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  フランク・ワイルドホーン&フレンズ 続報

フランク・ワイルドホーン&フレンズの情報少し追加です。

記者会見の様子
歌唱シーンはありませんが、英語で受け答えするThomasを見ることができます。
見知らぬ場所で母語以外の言葉でこれだけ自分の空気を出そうとすることに舌を巻いてます。

こちらはそのレポート
上記の動画を文字に起こした感じです。
ThomasやSabrinaの紹介文章が簡潔かつ要点捕えているのでほっとしました。

ちなみに会見の主な内容はレポートのほうで大体把握できますが、お時間ありましたら是非動画を見てください。
通訳を通さなといけないというハンディがあるのですが、Thomasの軽妙なトークの片りんが見えてとても素敵です。

歌唱シーンの披露がとてもとてもとても楽しみです。


追記:
上記のページからワイルドホーンの言葉を引用。
「(略)トーマスが日本語の曲にチャレンジして(略)」
いや、そういうサービスはいりませんのでほんと勘弁してください。
(4Starsのレア・サロンガの「On My Own」はトラウマものです…日本語から英語になった途端、音の響きも声量も感情も、ありとあらゆるものがあふれ出したんですもの。日本語いらなかった…)

欧州大陸側来日
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(2015/03/30(Mon) 23:46:30)





  Thomas Borchert(トーマス・ボルヒャート)来日決定

ビッグニュースが飛び込んできました。
年末にThomas初来日&Sabrina再来日です。

ワイルドホーンのコンサート(出演者はリンク先で確認お願いします)に出演するとのこと。


年末にThomas初来日か、楽しみだなーと思っていたら、それはともかく今日すでに彼は日本にいるようです。
…え??


欧州大陸側来日
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(2015/03/26(Thu) 01:06:44)





  ウィーンミュージカルコンサート2の思い出

 WMC2が上演していた約3週間は本当に楽しかったです。楽しかったのですがいろいろ楽しみすぎてやることがつまれたり、そのあとは旅行準備に追われて感想をうまくまとめることができませんでした。もったいないので、自分用にちょっとまとめます。

