観劇＋αの日々　Elisabeth - Die Legende einer Heiligen Cas 2008

05月

Elisabeth - Die Legende einer Heiligen Cas 2008

チューリンゲンの聖エリザベート御当地ミュージカル２００８年版のキャストが発表されてました。

キャストは以下の通りです。

Elisabeth von Thüringen - Sabrina Weckerlin
Konrad von Marburg - Chris Murray
Ludwig - Armin Kahl
Heinrich Raspe - Christian Schöne
Sophie - Mara Dorn
Wolfram von Eschenbach - Kristian Korsholm Vetter
Walther von der Vogelweide - Jesse Garon
Guda - Melanie Gebhard

エリザベートの侍女のでお友達のGudaちゃんだけがキャスト変更、Bischof Eckbert（エリザベートの叔父さんで、役回りとしてはＪＣＳのヘロデっぽい）だけは未発表ということのようですね。
おっちゃん、見た目はなかなか男前でノリノリで好きだったんで続投してくれると嬉しいなあ。

SabrinaとChris Murrayについては、ＣＤで聞く限りかなりのはまり役なので、このキャストを見てまたさらに行きたくなってしまいました。
完全なシングルキャストではないみたいなんで、やっぱりちょっとは注意が必要なんですけどね。
（Chris Murrayは一日別の仕事がかぶってるし・・・）

[1375] ゆず (2008/04/14(Mon) 23:32:40)

ますます憧れが強まりました

みやこ様

細かな感想ありがとうございます！
ＣＤ聞いたり写真を見たり史実を拾い読みしている中でいろいろとイメージができあがっていたのですが、そのイメージが彩り豊かになった気がします。
本当に嬉しいです。

劇場、客席の雰囲気から狭いような気はしましたが、盆もセリもないんですか。
欧州の劇場にしては珍しいですね。
近頃「予算が潤沢のいい舞台」と「予算が足りないことを言い訳にした舞台」しか見た記憶がないので、「予算は少ないけどセンスのよい舞台」、後学のためにもぜひ見てみたいです！
（ことミュージカルはそういう作品が少ない気がします）

Sabrinaってとても強い感じがする女性なので、「可憐」というのがちょっとぴんときません。
美人なのにやつれた姿まで見せてくれるあたりも、まさに「役者」ですね。
この作品に触れて以来、私の中で彼女の株は上昇しっぱなしです。
Chris Murrayは芝居が丁寧なので好きです。
「ミサに使った道具の扱いがとても丁寧」って、いいですねえ、そういう細やかなところが印象に残る役って。
コンラートって曲は派手ですが地味で堅実な役だと思うので、ぴったりだと思います。
聞いていて気持ちのいい声・・・ほんと、その通りだと思います。
ああ、久しぶりに彼の声が聞きたくなってきました。
Armin、ＣＤで聞いたときはちょっとインパクトが薄い気がしました。
実力云々でなく、エリザベートやコンラートに比べていい曲を持ってないなあと。
エリザベートとのデュエットが別れの一曲しかないのがかなり不満でした。
当たり前ですけど、お芝居の部分でそれはフォローされているんですね。
実際は甘い声なのですか・・・ＣＤでも聞きたかった・・・。
「幼い頃から一緒に育って結ばれたカップル」、ちらっと見た史実からのイメージも、そんな感じでした。
そういう二人の関係があって、甘い声で歌われる「So weit der Himmel reicht」なんて、絶品でしょうね・・・。
（この曲の静かでもの悲しいようで暖かいところがとても好きです）
Raspe、実はフィリードリヒより役としては気に入っています。
こういう、主人公と相対する立場の役っておもしろいなと。
やんちゃでかわいいというのはちょっと予想外でした。
もうちょっと憎まれ役かなあと思っていたので。
Bischof、妖しい色気までは写真と歌声で想像できましたが、踊るんですか！？
とりまきのきれいなお姉ちゃんたちが踊るんだとばかり思ってました。
登場時間が短い割にインパクトの強い人だと思います。
役者さんが変わったら雰囲気が変わると思いますが、どうなるんでしょうね。

