下村さん、四季復帰
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四季の記事を前に書いたのはいつだったかと思ったら、その時も下村さんでした(笑)。
さて、一部では話題になっておりますが、下村さんがスカーで四季に復帰されたようです。 スルースをやると聞いた時からもしやとは思っていました。 あの作品は、ミロ役者を外部から読んでまでやる作品ではないです・・・って言い方が悪いな、ミロとアンドリューをやる役者の実力がもろに出るものなので、役者がそろってるならやるべきだし、役者がいないなら無理してやらなくていい作品です。 アルプの紙上に久しぶりに下村さんが出た時確信しました、帰ってくるのだと。
このことについて下村さんのファンは喜んだりがっかりしたりでしょうが、私は喜んでます。 四季の外での下村さんの仕事はいまいちパッとしなかったし、下村さんは四季にいる間も結構好きかってのびのびやっていたイメージがありましたから。(ファン向けイベントの演出とか、衣装とか・・・) また狭い世界に帰ってきてしまったわけですが、見れなくなってしまったいろいろな役がまた見られるのはとてもうれしいです。
とりあえず今はヘロデ王が見たいので、よろしくお願いします!>浅利さん
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(2010/08/25(Wed) 00:33:26)
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ローザンヌガラ(2010/08/07) 荒井&清水 ロミオとジュリエット
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時間がないので、荒井さんと清水さんのロミジュリのメモ書きを。 昨年10月の公演時にも見た組み合わせなのですが、当たり前ですがその時よりもすばらしくなっていました。一つ一つのパやリフトをみると10月の時は若干あと一歩というところがあったのですが、それがきれいになくなっていました。肩にリフトする際のジュリエットのスカートの位置がいまいちかなと思ったのが唯一。それ以外はうっとりするほど美しいロミオとジュリエットでした。何より、少女を演じる荒井さんは本当に少女そのもの。実年齢は荒井さんのほうが上なのですがそのあたりは女優、本当に何も知らない無垢な少女そのものでした。夢見る瞳が本当に愛らしい。荒井さんの少女がかわいらしいのは知っていましたが、清水さんのロミオが「少年」だったのにびっくり。ちょうど荒井さんのジュリエットにピッタリの若さでした。若いからこそ二人が一途にまっすぐに命を燃やすように恋していったのがよくわかった。かわいらしいというかいじらしいというか、いつまでも見ていたい優しい笑顔の二人。ロミオがジュリエットにキスをする前の一瞬がとても好き。ジュリエットの戸惑いとためらい、そして一瞬唇が触れた瞬間、天にも舞うような心地というようなその表情。ほんの一瞬で、ジュリエットが成長したようにさえ見えました。10月の公演の時、二人の寝室のシーンを見て「添い寝」と言っておりましたが、今のこの二人だとまた雰囲気が違いそうです。近いうちにまた見てみたいです。 技術的にもしっかりしてるしパートナーシップも素晴らしいし物語としてもかなり濃厚。短い時間でしたがどっぷりとその世界に浸ることができました。満足です、幸せです。
他の演目についてはまたいずれ(時間があったら・・・)。
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(2010/08/09(Mon) 23:09:36)
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Kバレエスクールワークショップパフォーマンス(2010/08/06)
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「チケット代高すぎるんじゃあ!」と文句を言いつつ結局行ってしまいました、Kバレエスクールワークショップパフォーマンス。恵比寿校、小石川校両方行ってしまいました。我ながらなに考えてんでしょうね、本当に。 結論から言ってしまうと、この内容で同じ値段っていうのはちょっと解せないです。発表会なんだからうまさを追求しても仕方ないかもしれないけど、1日目より2日目のほうがセットや衣装に力が入ってるし、何よりゲストの数が全然違う〜〜! ちなみにお目当ては当たり前ですがゲストの方です。3年前かな?副さんと宮尾さんがドンキをやったと聞いて、それ以来見たいなあとは思っていたのです。