・Kevin Tarte絶好調
 実は開幕前に一番不安だったのが彼でした。今だから言ってしまいますが、ここ1、2年くらい、見てきた人から「不調」の声を複数聞いていましたので・・・(コンサートのキャンセルなんてことさえありましたし・・・)。環境の違う場所にきてどうなってしまうのかと思いましたが、ふたを開けてみれば最後まで絶好調・・・と言うかむしろ後半にいくに従ってどんどん調子をあげていった気さえします。
 特に21日のマチネは本当にすばらしかった!まずGier。この曲・・・というか全体的に梅芸からオーブに来る間になにか変わっていたのですが、その集大成を見たという気がしました。どうしても役者さんごとに「クセ」というのがあって、それは歌いはじめに顕著に感じるのですが、オーブに戻ってきたあたりからそれを感じなくなった。もっと静かで厳か・・・といったらいいのかな・・・静かになった分、後半の激しさが際立ったのかもしれません。詳しいことは分かりませんしうまく言葉にもできないのですが、この日のGierは圧倒的な威圧感、迫力に気圧されました。けれどどこか荘厳な静けさもあり、強く押すだけではない、けれど圧倒的な力がある、そんなGierでした。すばらしかった!Kevinはそこまで好きなクロロック役者さんというわけではなかったのですが、すっかり落ちております。「明日には死すべき定めの」のあたりで後ろを振り返ったときの静かな、けれど絶対的な存在感。衣装一つだけでこれだけの世界観を作り上げられるのが「ベテラン」の証だと思うのです。
 この日のアフターボーナスショーは「メンズスペシャル」だったのですが、YngveのイリュージョンがなくなりKevin&Lukasの「星よ」のなったため、ただの「Kevinスペシャル」に。「星よ」については前日のソロがすばらしかったです。Gier以外ではこれが一番好きでした。なぜか上手でずっと歌っていたため、下手にいた私は涙したのですが、それでも感じる、マイクを通してないんじゃないかと思うなめらかな声。Lukasと歌ってしまうと、Kevinが声量をセーブして歌っているように思えていまいちでした。正直、Lukasは若手3人の中では頭一つ出てるかなと思っていたのですが、これを聞いてしまうとやっぱり若手(=ベテランには負ける)と思ってしまうのですよ・・・。そしてそのあとは「時がきた」がこれまた見事な美しさ。さすがにビッグナンバー二つたてつづけということでその後の「一人は皆のために」は若干お疲れかと思いましたが、気持ちよくアンサンブルナンバーを歌いあげてくれまして、大満足でした。そんなわけで、2幕冒頭に出番が若干少ないものの、この日は本当に「Kevinスペシャル」で大変楽しかったです。
 千秋楽は「神よなぜ許される」が見事でした。激しさももちろんなのですが、ちょっとした表情に浮かぶ「音楽に魅了され捕らわれたもの」の目。何ともいいがたい色気を含んだそのまなざしがとても美しかった。Kevinはクロロック役者の一人としてそこそこ好きだったのですが、このコンサートですっかり認識が変わりました。曲がりなりにもこの年までミュージカル役者として生きてきたわけで、その芸達者ぶりには舌を巻きました。MCでもいかに言葉の通じない中で観客を楽しませるかということを考えているように思え、大変楽しかったです。また来ていただきたいのはもちろんですが、彼なら言葉の通じないコンサートでも楽しそうだと思えたので、いつかこちらの方から追いかけるかもしれません・・・。
 しかし、彼についてはドイツで見たことのある方も評価を改めた方が私以外にも結構いらして、本当に絶好調だったんだと思わされました。・・・個人的には、現地のファンにもこの雄志を見ていただきたかったです・・・。これだけ衣装を付けて、オーケストラをバックに歌うKevinなんて、現地でも滅多に見れないですよ・・・。

・やっぱりTdVはいいですね
 まだ語るかという感じですが(笑)。
 ダンスシーンはそれ単体で見ると物足りないのですが、大好きでした。理由は、TdV経験者のお二人の動きに本公演の面影があるからです(笑)。ポーズを決めるときのちょっとしたニュアンスというのかなあ、ああ、TdVだと思わせてくれる。それは赤い靴のソロだったり悪夢のソロだったりするのだけど、それがすごく懐かしくて、思わず見入ってました。特に赤い靴のシーンはどこか作りものめいたかっこよさがあって、それが感じられたのがうれしかった。ええ、振り付け自体はたいしたものじゃありませんが。
 KevinとAnnemiekeのザラ、楽しかったです。コンサートではあり得ますが、Annemiekeのザラは本公演では絶対にあり得ない組み合わせ(ザラは小柄で若手(それこそ二十歳前後)役者のものだから)。Annemiekeが高身長なのとKevinがクロロック役者の中では低めということがあって最初は二人のバランスがいまいちかなと思いましたが、最後の方はそのバランスに二人とも慣れたみたいで、きれいにまとまっていました。螺旋階段はなくても、意外とセットの階段がいい味をしていたので、満足度が高かったです。