えーと、こちらもただのお返事なのに長くなってしまってすみません。
語ってもらって嬉しくって、語り返してしまいました（笑）。
また何か思い出したことがあったら、気が向いたときにでも書いてくださるとうれしいです。

[1390] ゆず (2008/05/22(Thu) 22:52:07)

Re:Elisabeth - Die Legende einer Heiligen Cas 2008

ゆず様
おっしゃるとおり、まさに「センスが良い」作品です。
回り盆もセリもなく壁を立てたり外したりするだけなのですが、2幕ではそれを使って面白いシーンを作っています。予算や小さな劇場という制約をものともせず、逆に、だからこそできる演出だと思いました。
Sabrinaは爽やかで可憐な一方、ボロボロになっていくシーンでは目の下にクマができているかと思うほどやつれた姿を見せてくれます。
Chris　MurrayはCDにあるように熱い演説をかまし、その後でミサに使った道具をとても丁寧に扱います。宗教関係者らしい動きだなぁと感心しました。なにより、聞いていて気持ち良い声ですね。
Arminの歌声は、CDを聞いた時に舞台で感じた甘～い雰囲気がないのでちょっと驚きました。「Elisabeth」を見る目がとても優しかったので、実際以上に甘い歌声に感じたのかもしれません。
SabrinaとArminは「幼い頃から一緒に育って結ばれたカップル」に見えました。時間をかけないと成立しないような、しっとりした信頼関係がある感じです。
Christianの「Raspe」はやんちゃで野心家な感じで、「かわいいなぁ」と思いながら見ていました。
Bischofは踊りが上手で妖しい色気のある人に決まるといいですね。
書き始めたら長くなってしまいました。話せることが嬉しくて･･･すみません。ゆずさんが行けますように！

[1384] みやこ (2008/05/14(Wed) 19:03:13)

ありがとうございます！

みやこ様、はじめまして。
書き込みありがとうございます。

この作品、ご覧になった日本人がいるなんて！
日本人の中では私一人盛り上がっているとばかり思っていました（苦笑）。

ＣＤを聞く限りいい作品だと思ったのですが、やはり実際に見てもいい作品なのですね。
予算が少ないなりに工夫して素晴らしい舞台・・・写真で見たイメージどおりです。
予算が少なくってもいい舞台にできると言うことは、センスの良い方が集まっているんですね。
役者さんたちもなんとなく「有名ではないけど実力はある」という方がイメージぴったりの役を演じている気がします。
ますます見に行きたくなってきました！

本当に見に行きたいのですが、舞台の日程と仕事の予定があわなそうなので、ちょっと難しいかもしれません。
ですがぎりぎりまで諦めず、また来年の同一キャストによる再演を期待して、何とか見に行く望みをつなぎたいです。

まさかこの作品をご覧になった方の感想をいただけるとは思いませんでした。
ありがとうございます。

[1382] ゆず (2008/05/08(Thu) 01:07:33)

Re:Elisabeth - Die Legende einer Heiligen Cas 2008

ゆずさん、こんばんは。
初めて書き込ませていただきます。
去年アイゼナハに行きまして、とても気に入った作品です。
予算が少ないなりに工夫して、素晴らしい舞台になっていました。
また、役者さん達が素晴らしかったです。
状況が許すならぜひご覧になってください。

[1381] みやこ (2008/04/25(Fri) 20:24:25)

投稿パス：

Next >> [煮詰まる。]
Back >> [誰か私にイギリスの新硬貨をプレゼントしてください]

