進歩なし(笑)
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土曜日は友とチョコレート工場を見に行ってまいりました。 (私信:お付き合いありがとでしたー!楽しかったです、相変わらずあほですんません) その感想はさておき。
進歩のない私たち(出発点「旅に出たい」、終着点「ウィーンに行きたい」)ですが、今回はちょっと進歩。 お互いに旅行ガイドブックを持ち寄ってどこに行くかを検討。 だって友が「ドレスデンに行きたい」「他の都市にも行きたいけど移動は電車がいい」とか言うんですもの。 ドレスデンは東の端っこなので、「ドイツにこだわるより、プラハに出ちゃったほうがいいんじゃないか」と思いつつ、しばし考える。 結局、ドレスデン、ベルリン、ライプツィヒという旧東独めぐりがいいのではないかという結論になりました。 一週間くらいであれば全然無茶でもないし、かなり地味だけどそれなりに楽しめるかなと。 一緒に行くわけではないんですけどね、私は舞台の追っかけしかしないし。 でも、二人で顔寄せ合ってガイドブック眺めてるのは楽しかったです。 ただ、気付いたらドイツのガイドブックだけでは足りなくなったんで、次はオーストリアのガイドブックも持って! ・・・・結局進歩が無いなと思ったのでした。
私信:だから、私は10月上旬にドイツには行かないからね!(笑)
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(2005/09/25(Sun) 23:45:01)
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本日の山野楽器(2005/09/25現在)
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本日、所用があって銀座まで行って来ました。 ついでだったので、山野楽器に行って来ました。
以前見つけたUwe Kroegerのプチコーナーは今日もありました。 (棚の一番上の段にUweのサイン&メッセージが飾ってあって、彼関連のCDが並んでる) 並んでいたCDは以下の通り。
・エリザベート(エッセン、10周年記念コンサート、エッセン&シュツットガルト) ・モーツァルト! ・ミスサイゴン ・三銃士 ・ソロCD(Favorites、You saved my life、All I want、From Broadway To Hollywood)
ウィーンオリジナルと、映画版のファントムがないのがちょっと不満ですが、相変わらずの見事な品揃えに、ただひたすら感動してしまいました。
その他目に付いたもの。 以前はあったモーツァルト!のブダペスト盤、今日は影も形も見つけられず。 Tanz der VampireのCDは1枚、2枚のものともに大量にありました。 ストーリーを知らなくても、言葉が分からなくても楽しめるCDです。 この機会に、1枚いかがですか? お勧めはもちろん2枚組の方ですが、1枚のほうには2枚組にはついていない歌詞カードが付いています。 これを機会に2枚ともいかがですか?(無茶) エリザベートは上記のものに加え、オランダ版、ハンガリー版、ウィーン再演版がありました。 オペラ座の怪人やレ・ミゼラブルもなかなかの品揃えだったのですが、こちらはあまり集めていないのでちょっとよく分かりませんでした。 あ、以前購入した、Notre Dame de Parisのロシア版、まだちゃんとありました。 めぼしいところは、こんな感じでした。 それにしても、相変わらずここの品揃えは素晴らしいです。 国内でCDを買うときは大概ここか渋谷のタワーレコードを使っているのですが、品揃えの質、量からいったら断然こちらに軍配が上がります。 タワーレコードのほうは、やっぱり安さが売りでしょうか。 山野楽器に行った後に行ってみたのですが、同じCDでも1000円以上安かったりしましたから。 購入の際はよく吟味して・・・と言いたいのですが、銀座と渋谷を往復してまでお買い物をする人も早々いませんよね(笑)。 あ、件のタワーレコード、三銃士とウィーンオリジナルCDがあったことは確認しています。 後は、すみません、確認忘れました。 (前回行ったときはモーツァルト!ウィーン版とオペラ座の怪人映画版のドイツ盤(ついでにイタリア盤とスペイン盤)があったのですが、タワーレコードは山野楽器と比べてずっと回転が早いので、なんとも言えないです)
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(2005/09/25(Sun) 21:58:07)
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ボストン沖、決死の脱出行(下巻)
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読み終わりました、はー、面白かった。
いや、しかし、ネタばれの嵐でした。 タイトル、帯と来て、上巻はあらすじが明らかに「冒頭部分のあらすじ」でなく、「この巻全体の」あらすじになってたし。 下巻はそんなことはないと思ったのもつかの間、あとがきにとんでもない機雷が潜んでおりました。 というわけで、未読の方、あとがきを読むことはお勧めしません。 ちょっと、色々、あれこれ、へこみました。 (いえ、別のところでこのネタばれはもう読んでいたんですけどね。でも、今忘れようと必死になっていたところだったんで・・・)