・二人のエリザベート
 MayaさんとAnnemiekeのエリザベート、若い頃をAnnemiekeが、Mayaさんが晩年を演じるという手法について、これ自体はもうとやかく言うつもりはないです。「エリザベート」という作品は一人の人間が一生を演じるのがおもしろいので、この手法は作品にはあわないと思います。しかし、Marjan降板により、エリザベートが二人になってしまった事態への対応策としては良かったと思います。
 「発見」としては、「エリザベートは年をとるけど”死”は変わらない」ということがはっきりしたことでしょうか。若い頃あこがれたままの姿である・・・それはまたエリザベートが年を経ても「エリザベート」のままであったことの証のようにも思えました。あと、これは個人的な意見なのですが、Mayaさんのエリザベートは理屈抜きで素敵だと思えるのにたいして、Annemiekeのエリザベートは理屈込みで好きだと感じました。うーん・・・こう言ってしまうと「理詰めで考えれば好き」という風にとられてしまうかもしれませんが・・・ええと、理屈っぽい人間なので、なぜそれを「好き」か言葉で表したいのです。Mayaさんの場合、その圧倒的表現力と技術力の前に理屈なんて吹き飛ぶのですが、Annemiekeの場合、あれこれ足りないものがあると分かっていてもなんか好きなんです、そしてその「好き」を言葉で、理屈で説明できるんです。「私だけに」がとても分かりやすかったです。今回はMayaさんは作品中で歌ってないので厳密には比べるべきではないのですが・・・。Annemiekeの場合、高見から見下ろしたとき、そこに素晴らしい景色があるかもしれないと期待しているように思え巻いた。まだ知らない世界だから、やってみなくてはそこに期待するものがあるかないかなんて分からない、そんな風に言っているように思いました。逆にMayaさんは例えそこに美しい世界がなくても、望むものがなくてもそれをしたいと思っていると感じました。Annemiekeは目的があって手段があるという気がしましたが、Mayaさんは目的はなくて手段だけど言ったらいいのかなあ・・・。これは年齢によるものだと思います。Annemiekeのエリザベートは作中の演技でしたから、まだ自分の知らない世界に自分の期待するものがあると、心の底から信じている、未来には光があると思っている、そんな若々しい故のみずみずしい輝きがありました。その若さが、結局愚かさにつながるのですが、まっすぐに信じるその姿がとても好きなのです。逆にMayaさんは未来に光はなくても私は私の生きたいように生きる・・・どちらかというと晩年のエリザベートといった感じです。でも、彼女の年齢を考えるとそちらの方が普通に感じるのです。大人になって、いろいろ試してみて、子供の頃夢見ていた希望はどこにもないと知っている。それでもあるがままに生きたい・・・そんな風に感じました。
 それぞれのエリザベートの生涯を通して見たい・・・とは思いましたが、「Wenn ich tanzen will」はAnnemieke&Markで見たいですし、「Boote in der Nacht」でKevinと歌うのはMayaさんで良かったと思います。やっぱり年齢のバランス大事。
 若い頃のMayaシシィも見たかったし、晩年のAnnemiekeシシィも見たかったという思いはあれど、なかなかおもしろかったです。

・やっぱりオクさんいらなかった・・・
 オクさんについてはいろいろ都合があって仕方なかったのだとは思いますが、いなくてよかったとしみじみ思いました。確かに、彼女はとてもうまいです。「レベッカ」の最高音も楽々出ていた。でも、私は「うまい」役者さんが見たいわけじゃないんです。
 これは誰が悪いか分からないのですが、彼女だけ世界が違った。他の人が演じたことのある役も、演じたことのない役も「物語」の中で生きて、ダイジェストであれ作品世界を作ろうとしているのに、彼女だけコンサートだった。「Vertrau in uns」は誰に向かって歌っているか分からなかったし、「Ich gehor nur mir」は作品世界と雰囲気が全く違った。こういうのは制作サイドがせめて雰囲気をあわせる努力をするべきと思うのですが、その努力が感じられんかった。言葉が違うだけで世界観が崩れるのに、表現の方向性が違うので、彼女だけ浮いていたというより彼女によってそこに至るまでに作られた世界が崩されたとさえ感じました。たとえば少し前にあったブロードウェイミュージカルライブのようなコンサートだったから彼女も浮かなかったと思うのです。というか、そのときも韓国の方がいましたが、別に違和感は感じませんでした。このあたりはうまい役者であれ、コンセプトを制作サイドがしっかり持っていなければいい作品はできないんだと、教えられた気がします。

 とりあえずこんなところで。ネタはあるので、気が向いたらまた書きます。

欧州大陸側来日
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(2013/10/09(Wed) 00:32:16)