CATEGORIES

・日記
・欧州大陸側ミュージカル
・ミュージカルその他
・劇団四季全般
・海洋物
・映画
・ＣＤ＆ＤＶＤ
・旅(2005/03/11-2005/03/15)
・Mozart!(ブダペスト)
・Tanz der Vampire
・Jekyll & Hyde
・旅(2005/04/30-2005/05/09)
・その他舞台
・ダンスオブヴァンパイア
・Thomas Borchert
・旅(2005/10/06-2005/10/11)
・モーツァルト！
・Romeo & Julia
・ブログ不具合・修正
・本宅更新
・Ｋバレエ
・旅(2007/04/26-2007/05/03)
・旅(2007/10/05-2007/10/09)
・旅(2007/12/11-2007/12/16)
・欧州大陸側来日
・スポットライトミュージカル
・欲しいものメモ
・アレルギー治療中
・旅(2009/03/13-2009/03/29)
・ドイツ語圏劇場
・旅(2009/07/07-2009/07/13)
・旅(2009/12/19-2009/12/23)
・旅(2010/11/03-2010/11/8)
・旅(2011/07/02-2011/07/10)
・旅(2011/10/29-2011/11/03)
・旅(2012/07/14-2011/07/23)
・旅(2013/01/11-2013/01/15)
・旅(2013/08/31-2013/09/09)
・旅(2013/11/01-2013/11/05)
・年間観劇記録まとめ
・そのほかバレエ
・旅(2014/08/02-2014/08/11)
・旅(2014/11/19-2014/11/25)
・旅(2015/09/18-2015/09/28)
・旅(2017/07/22-2017/08/01)

ARCHIVES(1205)

・ 2018 年 08 月 (5)
・ 2018 年 05 月 (1)
・ 2017 年 09 月 (1)
・ 2017 年 07 月 (2)
・ 2017 年 05 月 (2)
・ 2017 年 03 月 (2)
・ 2017 年 02 月 (1)
・ 2016 年 12 月 (2)
・ 2016 年 11 月 (2)
・ 2016 年 10 月 (3)
・ 2016 年 08 月 (2)
・ 2016 年 07 月 (2)
・ 2016 年 06 月 (2)
・ 2016 年 05 月 (5)
・ 2016 年 03 月 (1)
・ 2015 年 12 月 (9)
・ 2015 年 11 月 (4)
・ 2015 年 10 月 (2)
・ 2015 年 09 月 (1)
・ 2015 年 07 月 (1)
・ 2015 年 06 月 (7)
・ 2015 年 05 月 (1)
・ 2015 年 04 月 (6)
・ 2015 年 03 月 (3)
・ 2015 年 01 月 (3)
・ 2014 年 12 月 (9)
・ 2014 年 11 月 (3)
・ 2014 年 10 月 (9)
・ 2014 年 09 月 (8)
・ 2014 年 08 月 (10)
・ 2014 年 07 月 (1)
・ 2014 年 06 月 (7)
・ 2014 年 05 月 (5)
・ 2014 年 04 月 (2)
・ 2014 年 03 月 (7)
・ 2014 年 02 月 (2)
・ 2014 年 01 月 (4)
・ 2013 年 12 月 (13)
・ 2013 年 11 月 (1)
・ 2013 年 10 月 (7)
・ 2013 年 09 月 (7)
・ 2013 年 08 月 (5)
・ 2013 年 07 月 (8)
・ 2013 年 06 月 (7)
・ 2013 年 05 月 (6)
・ 2013 年 04 月 (4)
・ 2013 年 03 月 (7)
・ 2013 年 02 月 (3)
・ 2013 年 01 月 (4)
・ 2012 年 12 月 (9)
・ 2012 年 11 月 (8)
・ 2012 年 10 月 (6)
・ 2012 年 09 月 (9)
・ 2012 年 07 月 (3)
・ 2012 年 06 月 (3)
・ 2012 年 05 月 (6)
・ 2012 年 04 月 (4)
・ 2012 年 03 月 (6)
・ 2012 年 02 月 (10)
・ 2012 年 01 月 (8)
・ 2011 年 12 月 (14)
・ 2011 年 11 月 (13)
・ 2011 年 10 月 (14)
・ 2011 年 09 月 (17)
・ 2011 年 08 月 (10)
・ 2011 年 07 月 (4)
・ 2011 年 06 月 (3)
・ 2011 年 05 月 (6)
・ 2011 年 03 月 (9)
・ 2011 年 02 月 (1)
・ 2011 年 01 月 (6)
・ 2010 年 12 月 (8)
・ 2010 年 11 月 (4)
・ 2010 年 10 月 (2)
・ 2010 年 09 月 (6)
・ 2010 年 08 月 (5)
・ 2010 年 06 月 (7)
・ 2010 年 05 月 (3)
・ 2010 年 04 月 (2)
・ 2010 年 03 月 (10)
・ 2010 年 02 月 (6)
・ 2010 年 01 月 (9)
・ 2009 年 12 月 (6)
・ 2009 年 11 月 (5)
・ 2009 年 10 月 (15)
・ 2009 年 09 月 (3)
・ 2009 年 08 月 (2)
・ 2009 年 07 月 (8)
・ 2009 年 06 月 (5)
・ 2009 年 05 月 (6)
・ 2009 年 04 月 (8)
・ 2009 年 03 月 (4)
・ 2009 年 02 月 (2)
・ 2009 年 01 月 (1)
・ 2008 年 12 月 (5)
・ 2008 年 11 月 (2)
・ 2008 年 10 月 (5)
・ 2008 年 09 月 (4)
・ 2008 年 08 月 (2)
・ 2008 年 07 月 (5)
・ 2008 年 06 月 (3)
・ 2008 年 05 月 (5)
・ 2008 年 04 月 (8)
・ 2008 年 03 月 (6)
・ 2008 年 02 月 (5)
・ 2008 年 01 月 (20)
・ 2007 年 12 月 (23)
・ 2007 年 11 月 (19)
・ 2007 年 10 月 (23)
・ 2007 年 09 月 (6)
・ 2007 年 08 月 (12)
・ 2007 年 07 月 (10)
・ 2007 年 06 月 (15)
・ 2007 年 05 月 (17)
・ 2007 年 04 月 (13)
・ 2007 年 03 月 (9)
・ 2007 年 02 月 (10)
・ 2007 年 01 月 (6)
・ 2006 年 12 月 (16)
・ 2006 年 11 月 (18)
・ 2006 年 10 月 (9)
・ 2006 年 09 月 (7)
・ 2006 年 08 月 (9)
・ 2006 年 07 月 (12)
・ 2006 年 06 月 (17)
・ 2006 年 05 月 (10)
・ 2006 年 04 月 (21)
・ 2006 年 03 月 (20)
・ 2006 年 02 月 (12)
・ 2006 年 01 月 (20)
・ 2005 年 12 月 (15)
・ 2005 年 11 月 (22)
・ 2005 年 10 月 (33)
・ 2005 年 09 月 (26)
・ 2005 年 08 月 (28)
・ 2005 年 07 月 (33)
・ 2005 年 06 月 (24)
・ 2005 年 05 月 (23)
・ 2005 年 04 月 (17)
・ 2005 年 03 月 (24)
・ 2005 年 02 月 (9)
・ 2005 年 01 月 (15)
・ 2004 年 12 月 (12)
・ 2004 年 11 月 (8)
・ 2004 年 10 月 (6)
・ 2013 年 4 月 (1)
・過去ログ

