観劇＋αの日々　気に入った・・・のかな？

04月

気に入った・・・のかな？

名古屋へ日帰りとんぼ返りでＫバレエの冬公演を見てきました。
東京まで待ってればいいんですけどね、見たいキャストの日がどうしても仕事で抜けられそうにないのよ・・・。
というわけで、急遽遠征決定。
本当は泊まりで行きたかったんですが、「６日は出勤してね」という課長のありがたいお言葉により日帰り決定。
新幹線のチケットを前日になって買おうとしたはいいけど、なぜか帰りのチケットが取れない・・・って、ああ、この日は三連休の最終日！
喫煙車に耐える自信もなく、自由席で立ちっぱなしも無理だからあえなくグリーン車に。
いつもの通りの、突発金だけかかる遠征となりました。

で、舞台のほうは足を運んでよかったと思えるものでした。
「二羽の鳩」、都さんの少女はそれはそれはかわいくって、何をおいてもこれは見逃せなかったと思えるものがありました。
むきになってジプシー娘の真似をするところがかわいいんだ♪
松岡さんのジプシー娘はかわいかったし、輪島さんの少年はへたれだけど妙にかわいいところがあったし、満足。

「三人姉妹」の方はやっぱりこのバレエ団がやるのには荷が重すぎたかなといったところ。
この時期にこのバレエ団でやるべき作品だったというより、哲也のヴィヴィアナさんがこの作品を踊るなら今しかないって感じかなあ。
哲也のヴェルシーニンは予想より良かったけどね。
まあ、予想が「哲也に渋みのある中年？それ絶対無理」だったので、予想より良かったというのがほめ言葉になってるか分かりませんが（苦笑）。
キャシディさんはクールギン、ヴィヴィが演じたマーシャのだんなさんです。
（おかーちゃん、そこで「ごつい人同士似合ってるわね」とか言わない！）
さえない中年男性・・・ということでこちらも「無理」と思ったのですが、やっぱりこの人はとんでもない役者さんです。
この私ですらときめかないような中年男性になってました、さすがだわ。
それにしても舞台上にいる彼を見て「あんた誰？」と思ったのはこれで三度目。
やっぱり面白い役者さんだと、改めてファンになったのでした。

まあそこそこおもしろかったかなあと思っていたんですが、今日になって妙にこの舞台のことが思い起こされています。
うーん、ちょっとおもしろいと思い始めてるのかも・・・・。
静かに降り積もる雪、どこか諦めきっているように見えるオリガ、そして彼女とクールギンの微妙な距離感。
マーシャとヴェルシーニンの抱いている現実世界から逃れたいと思っているかのような焦燥感。
イリーナの手の中にあったはずの未来。
派手なシーンのほとんどない、暗くて淡々とした作品でしたが、妙に心に残っています。
５年後くらいに、今度はこのカンパニーのメンバーだけでやってみてくれないかしら・・・？

どうでもいいんですが、この公演、普段Ｋバレエを見ない人もみるのかなーと思ってます。
「三人姉妹」は昨年ギエムがやってるので、それと比べられちゃったりするのかなーと、今からちょっとびくびくしている次第です。

[969] ゆず (2006/11/07(Tue) 02:19:24)

ＴＢ、ありがとうございます

こんにちは、はじめまして。
鳩の足跡、ありがとうございます。
鳩の足跡はかわいくって好きです（笑）。

という話はさておき、オデットさんも９日の会場にいらしたんですね。
私も当日券を握り締めてその会場にいました。
神戸に行ったのは初めてなのですが、確かに大阪からだと「小遠征」という感じですね。

「二羽の鳩」は本当に面白いですね。
それぞれのキャラクターが役者にあっていて楽しめました。
「二羽の鳩」「三人姉妹」という順番でしたが、今になって振り返ってみると「二羽の鳩」の方が記憶が鮮明です。
それぞれの場面では「三人姉妹」も面白いところはあったんですけど・・・。
「二羽の鳩」だけ単独で（もちろんチケット代を下げて）再演してくれないかなと、ちょっと思ってしまっています（苦笑）。

私は東京在住ですからまた都さんを見たいのですが、その週は「２２時まで仕事！」と課長命令が下っておりますので、神戸公演が最後になります。
「エネルギーを充電してもらったの」という言葉、正にその通りだと思います。
あのやわらかい踊りを見ているだけで心の中にあったぎすぎすしたものがとけていってしまうような気がしました。
映像で見ても素敵だと思っていたのですが、実物はさすが、別格ですね。
私も、週明けからまたがんばろうという気分になりました。

それでは、また機会がありましたらよろしくお願いします。
こちらからも遊びに伺います。

このブログはトラックバックが分かりづらいので、アドレスを貼らせて頂きます
http://blog.goo.ne.jp/odette01/e/6a029e63adb7e76713d785de65b2f9f0

ありがとうございました！

[976] ゆず (2006/11/11(Sat) 01:34:44)

私は神戸で見ました

こんばんは。いつもロムだけさせていただいてましたが、今回足跡を残してみようかな、と…。鳩の足跡(笑)。

私は大阪在住で、いつもバレエは大阪で見るのですが…どうしても都さんが見たくて神戸まで小遠征しました。行ってよかった～！ジプシーガールの松岡さんもセクシーな魅力いっぱいでよかったですし、都さんの少女はと～ってもよかったですし。『三人姉妹』は…。今の私には見て楽しむ力がないです。すごく重すぎて。キャシディの役者っぷりはよかったし、芳賀さん復活も嬉しいですが。あぁ都さん、また見たいなぁ…でも、東京はダメです。遠すぎです。明日は康村さん＠大阪ですが、時間ないです金ないです。ということで、都さんにエネルギーを充電してもらったのでまた頑張りたいです。

[974] オデット (2006/11/10(Fri) 20:09:58)

ＴＢ，ありがとうございます

こんばんは、はじめまして。
トラックバックありがとうございます。

放蕩主婦さんのお名前を見たときもしや・・・と思ったのですが、トラックバック先を見てようやく気付きました。
以前から、ちょくちょく寄らせていただいてます。
足跡一つ残さなくてすみません。
今日も丁寧な感想を読んで「なるほど」と思っていたところなので、ちょっとびっくりしています。

都さんの「二羽の鳩」は本当に魅力的でした。
松岡さんのジプシーの少女もかっこよくて、見ごたえがありました。
私も仕事さえなければオーチャードまで足を運びたいです！
「三人姉妹」、正にじわ～っという感じで、心に残っています。
キャシディさんのクールギンも見た直後はそうでもなかったのですが、翌日あたりからじわじわと来ています。
Ｋバレエにしては大人向けの作品だと思いましたが、元ロイヤルバレエの方々を除いても結構演技のうまい方の多いバレエ団だと思うので、こういう演劇的要素の強い演目はまたやって欲しいと思いました。

このブログ、トラックバックの有無がすごく分かりにくいので、ちょっとこちらにURLを貼らせて頂きますね。
http://check-check.seesaa.net/article/26744940.html

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

[971] ゆず (2006/11/08(Wed) 00:20:24)

Re:気に入った・・・のかな？

こんにちは。ＴＢさせて頂きました。
「三人姉妹｣淡々とした心理描写でＫバレエにしては地味な作品でしたけど、心にじわ～っと残ってます。

＞この私ですらときめかないような中年男性になってました、さすがだわ。
本当にキャシディはすごい役者さんですよね～(^^)

都さんの「二羽の鳩」を見たいので、来週オーチャードにも行こうと思ってます。
では、また遊びに来ますので宜しくお願いします。

[970] 放蕩主婦 (2006/11/07(Tue) 19:01:10)

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