  ウィーンミュージカルコンサート2感想(2幕その1)

ロミオ&ジュリエットとレベッカまで。

「舞踏会」Ball 1
 もっともつっこみどころの多かったR&Jコーナー。じゃあこのコーナーなくしてよかったかというと、そうは思えないのがこの場面の不思議なところです。
 ダンスシーンはダンスを見るのも楽しいのですが、なにより衣装が本当にきれい!ウィーン版の衣装は実際に見たときから大好きだったので、こうして再会できてとてもうれしいです。「赤と青」と言ってしまえば一言なんですが、その色合いの豊かで華やかなこと。ウィーンのRJも結構ダンスが激しかったので、みなさまよく動くのですが、そうやって動いた方が映える色合いの衣装。6人というのはちょっと少ないとぜいたくを言いつつ、もう一度見られたことに感謝。

「本当の俺じゃない」Ich bin schuldlos
 現役「死」の人に言うのもなんですが、Markが一番輝いてたのはここかと思っています。もともとRJはティボルトばっかり見ている人間なのですが、ウィーン版もそうだったので、実際に公演があったときも彼のティボルトはすばらしかったと記憶しています。年を重ねたし出世したからもうやらなくてもいいよと思いましたが、やっぱりもう一度見ることができるとうれしいですし、全幕で見たいなあと思うものですね・・・。「俺は潔白」と繰り返し言う様子は「いい年なんだから自分自身に責任持ちなさい!」と言いたくなりそうなものですが、そんな気に全然ならない。甘くて伸びやかな声は、力強いけれどどこか壊れそうな繊細さがあり、「望んでこんな自分になったわけではない」という訴えが素直に胸に響きます。またルックスがたくましいのと声が甘いことのアンバランスさが絶妙で、なおいっそう歌詞に説得力を持たせている気がしました。
 あ、一応最後に言っておきます。見事な大胸筋、目の保養でした、ありがとうございます。

「世界の王」Herrscher der Welt
 誰だこの曲この二人で歌わせようと思った人(笑)。
 ・・・いや、もう、どうしましょうこの歌。ロミオ&ティボルトでモンタギューとキャピュレットが和解して終わるってどうよ!?もう、つっこみどころしかありません。しかもLukasロミオが絶妙にチャラく女を侍らせており、Markティボルトは先ほどの曲もあって強がっていても誠実そうに見えて、もうよくわからない世界になっております。相変わらず衣装は美しく、青と赤が舞台の上で互いを主張するように存在してます。歌も聞き応えがあり、特にMarkは持ち役だったかと勘違いするほどのはまりぶり。スレンダーなLukasロミオとたくましいMarkティボルト、双方衣装にあった体型で目の保養です、ありがとうございます。客席下りもあり、本当に楽しいナンバーでした。ところでこの作品のタイトルなんだったっけ?
 Marjanがいなくなったことでいろいろ構成を変えなくてはいけないというのはあったと思います。でも、ジュリエットの曲もロミオのソロもないこの選曲はどうかと思います。・・・だからといってこの楽しいシーンがなくなってもいいかというと、そんなことは全然なく、毎回とても楽しい時間を過ごしています。いや、ほんとコメントに困るシーン・・・。