1日目は浅田さんのパキータ。浅田さんは好きだから、相変わらずシャープで基本のしっかりした踊りは魅力的でした。2日目の遅沢さんのジークフリートは本当に素晴らしかった!(三幕のみ)フロムリントよりも好きです。3幕のみということでジークフリートの物語の流れはとても単純。母親にいきなり結婚相手を見つけろと言われて不機嫌で、始終オデットから受け取った羽を見ては彼女を思い出してる。オディールをオデットと間違えてこの人だと心に決める時の喜び、そしてだまされたことを知った時の悔悟と苦しみ。物思いにふける王子様、恋する王子様、苦しむ王子様と、短い時間に一通りのものが詰まっていてとても楽しめました。特に最後が圧巻で、息が止まるような苦しみを振り払うようにオデットの元へ駈け出して行きました。こちらを物語の先へ連れて行く引力がとても強く、こ、ここで終わってしまうのか!という感じがありましたので、やっぱり続きが見たいです。たぶん遅沢さんのことだから、本公演になったらもうひとひねりしてくれると思います。う〜ん、困った、ロットバルトより好きかもしれない(そしてアルブレヒトまで見たくなってきた)。ソロは相変わらず若干突っ込みどころがありましたが、相変わらずシャープな美しい脚でした。オディールの前にひざまずくシーンも相変わらずの美しさでした。 ロットバルトはビャンバさん。意外と存在感があるのはよかったのですが、この役ってキャシディさんを基準にしてるから、大柄な人を想定しているのよね。だからロットバルトの陰に隠れてオディールが出てくるという演出が繰り返される。それが完全にマイナスに出ていてもったいなかった。オディールが結構大きくて、遅沢さんが大柄だと気付かないくらいの背のある人で、ビャンバさんの小ささが際立っちゃったのがもったいなかったなあ。小柄ではあるけどちゃんと鳥っぽく見えたのは好きだったんだけど・・・。 オディールは生徒さんでいいのかな?(写真がない)やっぱり動きが硬いなと思うところはありましたが、堂々としたオディールでした。しかし今時のダンサーの卵さんたちはグランフェッテ32回ちょっと危なっかしいながらもいけることは知ってるけど、見るたびに驚嘆します。今日は前半はシングル3回でダブルだったかな?見事でした。 ちなみにセットは本公演とほぼ同じ。王妃、家庭教師、男性貴族はゲストです(豪華でしょう?)。ベンノもゲストかと思ったら生徒さんでした。結構ばねがしっかりした足ではつらつと飛び跳ねていたしスタミナ切れ起こしてなかったので、これは有望株なのかもしれません。振り付けはほとんど本公演と同じでしたが、マズルカだけは男性2人女性10人という構成だったので結構変わってました。ナポリタンはちょっといまいちだったり6人の姫はかわいらしいけどちょっと存在感がないのは仕方ないよねというところもありました。スペインはシャープで迫力があって素晴らしかったです。特に男性ダンサーが若くってほっそりしてるけど動きがきっちりしているので、本公演とは違う魅力があったと思います。 そのほかにも、2日目は結構楽しかったです。ボーイズクラスAはさすがにうまくって意外と迫力がありましたし、ライモンダもプロの卵たちは美しかった。練習を積んでいるせいか腕の角度もきれいにそろっていてびっくりしました(いや、Kバレエの人たちってそろってないこと多いから・・・)。韃靼人は大変面白かったです。メインを踊っていた男性はあと一息という感じでしたが(かっこよかったけど)、キャラクターを踊っていた女性はちょっとしたニュアンスが面白く、目を引きました。本公演でもこういうエキゾチックなのやってほしいなあ。
そんなわけで意外と満足してしまったので・・・たぶん来年も行く予感・・・。
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(2010/08/07(Sat) 01:18:21)
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Kバレエ秋ツアー
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いつの間にかKバレエ秋のツアーの日程が発表されていました。 コッペリアと東京だけ白鳥だそうです。 短期間で全く違う演目を二つやるので、大丈夫かなあと若干心配しております。 まあ、コッペリアは今躍進中の男性ダンサーが活躍できないから仕方ないのかなあと思っていましたが・・・(以下略)。