本編のほうはというと、最後の最後まで心臓に悪かったです。 スティーブンが追いかけられてるあたりなんて、もう、本当に読んでいられなかったし・・・。 丘にあがったんだから、少しは平穏になるかと思いきや、全然ならないし。 上巻は熱かったけど、下巻は冷たかった。 背筋がぞっと凍りつくようなシーンが何度もありました。 片舷斉射も怖いけど、こういうのも怖い(涙)。 でも、ジャックとスティーブンの軽妙なやり取りは健在、ダイアナも相変わらず魅力的でした。 ダイアナ、すごく久しぶりに出てきているはずなんですが、全然「久しぶり」という気がしませんでした。 彼女は相変わらず、はつらつとしていて、凛々しくって、素敵でした。 「とんでもねー女」だったけどね(笑)。 ソフィーも好きだけど、その正反対にいる彼女も、やはり好きです。
そしてまた、ここで終わるのか!と叫びたくなるようなラスト。 思わず某アマゾンさんで原書を注文してしまいましたよ・・・。 スティーブンは、そしてダイアナはどうなるのか!? あ、ジャックはちょっと元気になったようなんで、そこまで心配はしてないです(笑)。 どうせ読んでるうちに邦訳版が発売されるんでしょうが、ま、気にせずゆっくり読んでいきたいと思います。 あ、でもその前に、トマス・キッドの4巻が発売されるから3巻を読了しないと! 近頃、読んでる本が偏りすぎて、自分でも怖いです。
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(2005/09/23(Fri) 18:39:06)
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ボストン沖、決死の脱出行(上巻)
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今朝は少しだけ早く起きて、10時を過ぎなくてもやってる本屋さんに立ち寄りました。 とりあえず、上巻は発売日当日に読了。 タイトルがネタばれだとか、帯がさらに輪をかけたネタばれだとか、言いたい事は色々ありますが、すごーーーく面白かったから、もう、いい! 1年に1冊かと思ってたら、2冊も出してくれたから、もう、何も言いません! (ってか、この発売日、明らかにぶつけたと思う(笑))
ええと、現在上巻を読み終わって、ひとやすみの状態です。 ちょっと頭に血が上ってるんで、冷静にものを考えられないんですが(笑)。 あまりにもたくさんのことが起こる巻でした。 今は天国、次ページ地獄みたいなことがしょっちゅう起こるんで、本当に油断ならなかった・・・(涙)。 でも、やっぱりジャックは船を持ってても持っていなくても海で上ではかっこいいなとか、やっぱりソフィーはいい嫁さんだなとか、5巻ではいまいちとか思っちゃったけど、やっぱりスティーブンはかわいいなとか。 泣いて笑って、途方に暮れて、手に汗握って彼らの航海を楽しみました。 いや、でも、本当にこの巻は海洋小説の楽しさがいっぱいに詰まってたよ、うん。
というわけで、ちょっと落ち着いたんで下巻の旅に出ます。 いや〜、楽しい、楽しい。
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海洋物 | Link |
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(2005/09/22(Thu) 23:56:01)
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Romeo & Julia
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すっげー今更なんですが、Romeo & Juliaってすんごい面白いんですね(滂沱)。 いえ、面白いのは知っていました。 皆様歌うまいし、表現はたくみだし、ダンス面白いし、セットも演出も本当によく出来てるし。 先日発売された2枚組CDについていた歌詞カードをちまちまと訳しているんですが、脚本もよかったのかと、初めて思い至りました。 これを耳で理解してるドイツ語圏の人が真剣にうらやましい。 訳完了は「Ich bin Schuldlos」、「Es wird Zeit」、「Das Duel」、「Mercutios Tod」、「Die Rache」、「VeronaU」とまだまだ数は少ないです。 (うわ、趣味ばれる(笑)) でも、このほかの曲もちょこちょこ単語を引いて訳してます。 まだ人称代名詞間違えるレベルなんで、本当は「訳」なんて言えるもんじゃないとは思ってます。 でも、つたないながら読んで、とにかく涙涙。 「Mercutios Tod」なんて、訳したあと実際にCD聞いて、本気で泣くかと思った。 こんなこといってたんだ、メキューシオ、惚れ直したよ〜〜!! この作品、ずっと好きでしたがますます好きになりました。 知識を補強したんで、また見に行きたいです。 でも・・・そうしたら2幕なんて本当に泣きっ放しになりそうで、ちと怖い・・・(笑)。 現在、CDを聞いてるだけでそんな感じです。