「何者にも負けない」Sie ergibt sich nicht
 Mayaさんのダンヴァース夫人はありがたいことにザンクトガレン開幕当初、セカンドシーズンの中盤ごろと計2回訪問し3回見ています。1回目は典型的な「子供を亡くした母親」でした。2回目はイメージ通りのダンヴァース夫人というか、まさにレベッカの女従者でしたが、若干彼女の個性が薄いと感じました。そう思うと、今回はちょうどその間、彼女らしい「子供を亡くした母親」の側面を持ちつつ、レベッカの臣下である女性だった気がします。
 この曲はそんなに好きではなかったのでなぜコンサートに・・・と思ったのですが、何ともドラマティックな曲で驚きました。「彼女は生きている」、ダンヴァース夫人はそう繰り返すのに、繰り返すほどに空虚さが募り、彼女はもういないのだと感じさせる。最後に振り返ったとき、そこに空っぽの机が見えました。主のいない机、そこに彼女の主人がいることはないことをダンヴァース夫人はよくわかっていたのに振り返らずにはいられなかった。ぞっとする重苦しい空間でした。また、ダンヴァース夫人はレベッカが自分と同じ価値観を持っていると(逆かな、レベッカと同じ価値観をダンヴァース夫人は持っている)と信じているように思えました。ほんの少しのシーンですが、2幕終盤の彼女の行動が理解できる、また、そこまで物語が見える、不思議な曲でした。いや、やっぱりすごい方です・・・。

「レベッカ」Rebecca
 Mayaさんのなにがすごいって、景色を持ってくることだと思っています。マンダレイの高く青白く澄んだ、太陽が弱々しく照る空、岩に当たる波の音、そして窓から吹き込む海風。すべてがそこにあるように思える。同じ人の歌を2曲続けるなんてコンサートとしては本当に構成がなっていないのですが、空気が一瞬で変わるのがわかりました。全く別の空気だから、同じ人物の歌が続いたと思えない。力強いだけではなく、語る歌、これはAnnemiekeの「私」と一緒に見たかったです。それが残念でした。

 これにて時間切れ。土曜日からのオーブ公演、楽しんできます!

欧州大陸側来日
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(2013/07/20(Sat) 00:40:33)





  ウィーンミュージカルコンサート2感想(1幕)

 開幕する前はいろいろ文句のあったWMC2。開幕しても相変わらずセットリストだのいろいろ文句はあるのですが、役者さんたちのパフォーマンスが素晴らしくて!見に行くペースが早すぎて感想が全く追いついていませんが、どの回も本当に楽しいです。幸せすぎて、終わった後の喪失感が怖いくらい。若干、セットリストの難点なんかに慣れて悪いところが見えなくなっている部分もありますが、それだけ見ても飽きないのだから、それはすごいことだと思います。
 そんなわけで「いつの」感想でもありませんが、最後のお祭りオーブまでにちょっと感想をまとめます。

 全体的なことを言ってしまうと、「慣れた」という点があるのかもしれませんが、全体的に右肩上がりでよくなってると思います。梅芸の初日は若干調子を崩してるかなという方もいらしたのですが、あっという間にオーチャード最終日を越えました。見る方が慣れたのか、日本の環境に慣れたのか、初めて演じる役に慣れたのか。特に演じたことのない役について感じたちぐはぐさが日を追うにつれて薄くなっていますし、なじみの役はどんどん演技が深くなっています。

「オーヴァーチュア」Ouverture
 このシーンは歌が好きで、その次にダンスが好きで、その後で音楽が好きなので初めて聞いたときはがっくり来たものですが、すっかり慣れました(笑)。うーん、メンバーが全力出せば歌もいけると思うのですが、もったいない。ダンスもすごく簡略されていて、素人でも踊れそうに見れてしまってもったいない(本舞台では素人にも踊れるなんて一瞬でも思えないくらいアクロバティックですごい踊りです・・・)。とはいえ、特に男性ダンサーの衣装の着こなしが美しくって、本公演も見たいなあとぼんやり思っているうちにだんだん世界観になじんできて、楽しめてしまう不思議。やはり曲の力って大きいです。

