観劇+αの日々 ホーム | モバイル
05月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31


J&Hスペイン盤CD

 ファイルの整理をしていたら出てきたのでのっけてみます。
 ジキル&ハイド、スペイン盤のCDの感想です。
 なんか「これでもこのCD好きだから!」とフォロー入れなくっちゃならないような内容になってる気もしますが・・・。
 大変個性的なCDです。

1.Hoy es el dia
 初めて聞いたとき、いきなり「This is the moment」の曲で「Hoy es el dia」と歌われた日には、ついにこのCDプレイヤーも壊れたかと思いましたよ。あわてて曲順を確かめたところ、ストーリーを無視して並んでいました。・・・おーい・・・・。
 曲はきれいです。ただ、ジキル役の方の声が・・・なんと言うか、微妙に外れてる・・・。それを気にすることなく、力技で押し切ってると言う感じです。声量はあるのに、何故音程が微妙なのか。ある意味すがすがしい。
 因みにタイトルの意味は「Today is the day」といったところでしょうか。スケールが違うって。

2.Juego letal
 「It's a dangerous game」、曲順を確かめずに聞いたときは、本当に次は何が来るか分からなくってドキドキしたものです。迫力と色気のあるルーシーに対して、ジキルは結構年齢の行った方で、さらに音程微妙・・・・。それでも思わず聞き入ってしまうなんともいえない迫力があります。テンポは少し速め。それがスペイン語の流れるような雰囲気と大変あっていてかっこいい。

3.Disfraz
 「Facade」です、この二曲とのつながりはなかなかかっこよくて好き。全体的にテンポは速め、雰囲気は明るめ。なんか妙にのりがいい。重厚感もあるけど、それよりメリハリが利いているところがかっこいいと思う。

4.Voy a saber
 「I need to know」、あいかわらず、ジキル氏は微妙な音程を力押しで歌ってくださっています。最後は思いっきり外してる気がするんですが、自信満々に歌ってくださるんで、突っ込む隙がありません。そんな曲。

5.Hombres a mi
 「Bring on the men」、迫力の姉御。開けっぴろげで明るい感じがするのは、さすがスペイン語。色っぽいというより、かっこいいといった感じ。

6.Por vivir
 「Alive」、「歌というのには音程があって・・・」という言葉なぞすっ飛ばしている素敵な歌。と言うとけなしているように聞こえるかもしれませんが、ここでは自己流アレンジといった風情もあり、なかなかかっこいい。アンサンブルさんたちが囁くような間奏もなかなかかっこいい。普段は音程がどうのこうの言っているんですが、どうもこの曲を聴くとそのことを忘れてしまう。何もかもすっ飛ばしてくれる迫力があり、それがハイドらしくて素敵。このCDの中で一番好き。

7.Amo lo que soy
 「Take me as I am」、この曲順はどうかと思う・・・。はっきりいって前の曲と世界があまりにも違って、気持ちがついていかない。
 ジキルは相変わらず飛ばしてくれているんですが、エマ役の方、なんとも力強くもきれいな声をしていらっしゃいます。音程もしっかりしていて本当にいい雰囲気を持っているんですが・・・この二人の声、絶望的に合わない。エマがきれいに歌ってくれてる分、ジキルの音外しが際立ってしまって・・・ものすごい世界が繰り広げられています。

8.Aluguien aso
 「Someone like you」、やっぱりルーシーはたくましいというか、力強くこの歌を歌ってくれます。切ないというより、「かっこいい」。でも、その分ラストの物悲しさが際立ってくる。

9.Chicas de la noche
 「The girls of the night」、迫力のあるルーシーの声、力押しのジキル&ハイドの声が続いた後のネリーの静かな声はなんともいえない清涼剤。ここに来てようやく一息つくことが出来る。本当にきれいな曲で、世界が切り開けて行く感じがするけど、空があっても飛び立てない感じがする。切ないというよりは物悲しい。しみじみと聞き入るという意味ではこのCDの中で一番だと思う。

10.Angusta
 「Angust」、ジキル氏、相変わらずかっ飛ばしてくださってます。「Dios!」(God)の叫び方が力が入っていて好き。とにかく相変わらずの力押し。

11.Su mirar
 「In his eyes」、力押しジキルのあとにエマとルーシー、だから気持ちが切り替わらないんだって。「普通に」いい曲です。ちょっと二人の声が似ているとは思うけど、しっかりものといった風情のエマの芯の通った声、力強くありながらどこか夢見るようなルーシーの声。切ないけど、どこか光り輝くようなところを持った曲。やっぱり迫力があります。

12.Una nueva vida
 「A new life」、最初のほうは、どこか切ない感じがする。後半は、言うまでもなく迫力があり、力強い。彼女の世界がどんどん変わっていくという感じがする。やっぱりかっこいい、このルーシー。