さ、今日はあともう一曲ノートに写してから寝るか。
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(2005/09/22(Thu) 01:11:05)
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エリザベート(2005/09/18)
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チケットを譲っていただきまして、行ってきましたエリザベート!!本当にありがとうございます、行けるとは思ってませんでした。
そんなわけで、一番のお目当て&4年ぶりの再会になりました内野トート!え、メイク変わった?え、雰囲気違う?ええ、何があったの!?という感じでした。もー、どこが違うとか全然言葉に出来ないくらい違う!びっくりしました、別人を見ているようでした。そして噂どおり、歌がうまくなってた・・・!「え、どうしてそこで外さないの?」「いつの間にそんな高音出るようになってたの?」「えー、内野さんなのに、何で音がそんなに伸びるのー!?」と驚愕することしきり。多少出しづらそうな音があったり、誤魔化して歌ってるように見える部分もありました。でも、そんな細かいところに目くじら立てたくなくなるような上達振りでした。うん、上達っていう言い方は失礼だね。はらはらすることもなく、楽しく聞くことが出来ました。いや〜、あの声、はまる人が続出なわけ分かります♪もういっぺんゆっくり聞いて見たいと思いますもの。仕草の美しさも健在なのですが・・・やっぱりこれもあれこれ変わった?なかなか色っぽくはあるんですが、えろさは減ったような?これは内野さんの演技が変わったせいか、それとも私の受け取り方が変わったせいかは分かりませんが、そんな風に見えました。前はもっと「トート様、それやっちゃ犯罪!」っていうシーンが多かった気がしたんだけど。迫り方が大人しくなっていました、キスもしてるように見えなかったし。それにしても、内野さんのトートはやっぱり動きが細かくって見ていて楽しい♪指先の動きが本当にきれいで、じっと見ていたくなるんですが、それではもったいない。オペラグラスで見ていると彼の動きは全て見えるけど、そのオーラ全てが見えるわけではないというか・・・。肉眼で見ると細かいところが見えない、オペラグラスで見るとその存在感の大きさが見えない。もっと前のほうで、かぶりつきで見たくなるようなトートでした。そうすれば、あの存在感も、指や顔の表情をじっくり楽しめますから♪ お目当てその2は禅さんフランツ。出てきた瞬間、これまたびっくり。「あのきれいな人はだあれ?」(オンディーヌ)といった感じでした。し、しらない!私はあんなに若くてぴちぴちした禅さんなんて知らない!というか禅さんに見えないんですよ。ルドルフより若くってかっこいいし・・・。笑うとたまに私の知ってる禅さんらしく見えるんですが、特に1幕は「私の知らないきれいな人」になっていました。2幕もやっぱり「私の知らない人」だったのですが、年取った分落ち着きが出て、なんだかこちらまで落ち着いてしまいました(っていうか、やっぱり彼のジキル&ハイドが見てみたいと改めて思ったりなんだり・・・できれば5年以内に(←無茶))。あ、噂に聞いていた「悪夢」、圧巻でした。内野トートの存在感はさすがだし、動きが流麗で美しいし、禅さんフランツのまさに「死に物狂い」といった様子はまさに圧巻でしたし・・・。「目が足りない〜!」と思いながら二人を見ていました。いや〜、すごかったです。 今回、予想外によかったのが少年ルドルフの塩野くん。子役には「子供にしてはうまい」という子と「子役という括りで見たら申し訳ない」人といますが、彼は明らかに後者。もう、めちゃくちゃうまかった!声の通りが素晴らしくよく、音も外さないし、そのうえ本当に透き通ってるみたいにきれい。大きな声出しっぱなし〜、では無く、ちゃんと声に陰影がついてるし・・・・。いや〜、いいもの聞かせていただきました。 寿さんのゾフィー、いいですね〜♪まさに「宮廷でただ一人の男」。特に1幕にべたぼれしました。あれは逆らえない、あれじゃ無理。どすの聞いた低い声がめちゃめちゃ素敵でした。 パクさんのルドルフ、「韓国にはちゃんといい役者がいるじゃないか〜〜!!」と涙目になりそうになりました。いや、ほら、四季に来る韓国人の俳優はすごいことになってるから(涙)。伸びやかな声にうっとり聞き入っておりました。 あとね〜、オーケストラが感動的に素晴らしかった!某劇団のへっぽこテープを聞いた後だったので、ますます感動。そうよね、やっぱりミュージカルはこれよね(感涙)。 カーテンコールは1階席オールスタンディング!カーテンコールもいっぱいありました。最後にはエリザベートとトート二人でキスを客席に投げてくれたり、お互いの衣装のかげに隠れようとしたりしてじゃれておりました。かわいかったです。
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(2005/09/19(Mon) 01:33:50)
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ルーシー?