「愛のデュエット」Totale Finsternis
 Annemiekeザラが思いの外かわいい。年齢的にもルックス的にもザラではないのですが、公演が続くにつれてだんだん歌になじんできたと思います。宿屋の娘というにはちょっと品がああって理知的なのですが、若い故の無鉄砲さというか、壊れてしまいたいと願う無防備さと、だからといって誰かの言いなりになるわけではない芯の強さ。そのあたりがたまらなく魅力的でした。のどが強い役者さんなので、ザラの声も力強くってうれしい。Kevin伯爵は鉄板。記憶にあるより若干枯れた感じがするのですが、それが元から持っている色気と相まってこれはこれで味わいのある美しさでした。ザラが壊れることを待ち望んでいるのに対し、クロロックは積極的に行くわけでなく焦がれ、焦れるように傍らにたたずんでいるのが印象的。肩で息する様やもどかしく動く指先がなまめかしいのだけれど、まさに初老の紳士という雰囲気が全体を品よくまとめている。オーケストラに若干言いたいこともあるけれど、やはり聞けてうれしい。

「サラへ」Fur Sarah
 Lukasのアルフレートはやっぱりうまいですね・・・。今回のコンサートは彼のいろいろな面を見ることができたのですが、やはり本当にうまい人だと思わされます。もっと舞台で見たいのですが・・・(ルドルフのような青年役でなく)。とにかくひたむきで透明。結構激しい思いを歌っていると思うのですが、それが押しつけがましくならず、ただただ暖かく感じます。

「抑えがたい欲望」Die unstillbare Gier
 今回のコンサートは嫌になるほどGierを聞くというのが一つの目標でした、ええ、現時点では全く飽きていません。もちろん本公演が一番いいのですが、コンサートで聞いてもしっかりとした世界を感じるし、何度聞いても込められたドラマが違う。メイクが薄いのなんだの言ってた気もしましたが、すっかり慣れました。一番難易度の高い衣装が彼だと予想していただけに、とてもうれしいです。

「二人を信じて」Vertrau in uns
 個人的にこのTdVからルドルフへのつなぎが最悪だと感じました。Gierですっかり魂持っていかれているときに別の作品の音楽を聴いても心が動かないのです。またルドルフの曲もたった2曲しかないのに曲順が微妙。1曲目はマリーがルドルフに訴えかける歌、2曲目が二人の出会いの直後の戸惑いを語った歌。明らかに順序が逆。それでも衣装を付けて感情を音に乗せて演じるAnnemiekeは本当にがんばったと思います。でも、申し訳ないけどそのちぐはぐ感と前の曲とのつなぎの悪さで世界に浸れませんでした。もったいないというか、なんでこんなことした主催・・・。

「それ以上の…」So viel mehr
 二人とも演じたことのない役だったわけですが、これはこれでありと思えました。Annemiekeは若々しさの中に聡明さがあり、芯は強そうだけどそこまで押しが強いわけではなく、線の細いLukasルドルフ相手でも強烈な強さを感じませんでした(うーん、うまくいえてませんがほめてます)。Lukasはエリザベートのルドルフより現実に足が着いた感じがして、また清潔感もある聡明な皇太子。特にルドルフに「死」の影を感じなかったので、この後どうやって破滅していくか全くわかりませんでしたが、つまり演じたことのない二人で見ているのに、たった二曲なのにそんな先のことを想像したくなる魅力的な二人でした。ウィーン公演の二人(DrewとLisa)がかなりあくが強かったので、この二人だとどうなるのかちょっと興味があります。この二人、また長身だから衣装が映えるのよね・・・。Lukasの軍服といい、Annemiekeのドレスといい、目の保養でした。(Annemiekeは高音まで地声で出てしまうというのもあるんだろうけど、ちょっと力強く歌いあげすぎてるから、そのあたりがもう少しまろやかになるといいなあと思っている)