13.Confrontacion
 「Confrontation」、いうまでもなく力押しです。もう、ここまで来たら「彼の世界」としか言いようがありません。歌いわけがどうとか、なんかそんなことを論じたくなくなる迫力があります。ジキルの微妙な音程の叫びで終わります、なんか打ち切られた感じがする。まあ、それがこのCDらしいかも。

[59] ゆず (2005/02/11(Fri) 12:59:31)



投稿パス:


  名前:  
題名:


※スパムコメント回避のため、「http」を複数含む記事は投稿できないようにしてあります、ごめんなさい。 「ttp://yuzu.gonna.jp/blog/」というように頭一文字を削除しての投稿をお願いします。

パスワード:  

Next >> [結局寝連休]
Back >> [悪いことはたくらむだけでもだめらしい(笑)]


RECENT ENTRIES
新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/23) ソワレ (1)
新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ (4)
新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/10) マチネ ・ソワレ
新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/05) マチネ
新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/05) マチネ (2)
スーパー歌舞伎II ワンピース(2018/04/22) マチネ
ドイツ旅行の観劇まとめ
ベルリンノートルダム
ベルリンノートルダム 感想にもならないあれこれ
Kバレエ 海賊(2017/05/27) ソワレ
RECENT COMMENTS
・EugeneJaf / https://goo.su/CHM5cJW
・DexyOnemy / ブランドスーパーコピーバッグ
・KLOSTERMANN81 / Доброго дня
・Imittigiordar / スーパーコピーブランド専門店
・NeooBlern / Создаю копии сайтов от 500 рублей за лендинг
・ゆず / Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ
・マリゴー / Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ
・ゆず / Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ
・マリゴー / Re:新作歌舞伎 NARUTO -ナルト- (2018/08/19) マチネ ・ソワレ
CATEGORIES
日記
欧州大陸側ミュージカル
ミュージカルその他
劇団四季全般
海洋物
映画
CD&DVD
旅(2005/03/11-2005/03/15)
Mozart!(ブダペスト)
Tanz der Vampire
Jekyll & Hyde
旅(2005/04/30-2005/05/09)
その他舞台
ダンスオブヴァンパイア
Thomas Borchert
旅(2005/10/06-2005/10/11)
モーツァルト!
Romeo & Julia
ブログ不具合・修正
本宅更新
Kバレエ
旅(2007/04/26-2007/05/03)
旅(2007/10/05-2007/10/09)
旅(2007/12/11-2007/12/16)
欧州大陸側来日
スポットライトミュージカル
欲しいものメモ
アレルギー治療中
旅(2009/03/13-2009/03/29)
ドイツ語圏劇場
旅(2009/07/07-2009/07/13)
旅(2009/12/19-2009/12/23)
旅(2010/11/03-2010/11/8)
旅(2011/07/02-2011/07/10)
旅(2011/10/29-2011/11/03)
旅(2012/07/14-2011/07/23)
旅(2013/01/11-2013/01/15)
旅(2013/08/31-2013/09/09)
旅(2013/11/01-2013/11/05)
年間観劇記録まとめ
そのほかバレエ
旅(2014/08/02-2014/08/11)
旅(2014/11/19-2014/11/25)
旅(2015/09/18-2015/09/28)
旅(2017/07/22-2017/08/01)
ARCHIVES(1205)
2018 年 08 月 (5)
2018 年 05 月 (1)
2017 年 09 月 (1)
2017 年 07 月 (2)
2017 年 05 月 (2)
2017 年 03 月 (2)
2017 年 02 月 (1)
2016 年 12 月 (2)
2016 年 11 月 (2)
2016 年 10 月 (3)
2016 年 08 月 (2)
2016 年 07 月 (2)
2016 年 06 月 (2)
2016 年 05 月 (5)
2016 年 03 月 (1)
2015 年 12 月 (9)
2015 年 11 月 (4)
2015 年 10 月 (2)
2015 年 09 月 (1)
2015 年 07 月 (1)
2015 年 06 月 (7)
2015 年 05 月 (1)
2015 年 04 月 (6)
2015 年 03 月 (3)
2015 年 01 月 (3)
2014 年 12 月 (9)
2014 年 11 月 (3)
2014 年 10 月 (9)
2014 年 09 月 (8)
2014 年 08 月 (10)
2014 年 07 月 (1)
2014 年 06 月 (7)
2014 年 05 月 (5)
2014 年 04 月 (2)