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本日、東宝エリザベート見てまいりました。 感想は現在鋭意製作中。
それはともかく、近頃帝劇に行くたびに見ているJ&Hのプロモーションビデオ。 私はこの作品、作品としては今まで見たミュージカルの中でJCSと並んで1番好きなんですが、東宝版の演出はなんか違うんですよね〜(ウィーン版が好き)。 何がいけないんだろうなとあれこれ考えてるんですが、今日、またひとつ発見。 ルーシーの衣装がかわいすぎる! なんつーか、彼女の貧しさが感じられないんです。 BWでもウィーンでももっとみすぼらしいかっこうしてたと思うんです。 ショーの衣装はそれなりにきれいでも、普通の服はぼろぼろで、数も少なそう。 それが彼女の境遇を理解する手助けになってた気がしたんです。 東宝版の「Someone like you」のときの衣装なんて、普通にかわいいもんなあ。 BWでもウィーンでもこのシーンではルーシーの貧しさと、彼女とジキルの住む世界の違いを感じさせたけど、東宝版では感じなかったなあ。 ということに、いまさらのように気付いたのでした。
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(2005/09/18(Sun) 23:25:12)
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明日は4年ぶりの内野トート♪
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明日は今期最初で最後の東宝版エリザベートを見に行ってきます。 譲ってもらったチケットなので、大切に、大切に見に行きたいです。 楽しみはなんといっても4年ぶりの内野トートと初めての禅さんフランツ♪ 去年、行くつもりでチケットを取ったのですが、色々あって行けなかったのです。 電飾もなくなったようですし、いやー、楽しみです。
で、楽しみついでにその4年前の感想が出てきたので転載。 ちょっとテンションがやばいですが、まだ若かったんで仕方ないと諦めてください(苦笑)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私、エリザベートが好きなんじゃなくて、内野トートが好きなのかも。 (内野さんもそこまで惹かれないし・・・・) 相変わらず、椅子からずり落ちそうな素晴らしい歌声もありましたが。 (そこでそう外すかぁ!と何度つっこんだか・・・・) とにかく、山口さんで見たときの欲求不満解消。 いいな、いいな。 歌はすんごかったですが(ええ、そりゃもう、ほんとに・・・・。唄ってて気分悪くならないかと思うほど)目のほうがほんとに満足しました♪ 山口さんだとこれがない。 ただし彼は歌がむちゃくちゃ上手いが・・・・。 内野閣下は、とにかくエリザに迫る迫る。 夏の時はぎりぎりって思うこともありましたが、今回完全にアウトってところが増えてました(爆) 手付きのあやしさときたらもう・・・・・。 「閣下、それ犯罪です!」とつっこむのが楽しくってね(さらに爆)。 何度思考回路が世界の彼方にぶっ飛んで、慌てて呼び戻したか知れません。 それにしても、ラストのあの衣装・・・・・。 衣装さんは内野さんが嫌いなんでしょうか? 足は短く見えるし、体は太く見えるし、(以下、このページの品位(あったんかい!)を保つために削除)。 あと少し、どうにかならなかったんでしょうか。 そりゃ、前回の通称「ももひき」よりはましだけど。 オペラグラスで覗きながら視線をはずすという器用なことをやらなくてはならなくなりました。 (今回、内野さんが舞台にいるときは例外なくオペラグラス装着) カーテンコールでも出てくるし・・・・・。 不満はこれと歌かな。(しつこい) 「微熱」では、下世話なつっこみもできましたし、満足です。(大間違い) ろくなこといってませんが、やはりきめ細やかな演技がたまらなく好きです。 あの空気を操るような雰囲気がたまんないんですよね〜♪ こないだ見たときはもうどーでもよかったけど、今日みたらまた行きたくなりました。 やはり、内野トートにほれてたんだ、自分。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−
あれ、私こんなに内野トート好きだったっけ? 我ながらちょっとびっくり。 この感想、今回はどんな風に変わるでしょうか? ミュージカルに出る役者さんは、歌はある程度歌えればいい、基本的には芝居重視というのが私の変わらぬ考え方ですが、ここ数年でその「ある程度」のレベルが爆発的に上がってるし(笑)。 さてはて・・・・?