LINK

・とんぼのせなか
・Sound of Music(SoM)
・ANA
・オーストリア航空
・ルフトハンザ航空
・スカンジナビア航空
・ウィーン劇場協会
・オペレッタ劇場（ブダペスト）
・Thomas Borchert
・Boris Pfeifer
・VEIT SCHÄFERMEIER
・Grazer Oper
・Romeo & Julia
・Tanz der Vampire
・FLEUGELz
・Da Capo
・Die Bahn
・musicalzentrale
・Frank Wildhorn
・新国立劇場
・Ｋ－バレエカンパニー
・チャコット
・Ｋバレエブログ
・das musicalmagazin
・Das Theater Chemnitz
・STAGE ENTERTAINMENT
・Tanz der Vampire Fanclub
・Elisabeth - Die Legende einer Heiligen
・Chris Murray
・Sabrina Weckerlin
・チベットNOW@ルンタ
・ちべログ＠うらるんた
・オーストリア連邦鉄道
・M.A FIELD
・Jesper Tyden
・Felix Martin
・Alexander di Capri
・ロイヤル・オペラ・ハウス
・劇団四季
・下村尊則の徒然絵巻
・Vámpirok Bálja
・スイスインターナショナルエアラインズ
・Mathias Edenborn
・シュツットガルト劇場
・スイス鉄道
・Theater St.Gallen
・Tecklenburg Freilichtspiele

[PHPウェブログシステム３　 FLEUGELz ＋ネットマニア ]