「僕こそ音楽(ミュージック)」Ich bin ich bin Musik
 今回の白眉はモーツァルト!コーナーだと思っています。Yngveのヴォルフガングがとにかく絶品で、しかもほかの役者さんたちの見せ場もあって楽しかったです。Annemiekeのコンスタンツェがあればよかったと思うので、それが心残りです(某動画サイトでコンサートで歌っていることは確認済み)。
 この曲は聞くことができてうれしいけど、若干むらがあるかな。初日と梅芸初日はちょっといまいちと感じました。それ以外は歌は伸びやかだし、舞台上を自在にはね回る姿がかわいいしでとても幸せな時間でした。この曲だけではないのですが、Yngveはヴォルフガングそのものなんですよね。歌詞は「モーツァルト」という人物を演じるために用意されたかもしれませんが、明らかに彼自身のことを語っている。音楽そのものだから、自分を語るときは音楽に乗せて語ることになる。歌っている感じすらなく、紡いだ言葉が音楽になり、動けば音楽そのもの。はしゃぎすぎの大型犬みたいにくるくる動き回る姿が本当にかわいい。階段を自在に動き回るところも、指揮者と遊んでいるところも歌を全く阻害しない。阻害するわけない、なぜなら自分が語りたいように語り、動きたいように動いているだけだから。本当に楽しい曲です。

「何処だ、モーツァルト!」Wo bleibt Mozart? 
 こんな曲やって誰が楽しいんだと思っていましたが、とっても楽しいです。こういう参加人数の多いお芝居的な場面ももっとあって欲しかったと思います、作品数削って。Yngveのヴォルフガングがそのものであることは言うまでもないのですが、MarkのコロレドやKevinのレオポルトがはまるはまる。コロレドが実際どんな年齢であったかなんてこの場には関係ないので、「若き領主」というのがはまっている。鼻持ちならず、神経質で尊大。そして赤と金というど派手な色合いの衣装をとても品よく着こなしている。その長身と長いマントの美しいさばき方と相まって、位の高さを感じさせる。また、彼の高い声がどこかヒステリックな威圧感を与えてる。対するKevinも、彼自身風格がありながらちゃんとコロレドに従う立場だから一目でどちらが上の立場かがわかる。彼自身も品があるから、身分が低いというわけでもないことも伝わる。ヴォルフガングをとがめるときも厳しくもありながら、なんだろう、ちゃんと父親としての温かさもある。アンサンブルさんたちは機械的な動きでコロレドの指示がどういうものかを想像させる。そういう風に「舞台」がしっかり整っているから、ヴォルフガングのむちゃくちゃぶりが際だって見える。無茶なこと言っているけど、本人はそれが正しいと信じている。毎度毎度KevinとYngveの小芝居が楽しくて楽しくて、そこばかり見ています。年が離れているとは言っても親子ほどは離れてないのに、ちゃんと親子に見えるんですよね、すてき、かわいい(レオポルトが腕をひっつかんで険しい顔をしているのに、ヴォルフガングは自分のどこが悪いかわからなくって困り果ててるんですよ、かわいい・・・)。

「星から降る金」Gold von den Sternen
 Mayaさん、もうお手のものです。おとぎ話のような柔らかな歌声なのに人生そのものを歌っている。「危険いっぱい」という言葉が耳につくのだけれど、包み込むような愛情を感じるのがさすが。歌詞だったか字幕だったのですが、王様の言葉で「お前は挫折する、私のように」という部分があって、Thomasを思い出しました。Thomasの「Schlies dein Herz in Eisen ein」はコンサートでしか聞いたことがなかったのですが、確かに挫折し、その苦しみを愛する子に味あわせたくない人の歌でした。

「チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに」Ein bissel fur's Hirn und ein bissel fur's Herz
 誰が歌うか想像がつくようなつかないようなだったけど、実際に見てみたらLukasの芸達者さに舌を巻いたシーン。これ入れるくらいならAnnemiekeの「Irgendwo wird immer getanzt」を入れてほしかったとは思いつつ、全体的に重い曲ばかりのこのコンサートの中では清涼剤のような存在。Lukasは二枚目なのに本当に表情が動いて楽しそうだし、客席いじりもおもしろい。アンサンブルの動きも曲にぴたりとあっている。ああ、エンターテイメントだと思わせる。自分で言っていて気づいたのですが、「ウィーン」の華やかなエンターテイメントというのは、このくらい品がある方がしっくりくるのかもしれません。最後にアンサンブルさんたちに連れられていくLukasのかわいさも、もちろん見所だなあと思うのです。