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ミュージカルその他 | Link |
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(2005/09/17(Sat) 23:19:22)
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ウィーンのエリザベート
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といっても、私が見たのはもう2年近く前の話なのですが。 いまさら私なんかが言うのもあれなんですが、本当に面白くって、一目で気に入りました。 キャストのレベルが高いとか、オーケストラのレベルが信じられないくらい高いとか、前衛的な演出が面白いとか色々ありました。 でも、一番好きなのは話が分かりやすいこと。 あともうひとつは主人公のエリザベートが魅力的であること。 見たのが2回ともファーストキャストのMayaさんだったからかもしれませんが、私はウィーンのエリザベートがとても好きです。 彼女が目的としたのは「自分である」こと、それだけ。 義務を捨て、しがらみを捨て、そしてそのために「幸福」さえも捨ててしまった。 何もかも捨てて、それでも「自分」であろうとした姿は独善的で醜いと思うけれど、死ぬときにそのことを悔いず「自分は自分であった」と笑う姿はとても美しいと思う。 1幕はそうでもないんですが、2幕がとにかく好きです。 思ったとおりの人生にならず、それでも後悔したり振り返ったりせず、ただ顔を上げて前だけを見続ける。 その姿は哀れでもあり、やはり美しくもありました。 何が起ころうと「自分」であり続けようとした女性(もしくは人間)の物語。 物語には色々な事柄が盛り込まれているけど、メインはあくまでも彼女の生き様。 だからタイトルは彼女の名前。 言葉が分からないので理解できない点は多々ありましたが、東宝版を見て「分からない」と思ったことはずいぶんと解消されました。 そんなわけで、私は「分かりやすい」からウィーンのエリザベートが好きです。 あとは、エリザベートのそこそこ共感できるのが好き。 私はあまり舞台上の役に共感を求めないんですが、でもエリザベートの「自分であろうとした」という思いは、なんとなく分かります。 ウィーンのエリザベート、魅力的なところは沢山あります。 でも、私はその中でエリザベートが一番好き。 彼女に会いに、ウィーンまで行きたいと思う今日この頃です。
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欧州大陸側ミュージカル | Link |
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(2005/09/17(Sat) 23:08:39)
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こ、この怒り、どこにぶつければ!!
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GWの旅行時、ロンドンの某ドレスサークルでJ&HのDVDを購入。 リージョンALLなら買いでしょう。 本日、ようやく開封。 (下の日記書いたあとに何やってる、自分) DVD本体にはリージョン1と書いてありました・・・・。 (日本は通常、リージョン2のDVDしか再生できません・・・) こ、この怒り、どこにぶつければ・・・!!
うん、再生できるけどね、設定変えれば。 でも、回数制限があるから、気軽に出来ないんだよね。 気軽に見たいから買ったのに・・・(ビデオはもう持ってる)。
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CD&DVD | Link |
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(2005/09/17(Sat) 03:15:49)
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いまさら
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すみません、政治の話好きなんです(苦笑)。 ただ、今の自分の考えが浅いことはなんとなく気付いてます。 5年前の自分の考えは、そりゃもう、当時の自分の首を絞めたくなるほどひどいものですから、多分5年たったら今の自分に対して同じことを思うでしょう。 でも、今の政治は本当に面白いんで、目が離せないんですよ。 50年後くらいに振り返ってみたら面白いでしょうねえ(要約・今生きてる身にとっては辛い)。
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(2005/09/14(Wed) 00:37:39)
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選挙
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今日は投票所がいつもより混んでた気がします。 雨だったのにね。