2014 年 03 月 (7)
2014 年 02 月 (2)
2014 年 01 月 (4)
2013 年 12 月 (13)
2013 年 11 月 (1)
2013 年 10 月 (7)
2013 年 09 月 (7)
2013 年 08 月 (5)
2013 年 07 月 (8)
2013 年 06 月 (7)
2013 年 05 月 (6)
2013 年 04 月 (4)
2013 年 03 月 (7)
2013 年 02 月 (3)
2013 年 01 月 (4)
2012 年 12 月 (9)
2012 年 11 月 (8)
2012 年 10 月 (6)
2012 年 09 月 (9)
2012 年 07 月 (3)
2012 年 06 月 (3)
2012 年 05 月 (6)
2012 年 04 月 (4)
2012 年 03 月 (6)
2012 年 02 月 (10)
2012 年 01 月 (8)
2011 年 12 月 (14)
2011 年 11 月 (13)
2011 年 10 月 (14)
2011 年 09 月 (17)
2011 年 08 月 (10)
2011 年 07 月 (4)
2011 年 06 月 (3)
2011 年 05 月 (6)
2011 年 03 月 (9)
2011 年 02 月 (1)
2011 年 01 月 (6)
2010 年 12 月 (8)
2010 年 11 月 (4)
2010 年 10 月 (2)
2010 年 09 月 (6)
2010 年 08 月 (5)
2010 年 06 月 (7)
2010 年 05 月 (3)
2010 年 04 月 (2)
2010 年 03 月 (10)
2010 年 02 月 (6)
2010 年 01 月 (9)
2009 年 12 月 (6)
2009 年 11 月 (5)
2009 年 10 月 (15)
2009 年 09 月 (3)
2009 年 08 月 (2)
2009 年 07 月 (8)
2009 年 06 月 (5)
2009 年 05 月 (6)
2009 年 04 月 (8)
2009 年 03 月 (4)
2009 年 02 月 (2)
2009 年 01 月 (1)
2008 年 12 月 (5)
2008 年 11 月 (2)
2008 年 10 月 (5)
2008 年 09 月 (4)
2008 年 08 月 (2)
2008 年 07 月 (5)
2008 年 06 月 (3)
2008 年 05 月 (5)
2008 年 04 月 (8)
2008 年 03 月 (6)
2008 年 02 月 (5)
2008 年 01 月 (20)
2007 年 12 月 (23)
2007 年 11 月 (19)
2007 年 10 月 (23)
2007 年 09 月 (6)
2007 年 08 月 (12)
2007 年 07 月 (10)
2007 年 06 月 (15)
2007 年 05 月 (17)
2007 年 04 月 (13)
2007 年 03 月 (9)
2007 年 02 月 (10)
2007 年 01 月 (6)
2006 年 12 月 (16)
2006 年 11 月 (18)
2006 年 10 月 (9)
2006 年 09 月 (7)
2006 年 08 月 (9)
2006 年 07 月 (12)
2006 年 06 月 (17)
2006 年 05 月 (10)
2006 年 04 月 (21)
2006 年 03 月 (20)
2006 年 02 月 (12)
2006 年 01 月 (20)
2005 年 12 月 (15)
2005 年 11 月 (22)
2005 年 10 月 (33)
2005 年 09 月 (26)
2005 年 08 月 (28)
2005 年 07 月 (33)
2005 年 06 月 (24)
2005 年 05 月 (23)
2005 年 04 月 (17)
2005 年 03 月 (24)
2005 年 02 月 (9)
2005 年 01 月 (15)
2004 年 12 月 (12)
2004 年 11 月 (8)
2004 年 10 月 (6)
2013 年 4 月 (1)
過去ログ
LINK
とんぼのせなか
Sound of Music(SoM)
ANA
オーストリア航空
ルフトハンザ航空
スカンジナビア航空
ウィーン劇場協会
オペレッタ劇場(ブダペスト)
Thomas Borchert
Boris Pfeifer
VEIT SCHÄFERMEIER
Grazer Oper
Romeo & Julia
Tanz der Vampire
FLEUGELz
Da Capo
Die Bahn
musicalzentrale
Frank Wildhorn
新国立劇場
K−バレエカンパニー
チャコット
Kバレエブログ
das musicalmagazin
Das Theater Chemnitz
STAGE ENTERTAINMENT
Tanz der Vampire Fanclub
Elisabeth - Die Legende einer Heiligen
Chris Murray
Sabrina Weckerlin
チベットNOW@ルンタ
ちべログ@うらるんた
オーストリア連邦鉄道
M.A FIELD
Jesper Tyden
Felix Martin
Alexander di Capri
ロイヤル・オペラ・ハウス
劇団四季
下村尊則の徒然絵巻
Vámpirok Bálja
スイスインターナショナルエアラインズ
Mathias Edenborn
シュツットガルト劇場
スイス鉄道
Theater St.Gallen
Tecklenburg Freilichtspiele
LOGIN


Copyright © 2004 観劇+αの日々. All Rights Reserved.
[PHPウェブログシステム3 FLEUGELzネットマニア ]