4月11日(水) 東京バレエ団白鳥の湖
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会社で書いている観劇メモを整理していたら、以下のような文があったので、せっかくだからのっけます。
去年からの課題だった東京バレエ団の公演に行ってきました! 昨年末は「私はバレエが苦手かも・・・」と思ったりもしたのですが(Kバレエは私の好みの具象化だから、例外)、この公演は面白かった! 振り付けや演出に突っ込みどころが無いわけではないんですが、「楽しい」と思ったまま最後までいくことができました。 主演二人もよかったけど、バレエ団自身にも興味がわきました。 もともと「主演二人だけゲスト」というのは苦手なんで、次はバレエ団員のみの公演が見たいです。
追記: 他の方の感想を読んでいて、絶対好みだと思った井脇さん。 ばっちり好みでした。 また見てみたいわ。
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(2007/06/03(Sun) 00:47:52)
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ブダペスト・オペレッタ劇場 こうもり
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日程の都合でいけないかと思ったオペレッタ劇場来日公演「こうもり」ですが、府中まで行って見てきました♪ 府中と聞いてピンと来る人はいないと思いますが、昨年の観劇収めの「くるみ割り人形」と同じ劇場です(笑)。 くるみを見たときにこの劇場で上演されると知り、そそくさとチケットを買ってまいりました。
オペレッタを見るのは初めてだったのですが、とっても軽妙で楽しかったです。 オーケストラは久しぶりに聞いた安定した音のものだったし、音楽はさすがに軽妙で心地よいものでしたし、セットはシンプルでしたがとてもお洒落。 意外と台詞が多くて最初は戸惑いましたが、物語が進んでいくにつれてだんだん楽しみ方がわかってきました。 台詞も音楽を聞いているみたいに流れてくれるのが素敵。 歌も見事だったし、話もぱーっと明るいので新年最初に見るには相応しかったかも。 踊りだけは、振り付け、ダンサー共にどうにかして欲しいんだけど・・・(キャスト表に名前が載ってる人は除く)。 ブダペストにはミュージカルを見に行きたいと思っていたけど、オペレッタを見に行くっていうのもありかも。
M!のレオポルトをやっていたFoldes Tamasさんがいてちょっとほっとしたり、Vadasz ZsoltやVadasz Danielの声を聞いてやっぱりテノールっていいわ〜とうっとりしたり、Geszthy Veronikaのいかにもなソプラノの歌い方に聞き惚れたり、Fischl Monikaのコケティッシュな魅力に魅了されてみたり。 歌い方がちょっと違うんでもしかしたら・・・と思ったSzabo Davidはやっぱりミュージカルもやってる模様です、声よりもその陽気で人をひきつけるような魅力と踊りの軽快さが印象的でした。 R&Jにも出てるなら、見に行ったらめぐり合えるかしら?
舞台が終わって気分よく劇場を後にすると、出かけたときの大雨とは裏腹にいい天気。 くっきりとしたオリオン座を見上げながら、うきうきと帰途に着いたのでした。 ・・・まあ、駅に着いたときには二日後のコマ劇場での某公演だったら今日みたいな余韻は楽しめないよなと思ってちょっと鬱になったりもしましたが。
ところで、今日劇場に行ったときチラシの中に挟まっていた作品解説がとても役に立ちました。 作品の概要(初演はアンデアウィーンですか、へえ)、物語のあらすじ(箇条書きなんで読みやすい)、人物関係図があって、プログラムよりよっぽど役に立ちました。 書いた人は府中の森芸術劇場名誉館長らしいんで、この公演限定?
というわけで、とても楽しい公演でした。 来年も全幕作品を持ってきてくれると嬉しいなあ。
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(2007/01/07(Sun) 01:23:36)
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パンが無ければ・・・・
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MAのことで書き忘れたので、追記。 以下の情報はwikipediaから拾ってきています。 (他の本でも読みましたが、どの本で読んだか覚えてるほど頭良くない・・・)
MAで「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」を何度も繰り返し歌われた時はびっくりしました。 この台詞、マリーアントワネットがいったと勘違いしている方も多いですが、彼女が言ったわけではないのに彼女の台詞にされてしまった・・・というのは有名な話。 (18世紀半ば、マリーが生まれたころに言われた言葉みたいですね) また、「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という言葉自体も間違いで、本当はケーキでなくブリオシュ。 しかも今のようにお菓子のようなパンになったのは18世紀後半以降のこと。 それまでは一種の乾パンのような存在だったと言いますから、「ケーキ」と言い換えるのはちょっと無理があるのではないかなと思います。
と、ここまでは一応知識として知っていたのですが、wikipediaを見たら「中国起源説」なるものを発見。 以下、引用します。
なお近年の研究では、中国の西晋王朝(265年-316年)第2代皇帝恵帝による「米がないのであれば、肉を食べればいい」という発言の記録がヨーロッパに伝来し、主に反王制派の知識人によって上記の貴族階級の女性たちの発言として脚色されて流布された可能性が高い、という説が有力視されている。
うーん、これは初耳。 私もまだまだ勉強不足です、反省。
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(2006/11/12(Sun) 23:38:02)
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最初で最後のMA
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MAを見てきました。 私の中で9.11のテロをことさら口にする人は見識が狭くて知識が浅いという認識なのですが、予感的中・・・。プログラムを読みつつ「第二次世界大戦後のアフリカ、中南米、中国の歴史はなかなか濃くって面白いんで、ちょっとは勉強してね☆」と突っ込みを入れてしまいました。 曲は良かったです。歌詞はいまいちなのでCDもあまり欲しいとは思いませんが、原語で歌ってくれたら速攻で買います。役者さんは素晴らしくって、日本のミュージカルのレベルも上がったものだと感涙。前衛的なセットは部分部分面白かったのですが、一部デリカシーに欠けるなとも思いました。何というか、食事中に放映されるCMなのに、すごくリアルな害虫がCGで再現されてるのを見ちゃった感じです(苦笑)。 ただ、物語の流れになんとなく既視感がありました。何というか・・・ネット上に溢れてる「中高生の書いたちょっと社会派の主張が入った二次創作」という感じがしました。物語の流れや人物関係が頭に入ってる人向けのストーリー展開とか、ちょっと夢見がちな理想をキャラクターに語らせているところとか、言いたいことは分かるけど物語の掘り下げや時代考証が甘いところがそっくり。二次創作の中には面白いものもあるけど、MAは面白くない方の部類ですけどね。一時飽きるほど読んだテーマを久しぶりに見て懐かしくも思ったりしましたが、何で今頃そんなテーマを金払って見てるのかと疑問に思ったり(笑)。 面白くなりそうなところはありましたが、それを全部つぶしている感じがしました。もったいないというより・・・出演してる役者さんたち、かわいそうだなあ。
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(2006/11/12(Sun) 22:56:43)
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