さて、日本の政治がアレなのは自民党一党独裁政権期間が長すぎるせいだと思うのですが。 で、その自民党がアレなのは、野党がさらに輪をかけてアレだからいけないんじゃないかと、しみじみと思ったのでした。
今回、自民党勝ちすぎ。 正直、ここまで圧勝されると、党がどこだろうと空恐ろしくなります。 自民公明あわせたら、力押しで何でも出来ちゃう数ですから。 小選挙区制だとこういうことも起こるんですね。
ま、決まったものはあとからぐだぐだ言ってもしょうがない。 これは民主党に対する「No」ではあるけど、自民党に対する「Yes」ではないことを心に留めた上で「国民のため」に頑張っていただきたいです。 しかし、自民党云々はともかく、小泉さんは色々すごい。 採ってきた政策についての文句は山ほどあるし、郵政民営化についても諸手を上げて賛成と言うわけではないが、すごいと思う。 郵政民営化法案が通らなければ解散と言い、実際解散し、造反議員を許さず、解散前より圧倒的に多くの議席を確保する。 いや、すごいわ、これ。
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(2005/09/12(Mon) 02:24:45)
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アスペクツ・オブ・ラブ(2005/09/10)
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行ってきましたー! あれやこれや文句はありましたが、楽しかったです。いや、やっぱりミュージカルっていいですね♪(←この台詞、6月末に見たオペラ座で思って以来だ・・・) この作品、私は「共感」を全く求めてません。ただ、美しい音楽と、美しい役者さんたちが織り成す美しい、現実にはありえない世界を見て、空気に浸って楽しむだけ。そういう「浸る」作品なんで、生オケじゃないのは痛かった・・・・。生オケじゃないですよね、アレ。音楽が平面的で、たまに現実に帰ってしまいました。この作品は、私が始めて「生オケってテープと全然違う、いいじゃん!」と初めて思った作品なんで、思い入れはあります。 あと、雰囲気がちょっと庶民的になってたのも気になりました。なんだろ、なんか「普通」だったんですよね。 名古屋に遠征したときから気になっていたのですが、バックに出てる風景映像邪魔ー!役者さんの演技と小道具で十分想像できるのに、本当にもったいない。別荘のシーンなんて、私が想像力を駆使してこの世のものと思えないくらい美しい風景をまぶたの裏に描いてるのに、目に見えるのはやけに安っぽい風景画だし・・・・。せっかく実力のある役者さんがそろってるのだから、彼らの力を信じて欲しかったです。 あと・・・古い作品だから仕方ないんでしょうか、暗転多いよ。M!ほどではありませんが、それでも多い。効果的に使われているところもありましたが、「はーやれやれ」と正気に返ってしまうこともありました。もうちょっとすっきりまとめられそうな気はするんですけどねえ。
以上、致命傷になりそうな部分でした。全体的には、最初に言ったとおり満足しました。これはもうちょっと涼しくなってから、ちょっとお洒落してソワレに行きたくなるような作品ですね。しっとりとした雰囲気が、なんとも上品で、たまりません。全体の雰囲気を色で表すなら、ちょっとピンクのかかったような薄い紫色。靄のかかったようなあいまいさがなんとも不安定で、それでいて上品で美しい。相変わらず芳醇な香りの漂う作品で、その空気に酔って帰ってきました。 初めて見たとき、私は1幕のアレックスと同年代でした。今はジュリエッタと同年代くらいかしら?17歳に向かって「若者にはありがちなことよ」と言えるくらいの年にはなりました(笑)。作品の印象も、ちょっとだけ変わりました。年を一つ一つ重ね、思い出を一つ一つ重ねていくことの大切さ、その美しさ。そのときは辛かったり苦しかったりするかもしれないけれど、やがてそれはかけがえの無い思い出に昇華していく・・・。2幕の冒頭にもそれは感じましたが、やはり顕著なのはジョージとジェニーのダンスのシーン、それからジョージの葬儀のシーン。色々な思い出の積み重なった人生って、大して思い出の積み重なってない人生より美しいですねえ。やっぱり素敵だわ、ジョージ・・・。 この物語、話を突っ込むと「これだから欧州の人間は・・・」と頭を抱えたくなるようなことが色々とあります(笑)。ヒューゴは「それだけの人」だし(←これを理解するまでかなりかかった10代のころの私・・・・)。ジョージが本当に愛していたのはディリアだけというのが母親の言ですが、それは今回確かに感じることが出来ました。もしくは、ディリアとジェニーだけ。ジュリエッタとローズに向けられた感情は確かに違うものだけど、それは両方とも「恋」ではあるかもしれないけど、「愛」ではない。今回の観劇でつくづくそれを感じました。あと、アレックスはジュリエッタを愛していないんじゃないかなというのも、ちょっと感じました。ジェニーが「愛しているの、この私よりも」と問いかけて、彼は応えなかった。それはもしかしたら「愛してないから」というのもあるんじゃないかなと。アレックスとジュリエッタをつないでるものって、「愛」じゃないんじゃないかなと。この辺は、まだ分からないんですけどね、ほら、私まだ若いし(笑)。また、年を重ねてから見たら、別の発見がありそうです。 これは別に今回発見したことではないのですが。アレックスのジェニーへの思いは、本人に対する思いと、ローズ、およびジョージに対する復讐が混じった複雑なもの。