観劇＋αの日々　４月８日以降のチラシの裏

05月

４月８日以降のチラシの裏

　お気づきの通り、私はこのブログに個人的な日記も大量に残してます。ローカル環境で、ネットワーク上とほぼ同じ状態を再現できるんで、大変便利なんです（レンタルのブログは、そういうところが不便）。まー、そんなわけで、他の人が読んでても面白くないものも、いずれのために残してるわけなんであります。
　というわけで、ちょっとこれからしばらくこのタイトルで、数年後の自分のための日記を残しておきます。読んでても少しも楽しい内容ではないんですが、ここ以外の場所に書いておくと無くしそうなんで、ここに残しておきます（電子ファイルでも紙面でも、書いたものが見つからなくって探すのは日常茶飯事、ここはなくさないからね、さすがに）。

　とりあえず、事務連絡だけ。
　予定より早く喪中に突入しました。しばらくばたばたしますんで、また暇になったときに、よろしくお願いします。

　本日１時１６分、母方の祖父が亡くなりました。現在、病院から帰ってきたところです。まー、なんと言いますか、母方の祖父だけは病気もほとんどしなくって元気だったため、長生きすると思ってたんですよね・・・。おかげさまで、泣きすぎて目が痛いです。

　８０歳で、末期の癌で、よくがんばった方なんでしょうね。年明けのころは元気だったのに、先週お見舞いに行ったときは話もできたのに、７日朝までは７日に退院の予定だったのに。この週末は退院祝いに行こうと考えてた身の上としては、なんとも不思議な気分です。

　もしかしたら危ないのかな、と思ったきっかけは、あほな話だけど私と母親の観劇予定。お互い勘が働くのか、忙しくなる時は絶対観劇の予定が入らないんですよね。それで、４,５月とお互いに暇で、私は毎年行っているＧＷ欧州旅行にどうしても行く気がしなかった。そんなわけで、私の中でも、母の中でもそろそろかなという気はしていました。こんなに早くなるとは思ってもいませんでしたが・・・。

　予感はあったのかもしれないなと思います。お見舞いになんてめったに行かないのに、先週、先々週と足を運んだし。最後に会えてよかったなと思う反面、もっといろんなこと話とけばよかったなと思ったり・・・って、こんなのはきっと皆同じなんでしょうが。

　いつもより早く帰れて（というか、やる気しなくって早く帰った）、さてそろそろブログのレスでも書くかと思った０時３７分、病院にいたおじから連絡がありました。今日退院のはずなのに退院できなかったこと、また、明日はおばが病院に来て、明後日はどうしても行けない母に代わって私が病院に行くようにといわれていたので、なんとなく嫌な予感はありましたが、まさかこんなに早く連絡が来るとは思わず・・・・。あわててどっかで酒飲んでる父に連絡して、タクシーで病院へ。タクシーなんて拾えないかと思ったのですが、そこは金曜夜の住宅地、うじゃうじゃいましたよ（笑）。病院に着いたとき、祖父はもう瞬きもしてないような状態でした。でも、誰がそこにいて、何をしゃべっているのか分かっているんじゃないかなと、なんとなく思えるような状態でした。話を聞くと、昼間はすごく痛がっていたらしいのですが、その時はずいぶん楽になったように見えました。私と母が着いたとき、それから会話の中で弟の話が出たとき、ちょっとだけ反応を返してくれたと、私は思っています。何度も「もうだめかな」と思ったのですが、父も間に合いました。
　父が来るのを待っていたかのように、祖父は亡くなりました。今日でなかったら、他の時間であったら、他の人はともかく、私は間に合わなかったと思います。最期に立ち会えただけでも良かったのかなと、思っています。
　同じ病院に入院していた祖母は、一週間前に退院していました。ただ、７日にはお見舞いに来たそうです。最後に元気な姿を見ることができて、安心してしまったんじゃないかと、母とおじは言っています。特別な延命治療もせず、でも予定より長く生きて、やるべきことを済ませて旅立っていった。祖父らしいなと、しみじみと思います。

　これからは天国から見守ってくれるのかなと病院の帰り道に空を見たら、暗闇の中に枝の先に残った桜がぼんやりと浮かんで見えて、とても綺麗でした。
　４月７日は私の誕生日で、８日は祖父の命日。不思議なんですが、祖父に守られてるような気がします。

　明日からまあ、事務的にばたばた忙しくなるんでしょうが。１０年間にあとお葬式が３回あると思ったのは数年前のことですが、まだそれが何を意味するのか分かってなかったと、ぼろ泣きしながら思ったのでした。

　とりあえず、書いたら落ち着いた（笑）。

[637] ゆず (2006/04/08(Sat) 04:12:30)

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