「何故愛せないの?」Warum kannst du mich nicht lieben?
 「僕こそ音楽」ではYngveの調子の上下が若干ありましたが、これは外れなし。常に涙なしには聞けないとんでもない曲になっています。感想を言おうと思っても上記の曲以上に彼が表現しているものは歌詞そのものなので、考えれば考えるほど歌詞そのものになってしまう。あまりに彼自身の本音を吐露しているように見えて、Yngveの人生の中でそういう場面があったのかと思うほど。「父親に愛された思い出を宝物にしていくしかない」というまでに父親を愛することはとても希有なことに思えますし、「それでも前に進むしかない」と割り切れてしまうのもちょっと不思議な気がします。けれどそれがとても自然に、当たり前のものとしてこちらの胸に届くのは、ヴォルフガングにとってそれが真実だからなのだろうと思います。そしてYngveがそんなヴォルフガングを完璧に演じることができるのは、彼自身が同じ経験をして同じことを思っているから・・そう思うことができるくらい、とても自然でした。失ったものを思い出しつつ、途方に暮れるように、喪失感の中であがくようにゆっくり歩きながら歌われる序盤、胸の内を必死に訴える中盤、そして「なぜなぜ」と迷子のようにさまよいながら歌われる終盤。彼の独特の癖のある声が泣くのをこらえるように震えて聞こえて、なおいっそうヴォルフガングの気持ちに寄り添いやすくしていると感じました。ヴォルフガングがどんな人間であるかをこの上なく表現した歌だと思います。

「神よ、何故許される」Wie kann es moglich sein?
 Markのコロレド衣装が発表されたときはどうなるかと思いましたが、無事にKevinのコロレドが見られたことに感謝。頑なでありながらも息子への懐深い愛情が見え隠れるレオポルトから一変、世界の不条理を訴える男になっています。紫の衣装に髭面と、とにかく、とにかく濃いです。聖職者なのに男の色気がむんむん漂っているのがまた素敵。初日からどこかで演じたことがあるかと首を傾げるほどはまっていましたが、調子は右肩上がり。激高しつつもその感情に流されすぎずしっかりと言葉を伝えてくるあたりが、さすがベテラン。神に不条理を訴えかける歌ですが、聖職者らしくまだ世界に絶望しているわけではないと感じました。だからこそ、受け入れがたい不条理を、ヴォルフガングを歌ったこの歌は激しくなるのだと思います。ラストのたたきつけるような音が、またかっこいいのです。

「影を逃れて」Wie wird man seinen Schatten los?
 いい曲なのだけど、なにかのどに小骨が引っかかったような違和感があり、乗り切れないなあと思っていましたが、物語が2幕まで行っているのに1幕に戻ってしまったような感覚があるからだという意見を聞いて納得しました。確かに1幕のラストにふさわしい華やかな曲ではありますが、今までの物語をまとめるには弱い気がしました。・・・それくらい、ここまでの流れで物語をしっかり感じることができたのです。コロレドが二人いるとかシカネーダーがセンターにいてラスボスみたいだとかAnnemiekeは誰役かわからないけどものすごいカツラで言葉を失うとか、いろいろつっこみどころはあるのですが、全員参加の重唱はやはり圧倒的。「どこだモーツァルト」と同じようにこのコンサートならではの場面になっていると思います。Yngveヴォルフガングは若干調子の上下はありつつも、調子がいいときは本当に「マイクいらず」というふたつなを思い出させます。思い出してみて、なにかから逃れ、道を見つけようとする様子が若々しく、「なぜ愛せないの」より時間軸が前に思えたのが違和感の原因かもしれません。

 ということで、とりあえず一幕はおしまい。以下、なぜか毎回メモを取っているTotale FinsternisとDie Unstillbare Gierの感想です(笑)。

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欧州大陸側来日
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(2013/07/18(Thu) 01:42:42)




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