葬儀のシーンで彼はジェニーに踊ろうと誘いかけるが、これは自分とジョージどちらを取るか選ばせている。結局ジェニーはジョージを選んだ。ここでジェニーがアレックスと踊ったら、物語は別の方向へ収束したのではないかと思います。ラスト、アレックスがローズの手を振り払ったのは彼女を愛していないからでは無く、もうこれ以上彼女に人生を狂わされたくないという思いと、彼女に対する復讐からくるもの。多分、ジョージがディリアしか愛していなかったのと同様、彼もローズ以外を愛することは無いのではないだろうか。ところでアレックスに振り払われたローズ、名古屋では「アレックスを引き止めようとする娘の行動を阻止した」ように見えたが、今回は「傷ついたもの同士が抱き合っている」ように見えました。 まだまだこの作品に対しては思うところもあるけど、とりあえずこんなところで。この作品、ロイドウェバーの作品の中ではJCSの次に好きなんで、思い入れはいっぱいあります。万人受けする作品ではないと思いますけどね。(初めてミュージカルを見る人と、18歳以下には薦めない(笑))
知寿さんのローズ、相変わらず若くって細くって美しい・・・・。歌もうまいし、踊り狂う姿も美しい。やはり素敵な女優さんです。愛しているのはジョージだけれど、アレックスも特別な人である・・・というのが見ていると自然に分かるローズでした。静かに押えたように歌う「anything but lonely」も良かったし・・・。すみません「見れば分かる!」としか言いようがありません。 石丸さんのアレックス。若いときは若くってぴちぴちでかわいかったです。若さに磨きがかかってないかしら?当然後半は渋みと落ち着きがあってまた素晴らしく・・・・。普通の人が着たら野暮ったく見える服を着てもかっこいいのはずるいです。押えた演技の向こうになんとも上品な色気があって・・・やっぱり素敵です。 光枝さんのジョージ。野暮ったい格好をしていてもかっこよく見えてしまう不思議な人。いい年してるのに、ジュリエッタともローズとも恋人というか、とにかく親子でない、色気を持った危うげな関係に見えるところがとても素敵。相変わらず、ジュリエッタやローズがうらやましくなる、素敵な紳士でした。1幕の後半、3人そろってるところが特に好き。あのありえない人がそろってる妖しさと危うさが、なんとも色っぽくて素敵。 大鳥さんのジュリエッタ、なかなか知的な美人です。ジョージと話しているところなんて、なんとも色っぽくて素敵でした。1幕冒頭は、あまりぴんとこなかったのですが、1幕後半はその美しさとかっこよさにうっとり。葬儀のシーンもかっこよく決めてくれました。どうでもいいのですが、このシーンの歌詞、素敵ですよね〜。 ジェニー・・・子供に見えなかった!あのがりがりの足は子供に見せるのにはちょうどいいのに、なんだか子供を気取ってる大人に見えてしまいました。その代わり、2年成長するところはよかった。「この年頃にとって2年って大きいよね〜」としみじみ思いました。「傷つきやすいのに無鉄砲」(ある本で読んだ、お気に入りの言葉♪)という言葉を実感させられるジェニーでした。うーん、後半のほうが子供っぽく見せようとするいやらしさが消えた分、幼く見えてたかも。 喜納さんのマルセル。すみません、彼についてはファンなんで「きゃー、喜納さんお久しぶりー、元気だったー!?」という感じで、冷静なことは考えられず(苦笑)。あの、一番のローズの信奉者であるところがやっぱりいいですねえ。ローズと並んでいても、妖しげな色気が無いところが素敵です。 鈴木ヒューゴ・・・いたようないなかったような・・・・。うん、かっこよかったですけどね、それだけ。どうでもいいですが、ヒューゴが存在することを許されてるあたりが、ジョージの関心がローズからジェニーに移ってる証と取れなくも無いんじゃないかしら。まあ、そんなところで。
生オケだったらもう一回行ったんですけど、テープ音楽はがっくりさせられることが多かったので、次はちょっと微妙。でも、沢木さんのジョージは見たいので、そのころあいを見計らってもう一度いくかもしれません。 そういえば、原作、復刊されていたんですね。日付を見たら去年じゃないですか!全く気付きませんでした。うれしかったので即購入。以前は絶版で、私は図書館で借りて読んでたんです。で久しぶりに読んでるのですが・・・ほんとにこれ読んだのか10代の自分、って言うか電車の中で読むな今の自分(笑)。なんかもう、色々すごいことになってます。いや〜、やっぱりすごいですねえ、欧州の人たちって・・・・。
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劇団四季全般 | Link |
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(2005/09/11(Sun) 03:27:11)
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疲れた・・・・
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「もしかして、今暇?こっちちょっと火がついちゃったから手伝って。プログラムひとつと単体テストふたつお願い(ふた開けてみたらプログラムふたつと単体テストふたつ)。仕様書は一応あるけど、まだ未完成だから。こっちは現地でテストやってるから、分からないことがあったら電話してきてね。あ、今までやってた作業のほうの納期は変わらないから。それじゃ!」 ↑月曜日、こんな感じでした。 おかげさまで、また地獄に逆戻りです。 ってか、余裕があった本来の業務のほうにまで火がつきそうです、助けて・・・。 明日は仕事行って、四季劇場行って、仕事行きます。 こういうとき、職場と劇場が近いと便利です。