Kバレエのコッペリアはとても好きです。 とても軽い感じのストーリーですが、それがこのバレエ団にとても似合っていると思います。 誰も懲りないし、みんなが笑顔で笑う。 コッペリウスさんは報われてないと見えるかもしれないけど、それでも楽しそう。 人生の素晴らしさを歌い上げるような終盤の音楽とそれにふさわしいストーリーがとにかく好きです。 私をバレエの世界に引き込んだきっかけの作品なんで、思い入れは人一倍あります。 前回は輪島さん&清水さんで悪くはなかったけどやっぱりどちらかといえばまじめ王子様なんで物足りないところがありました。 今回は哲也と橋本さん。 底抜けに明るい二人のフランツがとっても楽しみ! そしてスワニルダは荒井さん、神戸さん、東野さん。 荒井さんはかわいらしく技術も鉄壁だから、前回見られなくて本当に悔しかった。 神戸さんはこの役は間違いなくはまり役。 東野さんはちょっとイメージが違う気もしますが、どうなるか楽しみ。 遅沢さんのジプシーはさすがにもうないでしょうから期待しないでおこう(色気と存在感が抜群で素晴らしかったです!)。 祈りやブライドメイドも楽しみ。 フランツの友人で伊坂さんが復活してるといいなあと、楽しみは尽きません。
さて、もう一つの白鳥ですが、このキャスティングにはへこんだ。 清水さん、あなたはいずこ・・・・。 今年はフロムリントしか見てません、ファンとしてとてもさみしい。 宮尾さんの復帰や浅田さんデビューはうれしいけど、それとこれとは問題が違うのですよ・・・。 輪島さんと同じ道をたどらないことを切に祈る。
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(2010/08/05(Thu) 23:14:48)
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New Pieces(2010/08/01 ソワレ)
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Kバレエの夏公演は新作コンテンポラリー3部作でした。正直言って、コンテンポラリーは苦手です。バレエフェスに行っても熟睡することも珍しくありません。こんなプログラム、Kバレエじゃなきゃ行かなかったよ・・・・。 そんなわけで、コンテンポラリーを見に行ったというより春公演と秋公演の間になんにもないんじゃ寂しいよね、と思って行った人間の感想です。
「戦慄」 全体的に暗い照明、ほとんどのダンサーが黒い衣装に全身包まれていて指先も見えなきゃ顔も判別つかない状態。例外は遅沢さん、最初は青灰色のシャツを着ているが、途中で黒い上着をまとう。宮尾さん、黒い衣装で全身包まれているが、顔の判別は可能。祥子さん、白いゆったりとしたワンピース。この衣装がとってもかわいらしく、また男性二人が大柄なこともあり祥子さんが本当に小さな少女に見えました。物語の流れとしては黒い装束の人たち(恐れ、もしくは死?)に最初は遅沢さんが取り込まれ、そして祥子さんはそれに振り回され最後には・・・という感じかな。遅沢さんって一種独特の色気がありますね。思わず見とれてしまいました。祥子さんは相変わらず抜群の存在感と縦横無尽ともいうべき素晴らしい体の使い方でした。かわいらしく見えたのがとても意外。宮尾さん、なんとなく雰囲気が変わったかなあと思ったのですが、もしかして太った?・・・怪我をしていたから仕方ないですね・・・。白鳥まであと2ヶ月ちょっと、頑張ってください。
「Evolve」 若干発表会の域を出てないかなあと感じました。同じようなリズムで振り付けが繰り返される。単純なんだけど、なぜか眠くならなかった。みなさん短パンでおそらく素足で、「ダンサーの足」というのはこういうものだとまざまざと見せつけられたからかも。ほっそりとしていてもやっぱりさすがの筋肉だわあと思いながら見ていたら終わっていました。メイクも普段と違うのかみなさん雰囲気が違ったのもおもしろい。特に神戸さんはよりいっそう上品な雰囲気になり、目を引きました(副さんはあと一息、頑張れ!)。あと、闊達に踊る橋本さんが目の保養だったり、浅田さんの足が目の保養だったりしました。
「Les Fleurs Noirs」 哲也と中村恩恵さんの二人きり。一番迫力はあったけど、一番よくわからなかったかも。哲也のシャープな動きと中村恩恵さんの予想以上に柔らかく上品な踊りは目の保養でした。滅びに向かっていくようなイメージなのかなあ。暗かったのもあってついていくのにちょっと疲れた。
というわけでやっぱりコンテンポラリーはわからんと思ったまま終わりました。それは予想通りでしたし、予想してたより楽しかったと感じる部分もありました。
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(2010/08/05(Thu) 00:56:46)
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