボリショイスクールでのお友達だったのでしょうか、牧の茂田絵美子さんが観にきていらっしゃいました・・・私の目が間違っていなければ^^;
若いダンサーたちがどんどん主演を重ねて、互いに刺激し合いながら素晴らしい演者に育っていってくれるといいなあ、と希望を感じられる貴重な公演だったと思いました。

[1923] いりーな (2012/11/08(Thu) 23:43:29)



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