でも、忙しい忙しい言ってるけど、このプロジェクトのリーダーに比べたら、まだ私は暇です。 その人、三週連続休み無し、一月のうち、会社に来なかったのは1日だけですから(しかも、1日徹夜してる)。 一月のうちに5日も休んじゃった私なんて、まだまだ平気だなとしみじみ思います。 あと一月、がんばります。
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日記 | Link |
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(2005/09/10(Sat) 01:02:33)
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日記
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月初めから、ちょっと暇な仕事をやっていました。 暇なことがばれて、忙しいところにヘルプとして借り出されました・・・・。 あっという間に終電生活に逆戻りでございます・・・・。 早く人間に戻りたいな〜♪ (っていうか、メール書かせてくれーー!!遅れててごめんなさい・・・)
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日記 | Link |
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(2005/09/06(Tue) 00:56:13)
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日記
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ブログを秋風にしたいけど、部屋の片づけが終わらないんでどうしようもありません・・・・。 誰かどうにかして、このカオス・・・・。
渋谷のタワーレコードに行ったら、三銃士のCD(ベルリン)がありました。 3000円以下だったら買おうと思ったので、早速購入(2510円)。 ちなみにこのCD、アルファベット順、「T」のところに並んでます。 購入される方はご注意を。
詳しい感想は後回しにしますが、これ、なかなかいいです♪ この作品、やっぱり音楽だけはいいですね〜。 本当にかっこいいので、うっとり聞き惚れてました。 ついでにオランダ版のCDをちらちら見ていたんですが、もしかして曲順その他違ったりするのかしら?? これは後々DVD見ながらゆっくり比べたいです。
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日記 | Link |
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(2005/09/05(Mon) 01:46:52)
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民主党はどこへ行く・・・
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15時間ほど寝て、なんとなく復活しました、こんにちは。
選挙関連の話題は控えようとは思ってるんですが・・・これはあまりにやばすぎるんで一点だけ。 民主党の沖縄ビジョンについて。 上記のサイト、もしくは民主党のマニフェストをご覧ください。
「沖縄がアメリカから日本に返還されたのはおかしい」と言う中国。 「沖縄に3千万の外国人を長期ステイさせる」という民主党。 密接にリンクしてると思うのは気のせいでしょうかねえ。 自民党は自民党でやばいですが、正直、民主党のこのやばさには到底かなわないと思う今日この頃・・・・。 沖縄は日本のもの、日本は日本人のものと思われる方はご一読を。 日本は中国の属国と思われる方は、まあ、読まなくていいですが。
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(2005/09/03(Sat) 14:56:50)
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早く人間に戻りたいな〜♪
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ええと、地獄の8月は終わりました。 人間ほとんど寝なくっても、14時間以上仕事してる日が続いても意外と平気なのね〜と思ってたんですが、気力で持ってるだけでした。 仕事は暇になったのですが、とにかく眠くって眠くって何にも出来ません。 人間に戻れるまでもうしばしお待ちください。
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(2005/09/01(Thu) 23:25:09)
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